インタビュー

2019年12月5日

【登壇者インタビュー】DEMODAY 7th 最優秀賞など複数の賞を受賞!多くの方に愛されるサービスを目指して「最後は熱意が人の心を動かす!」

2019年10月5日に開催されたDEMODAY 7th。ディープロの卒業生で、最優秀賞・ディップ株式会社賞・株式会社ガイアックス賞に選ばれた川北 雅冬さんと、パートナー企業のsakura fitness株式会社の代表取締役の長谷川 さくらさんにインタビューいたしました。

2019年10月5日(土)に開催されたDEMODAY 7th。ディープロの卒業生で、最優秀賞・ディップ株式会社賞・株式会社ガイアックス賞に選ばれた川北 雅冬さんと、パートナー企業のsakura fitness株式会社の代表取締役の長谷川 さくらさんにインタビューいたしました。異業界にいながらも共に人々の健康を願うおふたりのコラボレーションに、今後のサービス展開が楽しみになります。

応援してくれる方々に支えられて全力を尽くせたDEMODAY

自己紹介をお願いします。

川北さん:高齢者向けオンラインフィットネスサービス” FitNext ”を開発している川北 雅冬と申します。

長谷川さん:sakura fitness株式会社の代表取締役の長谷川 さくらと申します。

DEMODAYに登壇されてみていかがでしたか?

川北さん:多くの方々に支えていただき、DEMODAYに出場できました。協力していただいた方・応援してくださった方に心から感謝します。
100名近い方々から、貴重な意見をいただけたことは、私たちにとって大きな財産になります。登壇させていただいたことがきっかけで、次のピッチの機会をいただくことができました。DEMODAYを通じて、学び得たことを今後の活動に生かしていきたいと思います。

長谷川さん:普段は全く縁のない世界なので、とても緊張しました。

DEMODAYに登壇されたきっかけは何でしたか?

川北さん:もともとは、来年度のDEMODAYに向けて、少しずつ開発をしていこうと考えていました。ただDEMODAYに以前から興味があったため、ディープロのCTOの藤澤さんに相談しにいきました。その時に、藤澤さんが私の考えを肯定的に評価してくださったり、改善点や競合他社について教えてくださったりとDEMODAY出場に向け、後押してしてくださいました。藤澤さんとお話していた時が、とてもワクワクしたのを今でも覚えています。それを機にDEMODAYに向け、活動を本格的に始めました。

長谷川さん:アプリケーションの発案者・開発者である川北さんにお誘いいただきました。
そもそものきっかけは、私が経営させていただいているスポーツクラブの会員として、川北さんが来られたのが最初でした。そこで「アプリケーションを開発しているんです」というお話を伺って「実はこういうアプリケーションを作ってみたいんですけど、ご意見を聞かせてもらえませんか?」といった感じからスタートしたのが始まりです。

長谷川さんは、誘われたときはどう思われましたか?

長谷川さん:私は年間延べ2,000人くらいの方に実際に会ってトレーニングしていますが、画面越しというのは1度も経験したことがありませんでした。最初は「画面越しで普段やっている温度が伝わるのか」というのが疑問で、半信半疑の中でやってみたんですけど、実際には思いの外スムーズにいって、「これはいけるかもしれないな」と思ったのが率直な感想でした。

川北さんは、長谷川さんと組んでみて良かったポイントはありますか?

川北さん:すべての面でサポートしていただきました。特に、カリキュラムを作ることやコミュニケーションの取り方といった技術的なサポートなどをたくさんしていただきました。さくらさんがいらっしゃらなかったら、今回この場で最優秀賞をもらえなかったと思います。

制作されたアプリケーションを教えてください。

Image from Gyazo

川北さん高齢者向けオンラインフィットネスサービスです。高齢者の方々の健康寿命を延ばすこと・熱心で力のあるフィットネストレーナーの年収を上げることを目標に開発を進めています。

予選を振り返ってみていかがでしたか?

川北さん:予選を通過できたことが驚きでした。本選への出場が叶わなかった仲間の分も頑張ろうと、より一層気合いが入りました。率直な感想としては、とても緊張した時間でした。ただ、予選まで多くの方に支えていただいて、予選の日を迎えることができたので、まずはそういった方々に「決勝に出る」という恩返しがひとつできたことに安心したのを覚えています。

予選に出場するまでに私がこだわってきたのは、実際に使っていただく方にインタビューを数多くしてきたことでした。これは他の人に負けないところだと思っていましたので、自信を持っていました。そして決勝に向けては、やれるべきことをすべてやって自信を持って臨みたいと思っていました。いろいろな方に支えていただいた恩返しができるように、悔いが残らないように、全力で頑張ろうと決意しました。

そして予選を通じて、自身の詰めの甘い箇所や審査員の注視しているポイントがわかりました。本選への課題が浮き彫りになったこと、プレゼンを他の方々に聞いていただけたことで本選に向けてより良い準備ができました。

では、本選を振り返ってみていかがでしたか?

