インタビュー

2019年10月09日

【審査員インタビュー】投資家の視点からマーケットや課題設定も審査。プログラミングとアイデアで社会に新しい価値の創造を!

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2019年10月5日(土)に株式会社サポーターズにて、DEMODAY 7thを開催いたしました。その際に審査員を務めてくださった、ディップ株式会社の次世代事業準備室/dip AI.Lab室長の進藤 圭様にインタビューさせていただきました。
DEMODAYの審査員を務められるのは2回目…前回からの変化や審査基準などについて、お話いただきました。

審査員のご紹介

ディップ株式会社のご紹介

Image from Gyazo

■企業理念
私たちdipは夢とアイデアと情熱で社会を改善する存在となる

■ビジョン
Labor force solution company
人材サービスに加え、AI・RPAを提供する『労働力の総合商社』として、労働力の諸問題を解決します。

■ブランドステートメント
One to One Satisfaction
一人ひとりが、何を感じ、何を求め、何を喜びとして生きていくのか。私たちは、個の視点を大切にビジネスをとらえます。私たちのビジネスに関わるすべての人々、ユーザー、クライアント、パートナー、株主、そして従業員にとって、「満足度No.1」であることを目指します。

■dip WAY
dream
自ら夢を持ち、語り、夢の実現に努力する。私は決して途中で諦めない。
idea
アイデアは成長、発展の源である。個性を尊重し自由闊達な社風をつくり、 イノベーターとして価値あるサービスの創造を追求する。
passion
まず自らが熱くなり、周りを熱くする。惜しげなく誉め、共に喜び、悩み、励まし、語り合う。 チームワークとリーダーシップで一致団結して勝利を勝ち取る。

ディップ株式会社の企業HPこちら

次世代事業準備室/dip AI.Lab室長の進藤 圭様のご紹介

早稲田大学を7年かけ卒業後、ディップに新卒入社。
営業職、ディレクター職を経て、開始後3年で15億円の売上に 成長した看護師人材紹介「ナースではたらこ」事業化など、40件以上のサービス企画に参加。
現在は新規事業責任者、 アクセラレーターや投資担当を務める。投資先はhachidori、GAUSS、JOLLYGOOD、Marketing-Robotics、Apparray、Amplified.ai、Tsunagu.ai、Foxsy、Oceans、Tutorial、Lightblue Technology、ウリドキネット、Trunkなど。文科系な活動ではTBSラジオ「好奇心家族」ニュース解説者、「いちばんやさしいRPAの教本」を出版。

投資家の視点から未来を見据えた審査

Image from Gyazo

DEMODAYの審査員をされてみて、いかがでしたか?

参加されている受講生の方のレベルが年々上がっているように感じました。プレゼン、実際のプロダクト、それからプランの内容、GitHubを見たときのソースコードの管理の仕方から、レベルの上がり方を感じられました。
会場も大きくなり、満席でしたし、注目度もアップしている感じですね。

今回は川北雅冬さんと長谷川さくらさんにディップ株式会社賞が贈呈されましたが、どのような点を評価されたのですか?

最も評価できるのは実際に顧客を捕まえて、お金をもらっているところです。また、高齢者のフィットネスという大きなマーケットを狙い、シンプルだけど痛い課題をシンプルな解決法で解いていました。さらにエンジニアだけでなく、トレーナーさんなど実現できそうなチーム構成も評価しました。

審査の際に、重視されていたことはありますか?審査基準では、どのような点を意識して、採点されましたか?

あくまでハッカソンではなくデモデイですので、投資家としての目線で採点させていただきました。採点ポイントは、狙っているマーケットの大きさ、課題の痛みの大きさ、解決方法のシンプルさ、プロダクトが解決方法を形にしているか、サービスを作り上げられるチーム構成か、です。

今回に関しては、賞を贈呈した川北さんとボツワナでのサービスで登壇された雨澤さんの二者は、成長マーケットで、ある程度プロダクトが見えていて、顧客が見えているという観点では、投資対象になり得ると思っています。あとはメンタリングをしながら育てていけば、プロダクトにはなるかなという印象です。

Image from Gyazo

他に印象に残った登壇者やアプリはありましたか?

