インタビュー
2019年2月14日【登壇者インタビュー】エンジニアの勉強やチャレンジは、どんな将来でも絶対プラスになる
プログラミングスクールディープロ 2016年11月期生の外山 隆浩さんが2018年4月1日(日)開催のDEMODAY 4th - 2018 Spring -に登壇。株式会社スタイルマークスを創業、ファッション領域のサービスを展開
プログラミングスクールディープロ 2016年11月期生の外山 隆浩さん。卒業生である仲間を集めて6人でプロダクトを開発し、2018年4月1日(日)に開催されたDEMODAY 4th - 2018 Spring -に登壇しました。現在は株式会社スタイルマークスを創業し、ファッション領域で新しい価値を切り拓いています。
妻から「服がダサい」と言われ続けて気づきを得てきた
簡単な自己紹介をお願いします。
外山 隆浩です。年齢は34歳ですが、意外と老けてます(笑)
もともとインターネットの広告代理店でずっとマーケティングの仕事をしていました。そのあと1社の起業を挟んでから、スタイルマークスという会社を起業しました。当社はファッション領域におけるユーザーの課題を解決するためのさまざまなサービスを展開をしていく会社です。
プロダクトを開発したきっかけや特徴を教えてください。
もともと自分自身がすごくファッションに対してネガティブな感情を持っていた人間で、すごく苦手でした。個人的な体験として妻がアパレル販売員だったということもあって、日常の中でパーソナルスタイリングをしてくれていました。「本当にあなたの服はダサい」などと言われながら(笑)
それで「もっとこういう服を着た方が良いよ」「こういう着合わせをしたらもっと素敵に見えるよ」と日々教わる中から「自分ならこういう組合わせをしたらおもしろいな」「こういう服はこういうポイントが素敵だから買おう」などということに気づきを得てきた原体験がありました。
しかし一方で、そうした気づきを得られずファッションに対して何となく嫌だなと感じている方が、世の中にはすごく多いと思っています。その方々に対して「気づきを与えられるサービスを作りたい」という想いから、今回のPSSMというサービスを開発するに至りました。
サービスの特徴は具体的に何でしょうか?
今はAIという言葉がとても流行っていますが、僕たちのサービスはAIに対して逆張りをしようというコンセプトから始まっています。
ファッションの悩みというのは個人個人によってかなり細分化されていて、一概には処理しきれないという現状があります。そこで僕たちのサービスではファッションスタイリストさんに登録していただいていて、ユーザーはプラットフォームのコミュニティ上で好きなスタイリストさんを探してチャットでダイレクトに相談ができるんです。
卒業生6人が副業としてスプリントで開発
開発の際に苦労した点はありますか?
ディープロの卒業生6人で集まってチームを組み、プロダクトを開発しました。僕以外の皆は本業が別にあって副業として手伝ってくれていることもあり、スケジュールを切って進捗を追ってくことが1番大変
でした。
僕はコードをほぼ書かずに全体のディレクションをやらせていただいたんですがDEMODAYをゴールに目標を定めて週単位でスプリントを切っておしりを叩きながら進めました。
メンバーにとっては副業なので、本業とバランスを取りながら調整してくれていたところがおそらく大変だったんだろうと感じています。
ディープロはチームで開発できる人材を育成できるほどレベルが高い
今後のキャリアプランはありますか?
私はすでに起業をしてビジネスを始めている人間ですので、今回のDEMODAYで発表させていただいたPSSMというサービスをまずは世の中にリリースします。そのために作業をこれから詰めていき、5月のゴールデンウィーク明け(2018年4月1日現在)にはベータ版としてリリースできるように進めています。
そのタイミングで確実にサービスを世間に知ってもらうとともに、ディープロはこういうことができる生徒さんたちを育成できる組織なんだということも合わせて認知を広めていきたいです。
最後にエンジニアになることを検討されている方々に向けて一言、メッセージをお願いします。
エンジニアになりたいと思うきっかけはいろいろあったと思います。私もディープロに通ってコースを受けましたが、他の方々とディスカッションをする中で自分はエンジニアに向いていないと気づくこともとても大切なことだと思ってます。
もちろんエンジニアの力というのは何のITサービスをやるにしても必要になってくるので、自分がコードを書かないにしてもエンジニアと会話ができる程度のベースの知識を身に付けることも重要
だと思います。
ですから自分の得意分野を知った上で、知識を得ながらどういう形にそれを昇華していくと最も自分がフィットをするのかを考えながら自分なりのエンジニア像を目指していく。たとえ将来、自分がエンジニアにならなくても勉強した経験は絶対プラスになると思うので、興味を持ったらまずはチャレンジしてやってみていただければと思っています。
どうもありがとうございました!
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