インタビュー

2019年12月16日

【登壇者インタビュー】YassLab株式会社賞受賞!大変だったチーム開発を乗り越え、エンジニアとしての自信に繋がったDEMODAY 7th

2019年10月5日(土)に開催されたDEMODAY 7th。ディープロでカリキュラム受講中のメンターの井関 旭さんが、同じ受講期の仲間で結成した、チーム ノアコネクトの皆さんにインタビューいたしました。アプリケーションの外観からだけではわからないチームの結束力が、エンジニアの方々から高く評価されました。

2019年10月5日(土)に開催されたDEMODAY 7th。ディープロでカリキュラム受講中のメンターの井関 旭さんが、同じ受講期の仲間で結成した、チーム ノアコネクトの皆さんにインタビューいたしました。アプリケーションの外観からだけではわからないチームの結束力が、エンジニアの方々から高く評価されました。

振り返って良い思い出しかないDEMODAY

自己紹介をお願いします。

チーム:私たちチーム ノアコネクトは、DEMODAY予選の直後にその会場にいたディープロ 2019年7月期生が集まって結成したチームです。このような5名で構成されていました。

井関 旭:チーム発起人。起業経験を生かしたビジネスアイディアで優勝を目指す。
板野 侑真:Railsを学ぶ中でフロントに惹かれバックもフロントもこなす若手マルチエンジニア。
荒牧 拓実:1907月期最速でカリキュラムを終えた実力者。未経験から1ヶ月でRailsを習得。
平井 裕二:独自の学習スタイルでRailsを深く理解する実力者。チーム開発でも欠かせない中心的存在。
堀川 設男:Railsだけでなくその周辺知識も網羅。圧倒的な知識量でwebサービスの方向性を導く。
DEMODAYの専用サイトの紹介文より抜粋。

DEMODAYに登壇されてみていかがでしたか?

チーム:素晴らしい雰囲気の会場で観覧者も多く集まり、他のDEMODAY登壇者との接点も作れて本当に良い機会を得たと感じています。

DEMODAYに登壇されたきっかけは何でしたか?

井関さん:ディープロの社内研修として2019年7月期のWebエンジニアコースを受講することになりました。そこでDEMODAYというピッチイベントがあることを知り、話を聞いてみたところ、ディレクターに「出てみない?」と誘われて出場を決めました。

制作されたアプリケーションを教えてください。

Image from Gyazo

井関さん「こんな洋服を作りたい」というアイデアを持っている人と、洋服を作る技術を持つ職人をマッチングさせる アパレル専用クラウドソーシングのアプリケーションです。さらにアイデアとそのアイデアを応戦したい人をマッチングさせることで、個人ブランドが生まれる可能性を感じて、クラウドファンディング的な要素を組み込んだアプリケーションに仕上げました。

予選を振り返ってみていかがですか? 井関さんと荒牧さんは予選では登壇されましたし、他の3名の皆さんは観戦者として来られてましたよね?

井関さん:予選が終わったときは、率直な感想として「まさか決勝に残れるとは」という思いで、本当にびっくりしていました。もともと立候補して出ようと思った訳ではなくて、誘われて出たという感じだったので、予選通過という結果になったのは本当に嬉しかったです。

本番さながらの会場で外部の審査員を交えた予選だったので、良い緊張感を持って発表ができたと思いました。また、そこまでの過程はいくつものハードルを越えて課題をクリアしていく感じだったので、達成感も得られました。予選の時点でこだわっていた点として、フロントに力を入れていました。もともとそういう仕事をしていたこともあり、システム側だけではなくフロントにも力を入れたら見た目が良くなる…「そうしたら見ている人にとって伝わりやすいプロダクトになるのかな」と思い、こだわっていましたね。

荒牧さん:予選に取り組む中で作成したリーンキャンパスやER図について、ビジネス性や実装要件に適切かどうかなどのディスカッションを重ねた経験は、要件定義の重要性を確認する上で非常に有意義でした。

チーム:同期生が2名出場していることもあり、応援のため観戦に行きました。同期生が頑張っている姿を目にし、「知らないところでこんなに努力してたんだな」って、とても刺激になりました。また、登壇している方々のユニークなアイデアに触れたことで、オリジナルアプリケーションへのモチベーションにも繋がりました。

Image from Gyazo
(DEMODAY予選のご登壇者・審査員・ご参加者全員での集合写真)

では、本選を振り返ってみていかがでしょうか?