どのアプリも良かったのですが、登壇者個人としては雨澤さんが狙っているマーケットの大きさと課題の痛みの大きさ、キャラクターで印象に残りました。アプリでは「ひとさがし」がシンプルな課題をシンプルに解いている点で印象に残りました。

全体的に、皆さんの原体験に紐づいているところ、自分の体験からアイデアを出されていたところがすごく良かったです。プロダクトがちゃんと作れていて、会場の皆さんにイメージさせることができていました。「作れそうだな」という感触もたぶん皆さん持たれたと思います。それが非常に良かったと思っています。
もうひとつは、ユーザーの声をちゃんと全員聞けていた点も良かったですね。ユーザーテストのマニュアルみたいなものがきちんと作れていたところも非常に良かったです。

登壇者には個人もチームもいましたが、非常にシンプルなアプリ、ツールプロダクトのようなものは個人で作った方が早いし、シンプルだと感じました。例えば「ひとさがし」ですね。
一方で受賞者というのは3チーム中2チームがチーム(複数)なんですよね。完成度が高いチームというのはやはりチーム(複数)でした。役割が皆違う人がいましたね。
川北さんのところは特にバックグラウンドが違うチームが揃っていたというところが良かったです。

DIVE INTO CODEにどのような印象を持たれましたか?

開発技術だけでなく、ビジネスとして技術のアウトプットを捉える取り組みをさせている点が他のプログラミングスクールなどとは違う印象を受けました。

今後のDEMODAYに期待している点もふたつあります。
ひとつは、登壇者の皆さんが、競合が結構いるマーケットに行き始めているので、検索をされた方がいいかなと思います。そして、競合を見ながら、競合よりもうまい・安い・早いのどこかで、3倍とか5倍優れたサービスを作れないかということを考えてほしいです。
もうひとつは、エンジニアなので、見せるところを練習するだけで差が作れます。例えばLP、UI、プレゼンテーションは、非常に差がつけられる部分なので力を入れて練習されると良いです。

ITを支えるエンジニアはゴールドラッシュの鉱夫みたいなもの

Image from Gyazo

普段はどのようなお仕事をされていらっしゃるのですか?

「バイトル」などを運営するディップ株式会社で新規事業開発、AI/RPA研究開発、投資を行っています。

新規事業では開始後3年で15億円の売上に成長した看護師人材紹介「ナースではたらこ」事業化をはじめとし、40件以上のサービス企画に参加しました。直近では「FAST RPA コボット」を提供するAI/RPA事業があります。投資活動では20社程度に投資を行なっています。

文科系な活動ではTBSラジオ「好奇心家族」ニュース解説者、「いちばんやさしいRPAの教本」を出版したりもしています。

現在の業務の楽しいことややりがいをお教えください。

新しい会社、新しいアイデア、新しい技術、新しい人に出会えること。自分が新規事業や新サービスを出すだけでなく、その人やアイデアが社会にあたらしい価値をもたらして、ちょっと社会を変えていくのを見るのが楽しいです。

現在の業務で、大変なことや課題に感じていることはありますか?

たくさんの人に会うので、人の名前を覚えたりするのは大変です(笑)

御社や進藤様の今後の目標をお教えください。

テクノロジーを用いた次の日本の成長戦略の柱となる事業の開発ですね。今取り組んでいる社会課題は人口減少です。近い将来、人口減少で十分に労働力を供給できなくなる。そのマイナス分をAI・ロボティクスで補おうというのが解決のアイデアです。

私たちは、日本初の人工知能専門メディア「AINOW」でノウハウを貯め、顧客に提供する商品を日本初のAI・ロボティクス分野に特化したスタートアップ育成プログラム「AIアクセラレーター」事業で獲得し、それを顧客に提供するパッケージ「コボット」サービスを提供するAI・RPA事業などで、その社会課題を解決していきたいと考えています。

■「コボット」に関するプレスリリース「RPA業界の抱える“3つの課題”を解決する、新たな『FAST RPA』を提起 ディップ、FAST RPA『コボット』提供開始」はこちら

DEMODAY登壇者の皆さんへ一言お願いいたします。

クオリティの高いプレゼンとデモ、ありがとうございました!

エンジニアを目指している方へ一言お願いいたします。

エンジニアを目指すのは良い選択です。ITがこれから衰退する未来は見えない。むしろもっと、生活のほとんどがITに染まっていくはずです。ITを支えるエンジニアはゴールドラッシュの鉱夫みたいなもので、なくなることはないし、もしかしたら大きな金脈を掘り当てるかもしれないのです。技術と金脈を掘り当てる力を身に付けていきましょう。

ありがとうございました!

DIVE INTO CODEのことをもっと知ってみませんか?