川北さん:予選とはまた違った緊張感の中の本選でした。ただ、今までたくさんの方にお世話になった、それを思い出しながらやれたので、満足のいく発表ができたと思いますし、結果も出せて良かったなって安心しています。

本選に向けて、アプリケーション開発だけでなく、顧客の獲得にも力を入れ、実際にアプリケーションを使っていただいてきました。
その結果、ディップ株式会社の進藤さんからは「投資するならFitNextにしたい」、ガイアックス株式会社の峯さんからは「顧客をすでに獲得しており、1番進んでいる」、株式会社ディープロの野呂さんからは、「投票数が1番多かった。顧客の獲得までできている。あとはいかにサービスを拡大していくか」と評価をいただき、最優秀賞を含め3つの賞を獲得できました。そのため、アプリケーションの完成度を高めることと顧客を獲得することを同時並行で進めてきたことが、審査員や観客の皆さんへの説得力になったと感じました。

また、大学時代の友人やFitNextを青森で体験してくださった方々がいらっしゃったことには、大変驚きました。その他にもたくさんの方々が応援に駆けつけてくださり、心強かったです。そういった方々の前で、結果を出せて安堵しています。
本選を通じて、新たな出会いがたくさんありました。多くの方々から、あたたかい言葉をたくさんいただきました。本アプリケーションに磨きをかけ、多くの方々に使っていただけるものにできるよう、励んでまいります。

長谷川さん:川北さんの熱意が会場全体に伝わっているのをヒシヒシと感じ、最優秀賞をいただいたときは自然と涙が出てしまいました。

新しい知識や人との繋がりが構築される充実した日々

Image from Gyazo

DEMODAY本選前後は、どのように過ごされていましたか?

川北さん:常に緊張感が張り詰めていました。どのようにプレゼンテーションやユーザーテストを行えば、聞いてくださっている方々に納得してもらえるかを考えながら過ごしていました。

長谷川さん:これからどうやってこのアプリケーションを進化させていけば良いか、考えていました。

DEMODAYに登壇してみて得られたものはありましたか?

川北さん:今回の参加が決まったこと、特に予選も通過できたことで、より本気でやろうという心に火が点いたところは1番得られたものかなと思います。
DEMODAYへの登壇を通して、サービスに将来性があることを確認でき、今後事業として進めていく覚悟ができました。審査員と観客の皆さんから多くのフィードバックをいただき、今後のサービス拡大に繋がるヒントを得られました。また、次のピッチの機会もいただくことができました。

長谷川さん自分の知らない世界はまだまだたくさんあるなと感じました。

DEMODAYで楽しかったこと、辛かったことを教えてください。

川北さん多くの方々に支えてもらっている有り難みを強く感じた期間でした。本選に向けた毎日が新鮮でした。新しい知識や人との繋がりが構築されている実感があり、とても充実していました。本選に出られなかった仲間の分も責任感を持って取り組もうと思っていたため、特段辛かったことはありませんでした。

ひとつ思い出深いのは、実際に高齢者の方に使っていただくために、リハビリテーション施設や接骨院などを回っていたことです。はじめは断られることが多かったですが、自分の経験や「こういう想いで作っています」というお話をしていくことで、協力してくれる人が多くなってきました。これは苦労しましたけれども、やって良かったなと思っています。

長谷川さん:今後も川北さんのサポートが少しでもできたなら嬉しいです。川北さんがアイデアをゼロから生み出し、ここまで来たのは相当大変だったと思います。

「高齢者という概念をなくす」ため、人々に愛されるサービスをつくる!

Image from Gyazo

今後はどのようなお仕事をされる予定ですか?

川北さん:今は、FitNextをひとりでも多くの方々に知ってもらうため、体験会を開催したり、アプリケーションの開発を行なったりしています。今後も多くの方々のお力添えをいただきながら、多くの方々から愛されるサービスにできるよう励みます。

長谷川さん:フィットネスクラブの経営をしています。川北さんと協力し、アプリケーションを本格的にスタートできるよう取り組んでいきたいです。

今後の目標をお聞かせください。

川北さん:私たちは、「高齢者という概念をなくす」をミッションに活動しています。FitNextを通じて、ひとりでも多くの方々に満足していただけるサービスを提供できるよう今後も活動していきます。

長谷川さん:たくさんの方にフィットネスを広められるように精進します!

DEMODAYに興味を持たれている方、今後の登壇者に一言お願いいたします。

川北さん:今回参加するにあたって、本当に成長できたと思いますし、DEMODAYの場に立てたことをすごく嬉しく思っています。迷った方はまず応募してみましょう。その過程でたくさん学びであったり気づきがありますので、臆せずチャレンジして欲しいなって思います。

また、なるべく早い段階で、アイデアを他の人にお話することをお勧めします。その過程で、自分が心からやりたいことが見えてきます。勇気を持って挑戦していただきたいと思います。挑戦した人だけが得られる学びがたくさんあります。もし、お手伝いできることがあればご連絡ください。喜んでご協力させていただきます。

長谷川さん:緊張すると思いますが、最後は熱意が人の心を動かします!頑張ってください!

sakura fitnessのHPこちら

FitNextの公式ブログこちら

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