インタビュー

2019年04月09日

【審査員インタビュー】痛い課題へのシンプルな解決法を評価。自らがどの領域で専門性を持つかが重要!

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2019年4月7日(日)にレバテック株式会社にて、DEMODAY 6thを開催いたしました。その際に審査員を務めてくださった、ディップ株式会社の次世代事業準備室/dip AI.Lab室長の進藤 圭様にインタビューさせていただきました。

審査員のご紹介

ディップ株式会社のご紹介

Image from Gyazo

■企業理念
私たちdipは夢とアイデアと情熱で社会を改善する存在となる

■ビジョン
Labor force solution company
人材サービスに加え、AI・RPAを提供する『労働力の総合商社』として、労働力の諸問題を解決します。

■ブランドステートメント
One to One Satisfaction
一人ひとりが、何を感じ、何を求め、何を喜びとして生きていくのか。私たちは、個の視点を大切にビジネスをとらえます。私たちのビジネスに関わるすべての人々、ユーザー、クライアント、パートナー、株主、そして従業員にとって、「満足度No.1」であることを目指します。

■dip WAY
dream
自ら夢を持ち、語り、夢の実現に努力する。私は決して途中で諦めない。
idea
アイデアは成長、発展の源である。個性を尊重し自由闊達な社風をつくり、 イノベーターとして価値あるサービスの創造を追求する。
passion
まず自らが熱くなり、周りを熱くする。惜しげなく誉め、共に喜び、悩み、励まし、語り合う。 チームワークとリーダーシップで一致団結して勝利を勝ち取る。

ディップ株式会社の企業HPこちら

次世代事業準備室/dip AI.Lab室長の進藤 圭様のご紹介

早稲田大学を7年かけ卒業後、ディップに新卒入社。
営業職、ディレクター職を経て、開始後3年で15億円の売上に成長した看護師人材紹介「ナースではたらこ」事業化など、40件以上のサービス企画に参加。
現在は新規事業責任者、 アクセラレーターや投資担当を務める。投資先はhachidori、GAUSS、JOLLYGOOD、Marketing-Robotics、Apparray、Amplified.ai、Tsunagu.ai、Foxsy、Oceans、Tutorial、Lightblue Technology、ウリドキネット、Trunkなど。文科系な活動ではTBSラジオ「好奇心家族」ニュース解説者、「いちばんやさしいRPAの教本」を出版。

ポイントはユーザーの痛い課題を押さえているか、解決法はシンプルか

Image from Gyazo

DEMODAYの審査員をされてみて、いかがでしたか?

よかったと思ったポイントのひとつは、皆さん、ちゃんとプロダクトの形になっていた点です。そこが素晴らしいなと思いました。もうひとつは、皆さんのプロダクトを作った理由がはっきりされていた点です。
エンジニアの方が出されるアイデアについては、ハッカソンや技術が先行して、ユーザーの課題を押さえていないアイデアが結構出てくるものなのですが、そこをちゃんと考えて作られているということ、もうひとつは、1年、実務経験ほぼなしで、あのレベルに来れるのがすごいなと思いました。

今回は遠藤聖也さんへ進藤賞が贈呈されましたが、どのような点を評価されたのですか?

インフルエンサービジネスの大きなマーケットを狙いながらも、アプリのプロモーションという自分ごと化できるシンプルだけど痛い課題をシンプルな解決法で解いていました。機能だけでなくシンプルなUIで使いやすいサイト構成も評価しました。

審査の際に、重視されていたことはありますか?審査基準では、どのような点を意識して、採点されましたか?

投資家としての目線で採点させていただきました。採点する際のポイントは、狙っているマーケットの大きさ、課題の痛みの大きさ、解決法のシンプルさ、プロダクトが解決法を形にしているか、サービスを作り上げられるチーム構成か、です。

他に印象に残った登壇者やアプリはありましたか?

どのアプリもよかったのですが、登壇者個人としては勉強会をWeb化したようなチームで臨んだチームWEB SHINJUKU、アプリではチームT&HのASSaが汎用的な社会課題をシンプルに解いている点で印象に残りました。

身に付けたい技術スキルや業務スキルに合わせ、専門性の領域を見極める

Image from Gyazo

普段はどのようなお仕事をされていらっしゃるのですか?

「バイトル」などを運営するディップ株式会社で新規事業開発、AI/RPA研究開発、投資を行っています。

新規事業では開始後3年で15億円の売上に成長した看護師人材紹介「ナースではたらこ」事業化をはじめとし、40件以上のサービス企画に参加しました。直近では「FAST RPA コボット」を提供するAI/RPA事業があります。投資活動では20社程度に投資を行っています。

文科系な活動ではTBSラジオ「好奇心家族」ニュース解説者、「いちばんやさしいRPAの教本」を出版したりもしています。

最近はAIで起業したいという方が増えています。投資される観点から、アドバイスをいただけますか?

もう今はAIの技術自体は競争が終わっているのが正直なところで、それを何に使うのかという競争が始まっています。例えば、「処方箋値段計算」(登壇時のアプリ名は「プレカル(precal)」)だと、処方箋の特定に使っていました。どんな課題を解決するために技術を使うかというところに強くなった方がいいです。

実際の技術についてはライブラリがたくさんあるので、それをどう組み合わせると課題を解決できるかということを知ること、もうひとつは、先程の処方箋の例で言うと、こういうデータのユニークなところでAIのサービスを始めるということを考えられるといいと思います。

今後、エンジニアとして活躍していくには、どうしたらいいのでしょうか?

まずWebエンジニアは、どこの領域で専門性を持っていくかということが非常に大事になる職種だと思います。結局、どういうユーザーが使うのか、どういう業務をするためのシステムを作るかによって、持つべき技術スキル、業務スキルがかなり変わってくるので、どの分野で自分が専門性を積むかということをしっかり考えられた方がいいと思います。それは、もともと自分がご経験のあるジャンル、自分が興味があるジャンルで選ばれる方がいいかなと思います。

御社や進藤様の今後の目標をお教えください。

テクノロジーを用いた次の日本の成長戦略の柱となる事業の開発ですね。今取り組んでいる社会課題は人口減少です。近い将来、人口減少で十分に労働力を供給できなくなる。そのマイナス分をAI・ロボティクスで補おうというのが解決のアイデアです。

DEMODAY登壇者の皆さんへ一言お願いいたします。

レベルの高いプレゼンとデモをありがとうございました!

エンジニアを目指している方へ一言お願いいたします。

エンジニアを選ぶという選択は非常に良い選択だと思います。なぜかというと、今はゴールドラッシュで坑夫が足りない状態だからですね。手に職をつけると思って、3ヶ月集中する、半年集中するというスタイルで取り組んでいただくとキャリアが拓けるのではないかと思います。

ありがとうございました!

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