ディープロ
2019年12月27日面接にこぎつける方法には何があるの?
転職活動では、まず会社の採用担当の人と会わないと始まりません。そこまで行くルートにはどんなものがあるのか?採用担当者に簡単に会えるルートや、楽な裏道が実はあったりするのではないか?そんな疑問にお答えします。
転職活動では、まず会社の採用担当の人と会わないと始まりません。そこまで行くルートにはどんなものがあるのか?採用担当者に簡単に会えるルートや、楽な裏道が実はあったりするのではないか?そんな疑問にお答えします。
【こんな方におすすめ】
・面接に進むにはどんなルートがあるのか知りたい方
・自分の知らないルートや楽なルートがあるのではないかと思っている方
【目次】
1.まずは正規ルートから
2.正規でないルートとは?
3.戦略的に行動しよう
4.まとめ
■話し手
ディープロ 代表 野呂 浩良
■聞き手
StartGate 永田 拓也
まずは正規ルートから
「面接にこぎつける方法には何があるの?」というテーマでお話するにあたり、前半は「会社は特定できていて、その会社の面接にこぎつけたいんだけど、どうしたら良いのか」、後半は「目当ての会社はまだ見つかっていないんだけど、自分に合いそうな会社と知り合って面接まで進むにはどうすれば良いのか」についてお話をしたいと思います。
まずは、「会社は特定できていて、その会社の面接にこぎつけたいんだけど、どうしたら良いのか」
について、お話を伺います。
面接にこぎつける方法には、王道から例外的なものまであると思います。
いわゆる王道は、採用ページや転職エージェントを通して、正規のルートから申し込むことですね。履歴書や職務経歴書を送ってエントリーすることになります。
あとは転職イベントもありますね。
そうですね。
正直、正規ルートで申し込んだけれど会社から良い返事が来なかった人が、別のルートで行ってみてもろくなことにならない
と思います。
(笑)
正規だけあって、ちゃんと見てますよね。
可能性が0とは言いませんが、低いとは思います。
正規でないルートとは?
正規ルート以外では、その会社がやっている勉強会に参加してみるとか。採用とは関係なさそうなんだけど、行ってみて中の人と話してみたら「そういえば、こういう人を募集してるみたいよ」という話が出たりとか。そういうのはあり得ますよね。
そうですね。でもなぜ正規ルートではなく、そこから入りたいのかが気になるところではありますけど。
私の考えでは面接にこぎつけられる可能性は正規ルートで8割、残りが2割ですね。
残りの2割というのは何かというと、そこの社員と知り合って仲良くなって、社員の人が社内で推薦してくれて、いわゆるリファラル採用
ということでちょっと会ってみるかという流れです。
ありそうですよね。そもそも推薦してもらえるだけの技術力があったら、一次面接は受かりますよね。正規ルートでない方が逆に難易度が高い気がします。
そう、難易度が高いんです。「知り合って仲良くなる」ことだけでも通常の面接よりも難易度が高いはず。だから面接にこぎつけるためには王道の採用ルートから行った方が良いです。
もしかすると、正規ルートから行かないというのは「履歴書のような紙面で判断されたくない」という思いがあるからかもしれないですね。
でもむしろ「会いたくなるような職務経歴書を書きましょう」ということなんですね。
そうです。
Wantedlyなどで「カジュアル面談」ってありますけど、会社から見れば「面接」
なんですよ。応募者からしてみたら「カジュアル面談だからいつもよりハードル低く会えてラッキー」と思うかもしれませんが、全然違いますから。
ランチ会とかでも、すごく見られてますからね(笑)
書類選考の分のハードルがちょっと下がるというのはありますけど、結局は正規ルートと同じで選考されています。
戦略的に行動しよう
次に、「特にこの会社が良いっていうのはないんだけど、良い会社があったら入りたいんだよね」
という方は、どうしたらいいでしょうか。
エンジニアだったら、勉強会やカンファレンスに行くのが良いと思います。そこに来ている人たちと話をしてみるんです。「どんなことをやってるんですか?」と聞いてみたりとか。直接話すことで、その人の会社が自分と合いそうかどうかを感じることができると思うんですよね。
そんなとき、まず自分の軸がしっかりしていないと、単に「いいな」という感覚だけで終わってしまう。それはもったいない気がします。
そうですね。戦略がない考え方、「何か裏口ルートない?」と楽したい考え方、そういう思考で行くのは良くないですよ。
正規ルート以外のコネクションを作るとか、「実は勉強会に参加してたんですよ」とアピールしてすごく熱心だと思わせたりだとか、そういう方法は現実的に有効なので、それは戦略的にやるべきなんですけど。
それでご縁があってつながって、会社について知ることで、「こんな会社があるんだ」と気づくことはいっぱいあります。面接にこぎつけるというよりも、新しい会社やそこで働く人と知り合うために、いろいろやってみるのが良いと思います。
まずは正規ルートから行くことを前提に、勉強会に参加して情報収集をしたり、「なぜこの会社を良いと思ったのか」ということを自分軸と照らし合わせて振り返ったりしつつ、コネクションを作った方からの推薦というのは「あればいいな」というくらいに考えておいた方が良いのかな…という感じですね。
そう思います。そして行動は大事なのでいろいろ行動しましょう。
楽をするためではなく、より確実性を高めるために面接にこぎつける方法を考えましょう。
皆さん、ぜひ頑張ってください!
まとめ
就職・転職活動に楽な裏道はありません。会社のことを知る方法、自分のことを会社にアピールできる方法を戦略的に考えて行動しましょう!
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