テクノロジー

2018年12月28日

rails newでプロジェクトを作ろう

rails newでプロジェクトを作ろう

rails newでプロジェクトを作ろう | ディープロ

Ruby on Railsを学び始めたときはrails g hogehogeとかrake hogehogeなど色々なコマンドが出てきて何がなんだかわからくなくなることもあるんじゃないかなあと思います。

今回はRuby on RailsでWebアプリケーションやAPIを作ろうと思った際に必ず実行するrails newを改めて復習してみましょう。

rails newしてみる

rails newの基本構文は以下になります。

rails new アプリケーション名 [オプション]

例えばrails new testappと実行してみると、実行したディレクトリ内にtestappというディレクトリが出来上がり、その中にRailsプロジェクトに必要なディレクトリやファイル一式が完成していると思います。

たったひとつコマンドを打ち込むだけでプロジェクトに必要な一式が揃ってしまうのはとても便利ですね。

rails new実行時のオプション

rails new実行時によく付与するオプションを見ていきましょう。

-d

このオプションは作成するプロジェクトになんのデータベースを導入するか設定できるオプションです。
Ruby on RailsのデフォルトのデータベースはSQLite3です。
ありがちなのは-d mysql-d postgresqlとしてMySQLやPostgreSQLを使用することですね。特に初学者だとherokuにアプリを乗っけることが多いと感じているので-d postgresqlをとりあえずつけたりしているのではないかと思います。

-B

bundle installをスキップするコマンドです。bundle installが結構時間がかかるので一旦実行したくないとか、Gemのインストール先を指定したいとか、ちゃんといれるGemを精査してからbundle installしたい際には盛り込むコマンドかと思います。

–skip-test-unit

作成するプロジェクトにtest::Unitを組み込まないようにするオプションです。
Ruby on Railsの標準テスティングフレームワークはminiTestなのでRSpecを使いたい場合などは--skip-test-unitオプションをつけてtestディレクトリなどができないようにする方がベターですね。

–skip-turbolinks

turbolinksを無効にするコマンドです。viewの描画を高速化するための仕組みなのですが、結構癖が強くturbolinksがいるせいでせっかく書いたjavascriptが発火しないという事件に巻き込まれた方も多いことと思います…。
スキップできるようにするくらいなら最初から入れなくていいじゃないか。Railsさんよ…。
Ruby on Rails 4.2.0から組み込まれたオプションです。

最後に

コマンド一発で簡単にRuby on Railsのプロジェクトが作成されるrails newをつかってサクサクとWebアプリケーション作っていきましょう。
rails gと若干混同してしまいますがrails newはアプリケーションの大枠を作るコマンド、rails gはアプリケーションの中身のパーツを作っていくコマンドと覚えておけば、そんなに混同せずに覚えられると思います。

それではrails newでよいRuby on Railsライフを!

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