DIVE INTO CODE

2020年02月19日

企業研究するときに何をどう見れば良いの?

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就職・転職活動で、より良い会社を見つけるためにぜひやっておきたい企業研究。でも企業研究ってどこから手をつけたら良いのか、何を調べれば良いのかわからない。インターネットで情報を集めるだけで終わってしまっている。そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな企業研究の押さえておきたいポイントについて、プログラミングスクールDIVE INTO CODE 代表の野呂がお話します。

【こんな方におすすめ】
・就職活動や転職活動で自分に合った会社を見つけたい方
・企業研究といっても何をすれば良いのかわからない方
・企業研究がネットで会社の情報を集めるだけで終わってしまっている方

【目次】
1.まず自分がどうなりたいのか
2.ビジネスモデルを見る
3.まとめ

■話し手
DIVE INTO CODE 代表 野呂 浩良
■聞き手
StartGate 永田 拓也

まず自分がどうなりたいのか

就職活動のときにも悩んだのですけど、転職活動のときに自分が経験した業界のことは知っていても、他の業界の企業を調べるというのはどうやってやるのだろうと思うのですが、そこをぜひ伺いたいです。

私だったら、
・その業界がどういう業界なのか
・その企業がどういうビジネスをしているのか
・顧客は誰なのか
・仕入先はどこなのか

というのを調べます。

なるほど。多くの企業研究では、市場規模だとか「業種でいうとこういう仕事をするよ」というのが多くなると思うんですけど。

そうですよね。私の場合だと、市場規模は、会社が存在してある程度マーケットがあれば気にしないですね。マーケットが4000億だろうが3兆だろうが、個人の自分からしたら大した違いはなくて。起業してビジネスをやろうとするのであれば影響は大きいですが、働く身として考えたら大して違いはないと思うんですよね。マーケットが大きいから給料が多いかといえば、そうでもなかったりしますし。

『業界地図』とか見ると「急成長中の業界」というのがありますけど、結局そこが自分と合うかどうかは別ですもんね。

そうですね。
企業研究するときに「自分がどんな会社に入ってどうなりたいのか」というのに合わせて、「それができそうなのか見る」というのを1番した方が良いのではないかと思います。世の中に出ている統計情報は『四季報』とか『業界地図』とか見るとだいたいわかるので、そこから入るのは良いと思いますが、それだけで企業研究というのはちょっと違いますよね。関係者に聞かないとわからないこともあると思いますし。

野呂さんがもし転職することになったら(笑)どういう企業研究をしますか?

まず統計情報は見ます。自分がどういうふうに働きたいのかというのを設定して、それに合っていそうな業界や企業を探します。
例えばデータサイエンティストとして働きたいのであれば、どこだったらデータを大量に持っていて、おもしろそうなことができそうなのかを考えます。そして、商社とかIT業界とかインターネット通販の業界とか、マーケットが伸びているところを見て、「ここはデータをいろいろ持っていそうだな」と感じたら、その会社を調べに行くということをやっていきます。

まず自分が目指したい方向をある程度決めた上で、それに沿った業界を調べていくということですね。

はい。これから先の未来も考えて「伸び」は気にしますけど、業界の全体の伸びはあまり参考にせず、「その会社がどういうふうに成長しようとしているのか」を見て、それに共感できると思ったらそこに行くという感じですね。

ビジネスモデルを見る

ちなみにビジネスモデルって、業界によって違ったり、同じ業界の中でも会社によって違ったりすると思うんですが、それは意外と見ない人が多い気がします。結構重要じゃないかと思うのですが。

そうですね、ビジネスモデルは大事だと思います。私だったら見ますが、一般の方はビジネスモデルの見方がわからないんじゃないでしょうか。

そうかもしれません。

ビジネスモデルって抽象的なものにしか捉えられなくて。顧客が誰で取引先が誰で、その中でどういうふうにビジネスをマネタイズしていくか。そんな言葉を使いこなせる人って意外と多くないと思うんです。それでもビジネスモデルを書いてみるというのは企業研究では大事だと思います。

個人的には、「ビジネスモデルによって自分に合う合わないが結構出てくるんじゃないかな」と思っています。
特にビジネスモデルを見る上で重要なポイントってありますか?ビジネスモデルを見たことがない人に向けて。

そうですね…。誰が顧客で、どういうふうに提供していて、その顧客からどうお金をいただくのか、そこでしょうか。
顧客とその提供しているものの流れ、モノとかサービスとか。どこでお金をいただいているのか。まずそこを考えてみると良いんじゃないでしょうか。「ありがとうございました」っていうタイミングってどこなんだろうって。

お金をもらっている先に対して価値提供していかないといけないんですが、よくあるのが、人材紹介とかだと面談者に向き合いたいというのはあると思うんですけど、やっぱり企業様からお金をもらっているし、「どっちを向くんだ」というのは永遠のテーマだったりすると思います。もちろん人材紹介が悪いというわけではないんですが、どこに対して価値提供するのかは僕は考えた方が良いと思いますね。

そうですよね。「人材紹介ってあれに似ているな」と聞いていて思いました。学校のクラスメイトで仲良くしている2人がいるんだけど、2人があれこれ言ってきて、2人の仲を取り持つために間に入って話をするんだけど、あっちにはこう言って、こっちにはああ言って。その役割って必要なんだけど、永遠に解決できないという。

もどかしいですね(笑)そうなっちゃうのは仕方ないですけどね。

それをある程度納得して入社した方が良いと思いますね。そういうものだとわからずに入ってしまうと、「もう嫌だ!」となってしまいそうです。

そういう意味でも、業界の仕事の魅力だけでなく会社のビジネスモデルとか、「ビジネスモデルの中に自分が組み込まれたらどうなるんだろう」というところまで考えられたらギャップが少なくなりそうですね。
そこまでできたら、会社のHPなどから個別に情報収集をして、「もっとここを知りたいな」と思う会社があれば細かく聞いていくというのが良さそうですね。

そう思います。それをした上で、自分がどういう働き方になりそうかということを想像すると、ある程度わかりますよね。それを考えておくことが大事だと思います。「何かあったときにこういう判断になる」という価値観がズレていると辞めるきっかけになりますので。

企業研究をされる方は、ぜひこの記事を参考にしていただければと思います。ありがとうございました。

まとめ

・まず自分がどういうふうに働きたいのか、どんな会社に入ってどうなりたいのかを設定する。そしてそれに合っていそうな業界や企業を探す。
・『四季報』や『業界地図』などの統計情報も参考にする。
・「誰が顧客で、どういうふうに提供していて、その顧客からどうお金をいただくのか」というビジネスモデルを書いてみる。
・そのビジネスモデルの中に自分が組み込まれたら、どういう働き方になりそうか考えてみる。

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