ディープロ
2019年11月24日効率的な仕事の進め方:「自由度が高い、こなすような仕事」の場合
ディープロの代表の野呂が「効率的な仕事の進め方」をテーマにたっぷりと語らせていただく本企画。今回は、4つの仕事のタイプの中から「自由度が高い、こなすような仕事」について、効率化の考え方などをより詳しくお話していきます。
目次
「自由度が高い、こなすような仕事」の効率化
「自由度が高い、こなすような仕事」は「スキマ時間の活用」で効率化
スキマ時間は1日あたり1~3時間
スキマ時間の活用において大事なこと
野呂がおすすめするスキマ時間の使い方
まとめ
「もっと効率的に仕事を進めたい!」とお悩みの方に対して、ディープロの代表の野呂が「効率的な仕事の進め方」をテーマにたっぷりと語らせていただく本企画。今回は、4つの仕事のタイプの中から「自由度が高い、こなすような仕事」について、効率化の考え方などをより詳しくお話していきます。
【こんな方におすすめ】
・もっと効率的に仕事を進めたいと考えている方
・仕事への取り組み方に悩みを持っている方
・スキマ時間の活用方法について知りたい方
【目次】
1.「自由度が高い、こなすような仕事」の効率化
・「自由度が高い、こなすような仕事」は「スキマ時間の活用」で効率化
・スキマ時間は1日あたり1~3時間
・スキマ時間の活用において大事なこと
2.野呂がおすすめするスキマ時間の使い方
3.まとめ
■話し手
ディープロ 代表 野呂 浩良
■聞き手
StartGate 永田 拓也
「自由度が高い、こなすような仕事」の効率化
「自由度が高い、こなすような仕事」は「スキマ時間の活用」で効率化
以前「効率的な仕事の進め方とは」という記事で「拘束される、頭を使って考える仕事」「拘束される、こなすような仕事」「自由度が高い、こなすような仕事」「自由度が高い、頭を使って考える仕事」という4タイプの仕事別に、それぞれ効率化の考え方についてお話いただきました。
今回は、この中の③の「自由度が高い、こなすような仕事」について、効率化の考え方などをより詳しく教えていただきたいと思います。
分かりました。「自由度が高い、こなすような仕事」の効率化とは、すなわち「スキマ時間の活用」と言い換えることができます。
スキマ時間の活用は最近、注目のトピックスですよね。特にスマートフォンが普及したことで、スキマ時間を埋めるためのさまざまな選択肢が登場していますから。
仰るとおりですね。今回は、「スキマ時間をいかに活用してマネーを生み出すか?」ということをテーマとしてお話していきましょう。お話いただいたとおり、日本にはスキマ時間を埋めるための魅力的なコンテンツがたくさんあります。スマホのアプリもそうですし、テレビやゲームもそうです。「そういった誘惑がたくさんある中で、あなたはスキマ時間をどう活用しますか?」というメッセージをお伝えしようと思います。
お願いします!
スキマ時間は1日あたり1~3時間
まず、私が長年、自分が何に時間を使っているのかを自ら計測した結果、スキマ時間は1日あたり1~3時間ある
ことが分かりました。具体的には通勤や外回りなどの「移動時間」が多かったです。永田さんは移動時間、何をされていますか?
やっぱりスマホをいじっていることが多いですね。ニュースアプリを開いておもしろそうな記事を読んだりなど、です。
それは選択肢として「有り」だと思います。世間話のネタとして時事ネタを集めたいなどの目的さえあれば、有意義な時間の使い方だといえるでしょう。
「目的を設定できれば有意義な時間の使い方になる」ということですか。それはスマホいじりに限った話じゃなさそうですね!
