DIVE INTO CODE

2019年11月18日

インターンシップは就職活動に有効?

近年、日本の就職活動では「インターンシップ」が多く活用されるようになりました。最近では、社会人向けのインターンシップも登場しているという話ですが、そもそもインターンシップに参加することは、就職活動においては有効なのでしょうか?

【こんな方におすすめ】
・インターンシップに参加すべきか迷っている方
・インターンシップに参加しているが、意味があるのかどうか不安がある方
・インターンシップに参加したいけど、選び方が分からない方

【目次】
1.インターンシップは就職活動に有効か?
 ・インターンシップは就職活動に有効
 ・社会人向けインターンシップの実状
2.インターンシップが有効な理由
3.インターンシップ先を選ぶ際に気をつけること
4.まとめ

■話し手
DIVE INTO CODE 代表 野呂 浩良
■聞き手
StartGate 永田 拓也

インターンシップは就職活動に有効か?

インターンシップは就職活動に有効

今回は、「インターンシップは就職活動に有効?」というテーマでお話をお聞きしたいと思います。インターンシップといえば学生がするものだという風潮が日本では強いですが、社会人向けのインターンシップもあると聞きます。野呂さん、いかがでしょうか?

インターンシップに参加することは、とても有効だと思います。インターンシップと言っても日本では2種類あって、ひとつが「長期インターン」と呼ばれるもの。これは時給を貰って働くものなので、いわゆるアルバイトですね。もうひとつが、無給だけど職場体験ができるような形のインターンシップです。こちらが本来のインターンシップの意味に近いですね。

一言でインターンシップといっても、2つの種類がある訳ですね。

そうです。長期インターンの場合は、雇用契約を締結して、その会社の仕事をします。多くの場合、上司から命令を受けて仕事をしますね。後者の場合は雇用契約は締結しません。作業をすることもありますが、基本的にはすべて自主性に任せられています。この2種類のインターンシップ、どちらも有効だと思います。

社会人向けインターンシップの実状

インターンシップがどういった意味で有効なのかを説明する前に、ひとつお話しておきたいことがあります。それは、冒頭でお話いただいた社会人向けのインターンシップは、現時点では数がそれほど多くないという点です。特にエンジニアのインターンシップはほとんどありません。

たしかに、実際に社会人向けのインターンシップをやっているという話は聞いたことありませんね。面接をして「ちょっと職場を見てみますか」くらいの話はありますが。海外では社会人向けのインターンシップも普及しているのに、なぜ日本では少ないのでしょうか?

日本では「インターンシップは学生を早期に囲い込むためのもの」という認識が一般化しているんだと思います。また、社会人向けのインターンシップがうまくいった事例がまだ多くないのも理由かもしれません。

会社側からしたら、社会人向けのインターンシップは余計な工数がかかるだけという認識を持っているのかもしれませんね。

加えて言えば、海外は宗教も文化も人種も価値観も異なる人々が一緒に働くことが多いですよね。なので、インターンシップを通じて仕事の内容をお互いによく確認することが大事な意味を持っています。その点、日本は「郷に入っては郷に従え」という考え方、いわば「会社に入ったなら会社に従え」という考え方が浸透していますから、その必要性がありません。こういった考え方の違いも理由なのでしょう。

インターンシップが有効な理由

インターンシップがどういった意味で有効なのかを教えてください!

職場で体験することで、その会社での働くスタンスを知ることができるという意味で有効です。それにより、「自分がついていけるのか?」「今の自分に足りていないものは何か?」といったことを明確にできます。入社前のイメージと入社後の実際のスタンスとのギャップをあらかじめ知ることで、「考えていたのと違った」などの理由での離職を防げますし、より早い段階で会社にコミットメントするための学びを始めることができます。

逆に考えると、そういった経験をしないままに入社することって、実はリスクがある訳ですね。

そうです。「こういう世界で仕事がしたい!」という気持ちを持っている人であれば、早い段階で実際の働くスタンスを知ることは大きな意味がありますし、まだそういった気持ちを持っていない人であっても、視野を広げるという意味でやはり価値があります。

自分の視野を広げられるというのは大きなメリットですよね。

そうです。実質はアルバイトのインターンシップであったとしても、実際に会社の事務所でオフィスワークをするようなものであれば、視野を広げるなどのメリットを得られるでしょう。

実質アルバイトのようなものも多くある中で、そういった経験ができるインターンシップもきちんとありますからね。よく探して検討してみることが大事ですね。

仰るとおりです。ただし、繰り返しになりますが、社会人向けのインターンシップは本当に数が限られます。インターンシップをすることの是非も含めて、よく考えて行動することが大事です。

インターンシップ先を選ぶ際に気をつけること

インターンシップ先を選ぶ際に気をつけてほしいことがあります。それは、日本のインターンシップは採用に直結していることが多いということです。そもそも、入社する意欲がなければインターンシップも受けられない、という会社もあるので、その辺りのこともよく考えて、インターンシップ先を決めることがとても大事です。

「体験がしたいです!」という気持ちだけで受け入れてくれる会社はそんなに多くないということですね。たしかに、インターンシップを受け入れることも、会社にとっては手間でもありますから、だったら採用につなげたいという気持ちもあるでしょうね。今後は、本当の意味でのインターンシップを実施する会社が増えると良いですが…。

仰るとおりですね。余談ですが、インターンシップとは呼ばれないものの社会人になってからエンジニアを目指す方にもうひとつの道があります。「正社員を雇える体力がなくアルバイトから関わって将来的に入社を検討してほしい」と考える創業間もない会社の社長に雇ってもらうことです。これからエンジニアを目指す方であれば、できるだけ人の接点を広げて、まずはアルバイトでも良いからと探してみるのも手です。

まとめ

・インターンシップは就職活動に有効。入社前のイメージと入社後の実際のスタンスとのギャップをあらかじめ知ることができる
・インターンシップは、視野を広げるという意味でも大きな価値がある
・現時点では、社会人向けのインターンシップは数が限られる。インターンシップをすることの是非も含めて、よく考えて行動することが大事

結論からまとめると、インターンシップは就職活動に有効です。入社前のイメージと入社後の実際のスタンスとのギャップをあらかじめ知ることができるために、「考えていたのと違った」などの理由での離職を防げること、より早い段階で会社にコミットメントするための学びを始めることができる、といった点でメリットがあります。

一方で、社会人向けのインターンシップは数が限られていること、新卒向けのインターンシップは採用に直結してしまっていることが多いなどの問題点もあります。実質アルバイトのようなインターンシップが多いことも問題でしょう。インターンシップを行なう際には、よく考えて選ぶことが大事です。

就職活動やインターンシップに関しては、こちらの記事もぜひご参照ください。
■「天職に就くにはどうすれば良いのか?」の記事はこちら
■「アルバイトをしながらプログラミングを学ぶ3つの方法」の記事はこちら

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