井関さん:予選終了時の本選への意気込みとしては、本当に頑張ろうとしか言いようがありませんでした。予選通過時点のままでは1位は狙えないと思っていたので、「出るからには1位を狙うプロダクトを作って、デザインをこだわって、決勝を戦いたい!」と思っていました。

本選が終わってからは、本当にもう感謝の気持ちでいっぱいでした。
嬉しいという気持ち半分と、感謝の気持ちがすごく多かったです。なぜ感謝の気持ちかと言うと、チームのおかげでチーム開発を成功することができて、しかもそれをプロダクトとして実際に皆さんに触っていただくことができた…そこまで持っていけたことが本当に嬉しくて、感謝の気持ちでいっぱいでした。

チーム:本選では、素晴らしい環境で登壇できたことを誇らしく思っています。そしてYassLab株式会社賞という、Railsエンジニアにとって素晴らしい賞もいただけました。苦労したチーム開発を高く評価していただけたことは今後の自信に繋がりました。 本選を振り返って良い思い出しかない最高のイベントでした。本当にありがとうございました!

皆さん、ありがとうございます。予選までは井関さんが個人で参加されていて、途中でチーム開発に切り替えられましたよね?どういった心境でチーム開発にされたのでしょうか?

井関さん:チーム開発に切り替えたのは、まさか本当に予選を通るとは思っていなくて、しかしその予選が通ってしまったので、「本選までにこの考えたアプリケーションを完成させなければいけない!」という思いがありました。予選の当日に、見に来てもらったこのチームの皆に声をかけて「チーム開発をやりましょう!」と熱く口説き落とした感じで、チーム開発をするに至りました。

実際、チーム開発されてみていかがでしたか?

井関さんチーム開発はめちゃくちゃ大変でした。本当にいろいろ…そもそも未経験から始めて、GitHubを使ってチーム開発をするということ自体もカリキュラムで少し触った程度したし、実践でチーム開発するのも初めてでした。実際にやってみて、「その難しさはやってみなければわからないんだろうな」と思っています。そして、実際にチーム開発したときの本当の大変さというのは、ブランチの管理や、マスターからdevelopブランチが突然消えてしまったという事件もありつつ、それを乗り越えてアプリケーションを完成することができたというところです。チーム開発の難しさは身に沁みました。

皆で困難を乗り越えたからこそ、自信に繋がったチーム開発

Image from Gyazo

DEMODAY本選前後は、どのように過ごされていましたか?

チーム:本選前は開発に没頭していてチームの皆が開発に追われていました。それでも「本選までに開発を間に合わせたい」という思いが強く、開発合宿なども行ないました。その中でチーム開発の難しさを経験したから、今後の自信に繋がったとチーム全員が確信しています。そして本選が終了してからは一気に気が抜けてしまい、しばらく学習に身が入らなくなってしまい…モチベーション回復に2、3日必要でした。

DEMODAYに登壇してみて得られたものはありましたか?

井関さん:1番収穫になったのは、チーム開発のスキルだと思っています。プログラミングスクールとかだと個人で勉強する時間が多いと思うので、そういった一般的なカリキュラムのみのスクールだけでは体験できないチーム開発というのを、DEMODAYを通じて体験することができました。それはすごく収穫だったなと思っています。

チーム:やはりチーム開発の経験を得られたことが何よりの収穫だったと思います。少ない期間で必要要件を満たすアプリケーションを開発するためにチームが一丸となり、コミュニケーションを密に取りながら、GitHubでissueを立てて役割を分担し、目的を達成することができました。受講期間中にこれだけの経験を得られたことが自信に繋がりました。また、そのチーム開発を評価していただけたことが今後の励みになります。

DEMODAYで楽しかったこと、辛かったことを教えてください。

チーム:チーム開発中にはいろいろな事件が起きました。締め切り間近にdevelopブランチが突如消えたことがあり、ブランチを戻すことになったのですが、そのあと何をやってもコンフリクトが起こる現象に悩まされ続けました。この時が1番辛かったと思います。しかし、振り返ってみればdevelop削除事件はずっと語り継いでいける楽しい話題になったと思います。

それぞれ別々の道に進んでも、向かっている方向は同じ!

Image from Gyazo

今後、皆さんはどのようなお仕事をされる予定ですか?

チーム:それぞれエンジニアとして働くと思いますが、将来像はそれぞれ異なります。ただひとつ言えることは、皆、同じ方向に走っていくということです。 いつか道が交わることがあるかもしれませんし、今は目の前の目標に向かって全力で走り切ろうと思っています。

今後の目標をお聞かせください。

チーム:一旦チームは解散してエンジニアとしての就職を目指します。それぞれ別々の道にはなるけど向かっている方向は同じなので、また機会があればエンジニアとして成長したこのメンバーでチーム開発をしたいと思っています。

DEMODAYに興味を持たれている方、今後の登壇者に一言お願いいたします。

井関さん:参加するだけで良い経験になるDEMODAYは、本当に素晴らしいイベントだと実感しています。最初のアイデア出しの段階から集まってMTGを重ね、アイデアを固めて、その後に必要な資料や準備などをどんどん作り上げていく、積み重ねてどんどん大きいものにしていくという、すごく貴重なイベントであり、体験を得られると思います。すごくおすすめしたいイベントだったと思います。興味がある人がいたらぜひ参加してみてください!

Image from Gyazo

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