私の場合は、通勤時間をさまざまな目的のための時間として活用していました。例えば「情報収集」を目的とすれば、通勤時間は「情報収集の時間」に変わる
訳です。他にも、思考を整理することであったり、メールチェックであったり、あるいは商談相手の情報をインプットすることなど。このように、目的はさまざまなものが設定できるので、スキマ時間の活用方法は自分次第なんです。
スキマ時間の活用において大事なこと
スキマ時間の活用は大事なことだと分かっていても、実際にやろうとすると、自由度が高い分、かなり難しそうですよね。どのように取り組めば良いのでしょうか?
大事なことは、目的の先にある大きな目標を意識することだと思います。「会社の中でどのような存在になりたいのか?」「仕事でどのような成果を出したいのか?」あるいは「早く帰りたい!」なんていうのも目標になり得ます。その場合は、スキマ時間を事務作業の時間に変えてしまえば、その目標を達成できますよね。
スキマ時間とはいえ、1~3時間というのはかなり大きな時間ですし、この時間の使い方によって、数年後、数十年後の未来が大きく変わりそうですね。とはいえ、特に通勤時間は「この時間くらいはゆっくり休もう」などと思ってしまうのが正直なところですが…。
それでも良いんですよ。その場合は「しっかり休む」ことが目的になります。もちろん、「リフレッシュする」ことを目的としてゲームをするのだって良いと思います。大事なことは、しっかり目的を設定して過ごすことです。自分が明確な意図を持って行なった行動は、必ず何らかの形でプラスになるはず
です。
野呂がおすすめするスキマ時間の使い方
ちなみに、野呂さんがおすすめするスキマ時間の使い方はありますか?特に、若手の人材に向けてぜひアドバイスをお願いします。
ひとつおすすめなのは「用語を調べて理解する」という時間の使い方です。ビジネス用語とか、マーケティング用語、業界用語など。それら用語を調べてみると、用語の意味だけではなく、その用語が使われる状況なども分かるはずです。すると、そこからまた派生して別の用語などを調べたくなるんです。そうやって好奇心を持って調べていき、知識を深めることができる訳です。
意外と、調べる作業っておもしろいんですよね。
そう、調べる作業というのはおもしろいんです!Wikipediaを見ているといつの間にか時間が過ぎていた経験って、結構多くの人があるはずですよね。加えていえば、「調べる」という作業を繰り返すことで、自分なりの情報の調べ方のノウハウが積み上げられていく
ので、それもまた自分の財産になるはずです。
なるほど、確かにそれは若手の人材にとっては大事なスキルですね。
そうです。情報量の多さ、引き出しの多さというのは、武器なんです。ミーティングや商談などで話題に出たワードに対して、瞬発力を持って反応できるようになりますし、物事を紐付けて考えることができるようになるので、思考の幅が大きく広がります。最近、私はアフリカ展開の文脈からアフリカ各国に興味を持ち、よくWikipediaで調べています。国と経済の隆盛、紛争の相関、代表は何をどう決断しどう評価されたのかなど知識の幅が限りなく増え、興味が尽きません。
そう考えると、若手の人材だけではなくて、いろいろな世代の人材に有効だと言えますね!ぜひ、試していただきたいですね。私も自分で挑戦してみます!
まとめ
・「自由度が高い、こなすような仕事」の効率化とは、「スキマ時間の活用」と言い換えることができる
・スキマ時間は1日あたり1~3時間ある。さまざまな目的のための時間として活用しよう
・おすすめのスキマ時間活用は「用語を調べて理解する」という使い方。情報量の多さ、引き出しの多さは武器になる
今回ご紹介した以外のタイプごとの仕事の効率化及びエネルギーチャージの仕方については、下記の記事でそれぞれ詳しく解説しております。
■「効率的な仕事の進め方とは」の記事はこちら
■「効率的な仕事の進め方:『拘束される、頭を使って考える仕事』の場合」の記事はこちら
■「効率的な仕事の進め方:『拘束される、こなすような仕事』の場合」の記事はこちら
■「効率的な仕事の進め方:『自由度が高い、頭を使って考える仕事』の場合」の記事はこちら
■「効率的な仕事の進め方:エネルギーチャージの方法」の記事はこちら