インタビュー

2019年04月08日

【登壇者インタビュー】DEMODAY 6th 最優秀賞など複数の賞を受賞!「DEMODAYはビジネス視点を培える場」

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2019年4月7日(日)に開催されたDEMODAY 6th。プログラミングスクールDIVE INTO CODEの卒業生で、DEMODAY 6th にて最優秀賞・安川賞・野呂賞に選ばれた大須賀 善揮さんにインタビューいたしました。薬剤師というキャリアを持つ大須賀さんだからこそ閃いたサービスに、会場中の注目が集まりました。

薬剤師だからこそ知っていた、処方箋の値段の違い

Image from Gyazo

自己紹介をお願いいたします。

DIVE INTO CODE 即戦力コース(現Webエンジニアコース)の2018年5月期卒業生の大須賀 善揮と申します。

前職は薬剤師で、DEMODAY 6th当時も少し働いていました。3年前に友人たちと薬局として起業しました。その中で、いろいろとIT関連について学んでいくうちにDIVE INTO CODEに出会って、プログラミングを学んできました。
DEMODAY 6thでは、薬剤師としての知識を利用したアプリケーションを開発しました。

登壇された理由は何でしたか?

メンターからの推薦です。
実は最初に応募したのは自発的ではありませんでした。「出てみませんか」とメンターに言っていただいて、「せっかくだから」と思って参加しました。

私の卒業制作を見ていただいたメンターに声をかけていただいたので、「そう言ってくれるなら出てみようかな」と思いましたね。

「処方箋値段計算」(登壇時のアプリケーション名は「プレカル(precal)」)はどのようなアプリケーションですか?

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「処方箋値段計算」というアプリケーションはまさに名前のとおり、処方箋の値段を計算するために作りました。

作成した理由ですが、皆さん、ご存知でしょうか…処方箋は、持っていく薬局で値段が違います。処方箋の中身には薬品名・錠数・使い方・日数が記載されています。これを薬局に持っていくことで、薬をもらうことができます。

薬局で値段が違うと言いましたが、薬局の値段は3つの項目で構成されています。「薬自体の料金」「患者さんの状態管理をするための料金」「薬局の基本料金」というものがあります。この3つの項目の中で、「薬局の基本料金」の部分が上下することで値段が変わってきます

今、皆さんが処方箋を持っているとします。病院を出たあと、目の前に3つの病院が並んでいたとします。仮にA薬局、B薬局、C薬局とします。A薬局は600円、B薬局は450円(A薬局-150円)、C薬局は290円(A薬局-310円)と価格に差が出てきます。

実際に私たちのアプリケーションを使っていただくとわかるのですが、これぐらいの価格差が薬局間で出ることは珍しいことではありません。同じ薬、同じ説明が得られるにも関わらずです!
私でしたら、先程の例のC薬局を選びます。

では、「最大の値段差がどれくらい出るか」というと、10割負担で±1,560円、3割負担で±470円の最大の値段差が出てきます。

この割合は保険証を見ていただくとわかります。
治療の中には、保険が使えない治療というものもあります。その場合は、薬局を変えるだけで、10割負担の場合の値段差が出てきます。

厚生労働省がアンケートを取った「患者が薬局を選ぶ理由」によると、多い理由から順に、「以前から利用しているから」、「病院・診療所から近いから」、「自宅から近いから」、「信頼できる薬剤師がいるから」という理由が並び、結果の半数以上を占めています。

■参照:「かかりつけ薬剤師・薬局に関する調査 報告書」のP112「利用する薬局を選ぶ観点(複数回答)」

こういった理由から薬局を選ばれている方は多いのではないでしょうか?
このアンケートは合計2,025人の方に取ったものでしたが、この中で誰ひとりとして「値段が安いから」という理由で薬局を選んでいる方はいませんでした。

私たちのアプリケーションでしたら、このアンケート結果を変えられるのではと思いました。「処方箋値段計算」なら、どこが安い薬局なのか簡単にわかります!

登壇で得た技術と人的ネットワークが未来への推進力に

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DEMODAYを振り返ってみていかがですか?

緊張したけど、やっぱり楽しかったです!やってみてよかったです!
周囲からの意見をいただけてよかったです。次に繋がるDEMODAYでした。

DEMODAY前後は、どのように過ごされていましたか?

DEMODAY前は、薬局経営と自社サービス開発を平行して進めていました。
普通に受講していたときは、「自分が思い描いたものを作りたい」というのはもちろんですが、とにかく課題をこなして自分のスキルをげ上げて…といった感じでした。「自分の作りたいものにずっと集中できる」という訳ではなかったですね。

でもDEMODAYの登壇が決まったときは、もともと「自分が作りたいものをビジネスとして考えることが大事」と思っていたので、「いかに使いやすく」といった部分を課題としてクリアするのではなくて、「広めよう」ということを意識してやっていました。

結構がんばりました!
もともと卒業制作のときにはラインを利用することはできていなかったので、UIはラインにしようと思って、ずっと計画を練っていました。そしてテーブルツリーや要件定義なども終わっていたのですが、その段階で「開発をやるかやらないか」というときに声をかけていただき、そこから急加速で作り上げました。

DEMODAY後は、シードアクセラレーターに参加しています。

DEMODAYに登壇してみて得られたものはありましたか?

プレゼンの技術と次に繋がる人との繋がりですね。

今までアプリケーションを作っている人は、ビジネス視点はあまり考えていない方が多かったと思います。DEMODAY 6th では特にビジネス視点が重要視されたのではないかと思います。そのため、自分が作ったアプリケーションが評価されたというふうに思っています。

「ビジネス視点をいかに考えるか」というのは、たぶん就職したときにすごく大事なことだと思うので、DEMODAYはそういう視点が得られる場だと思っています。

DEMODAYで楽しかったこと、辛かったことを教えてください。

DEMODAYまでに十分に準備して参加することができたので、当日の発表そのものが楽しかったです。辛かったことは特にありません。

DEMODAYの経験を活かして次のステージへ

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今はどのようなお仕事をされていますか?

薬局向けのシステムを開発する会社を経営しています。

今後の目標をお聞かせください。

DEMODAY 6th を終えたときは、「処方箋値段計算」を広めていきたいというのはもちろんありましたが、そこに注力する上で、自分はもともと薬剤師でエンジニアをちょっとかじり始めた段階でした。「ビジネス視点が大事だ」と言いましたが、マーケティングの知識や経営面の知識がまだまだ薄かったので、支援先を探してみたり、その上でいろいろチームになって、「処方箋値段計算」を広めるでもいいし、他のものを作るにしても、それを広めていくということをこれからも続けていきたいと思っていました。

今はさらに、社会的な課題を解決できるようなプロダクトに関わっていきたいと思っています。

DEMODAYに興味を持たれている方、今後の登壇者に一言お願いいたします。

自分を表現できる数少ないチャンスなので、勇気を出して飛び込んでみてください。

大須賀さん、ありがとうございました!

大須賀さんの株式会社プレカルのサイトこちら

DIVE INTO CODEのDEMODAYのサイトこちら

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