インタビュー

2019年09月13日

【予選審査員インタビュー】注目したのは登壇者の問題意識と解決法「DEMODAYは、エンジニアにとって重要な思考プロセスを体感できる場」

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2019年9月11日(水)に株式会社ガイアックスにて、DEMODAY 7thの予選を開催いたしました。その際に審査員を務めてくださった、ピクスタ株式会社の星 直史様にインタビューさせていただきました。

普段はDIVE INTO CODEで就職サポート講演もご担当くださっている星様。現場のエンジニアの視点と採用者の視点から、貴重なご意見をたくさんいただきました。

審査員のご紹介

ピクスタ株式会社のご紹介

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写真、イラスト、動画、音楽のデジタル素材オンラインマーケットプレイス

自作の写真やイラスト、動画、音楽などの作品を、デジタル素材として販売したいクリエイターと、クリエイティブ制作において素材を探している人や企業をつなぐ、日本最大級のデジタル素材マーケットプレイスです。企業のホームページや広告、アプリ、Webメディア、テレビ番組、映画、出版物、プレゼン資料、販促物、年賀状やグリーティングカードなど、あらゆるシーンでPIXTAの素材が活用されています。
またアジアの有力市場に展開し、韓国、台湾、タイなどアジア圏での活用の幅が広がり、豊富なアジア素材が支持されています。

ピクスタ株式会社の企業HPこちら

開発部長 星 直史様のご紹介

新卒入社したSIerでC#, Javaを学んだ後、ピクスタ株式会社に2012年に入社。写真素材・ストックフォト「PIXTA」の改善改修に従事。その後、開発リーダー、マネージャーを経て、2018年1月より開発部長に就任。エンジニアの採用、育成、組織作りに取り組んでいる。

星様のTwitterこちら

着目したのは「解決する問題の内容」と「問題の大きさ」

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DEMODAYの予選審査員をされてみて、いかがでしたか?

自分が若い時は、他のビジネスコンテストで提案者(審査される側)として参加者していました。審査する側としては初めてです。
予選審査員として携わる中で、当時の記憶が蘇ってきたので、楽しみながら審査をすることができました。

実際の現場はヒリヒリしますね。自分の渾身のプロダクトを人前で話して審査されるというのは、普通のビジネスや会社員としてやっていく中では味わえないような経験だと思います。

印象に残った登壇者やアプリはありましたか?

川北さんと井関さんです。
川北さんは、実際に何名かのユーザーに対してサービスの検証し、評価を得ていたため事業として成り立ちそうだと感じました。またプレゼンの内容(お祖母様のBefore/Afterの画像)のインパクトが大きく、サービスの価値を一瞬で理解することができました。

井関さんは、ご自身の原体験を元に作成したビジネスプランでしたが、潜在顧客は確実にいそうであることや、独自性の高いサービスであるため、今後、非常に期待ができるサービスだと感じました。

予選全体の印象はいかがでしたか?

参加者のビジネスプランの質が高かったことや、サービスに既にユーザーがついているものがあることに驚きました。皆さんの、プロダクトをしっかり完成させるというエンジニアリングのクオリティの高さに「ここまでできるんだ」と正直驚きました。
また、プランや実装について、かなり作り込みをされていると感じたことや、発表の内容も第三者が理解しやすい内容になっているものが多く、熱気があり真剣勝負の場であったと感じます。

予選で1位・2位・3位と順位をつけていきますが、特に上位のプロダクトやサービスは、実際に売り上げが立つんじゃないかと想起できるサービスだったので、ビジネスアイデアの観点でも素晴らしいなと思っています。

審査の際に、重視されていたことはありますか?審査基準では、どのような点を意識して、採点されましたか?

「何の問題を解決するのか」「その問題の大きさはどれほどなのか」という点を意識して採点しました。
また、エンジニア視点では、今後サービスを成長させるにあたり、開発チームの持続可能性が高いかも意識して採点しました。

事前の審査だけでは判断できない部分というものがあります。プレゼンの質と言いますか、実際に自分の思いを正しく伝えるということに関しては、実際に聞いてみないとわからないところがあると思います。こういったイベントは、そこを正確に伝える機会だと思います。

DIVE INTO CODEにどのような印象を持たれましたか?

単純に「プログラミングを教える」ではなく「問題を解決するためのツールのひとつとしてのプログラミングを教える」という点が印象に残りました。
DIVE INTO CODE様からは、言われたことをうまくこなすエンジニアではなく、「問題意識を持ちどのように解決するか」を考えられるエンジニアが育つのではないかと思います。

実際の現場でエンジニアにとって重要なのは「どの問題を解くか」

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普段はどのようなお仕事をされていらっしゃるのですか?

ピクスタ株式会社の開発部長として、エンジニアの採用、育成、組織作りに取り組んでいます。
その傍ら、子会社のスナップマート株式会社では、実装(スマホ/Webアプリ)、インフラ運用、技術戦略、採用戦略など包括的に取り組んでいます。

現在の業務の楽しいことややりがいをお教えください。

組織作りは大きく、採用・育成・定着に分けられると考えています。
この3つの要素はどれも、メンバーの成長に寄与できるので、個人で成果を出すことよりも、より大きな成果が出しやすくなるため、大きなやりがいになっています。

現在の業務で、大変なことや課題に感じていることはありますか?

当たり前ではありますが、メンバーそれぞれ価値観や労働観が異なる点です。
メンバーが増えていく中で、個人が輝いて仕事ができるような環境を作ると共に、局所最適にならないように考え抜くことが楽しさであり、大変なところでもあります。

御社や星さんの今後の目標をお教えください。

会社としては、今後も新しい事業の創出を続けていきます。その原動力になるのはエンジニアだと私は信じています。現在、エンジニアは30名ほどですが、今後数年かけて、50名、70名と増やしていきたいと思っています。

また、組織として、どのような布陣を作っていくかというのも重要ですが、同時にそれぞれのエンジニアには、個性というか、自分のやりたいこと、なりたいエンジニア像というのがあると思います。最近は、そのロールモデルのようなものを、組織の中に作っていくことも必要ではないかと思っています。
メンバーがエンジニアとしてのキャリアをイメージできるように、例えばプロダクトリードやテクニカルリードのような役割があるということを、組織の中で知ったり、目指したりできる機会を提供することで、組織として必要な機能の確保と、メンバーの育成とを、補い合いながら進められる環境ができるといいなと思っています。

DEMODAY登壇者の皆さんへ一言お願いいたします。

本選まで1ヶ月弱くらいの間に、今日のフィードバックをいろいろ受けたと思いますので、その1ヶ月間でブラッシュアップして、悔いのないように戦っていただければと思っています。

プログラミング学習のみならず、ビジネスプランの作成まで手を広げるのは意欲的で素晴らしいと思います。また、ビジネスプランを作成する過程で「何の問題を解決するのか?」と、思考の広がりを感じたと思います。

エンジニアは「どのように作るか?」について責任を負うわけですが、私も含めて、手段に拘るあまりに「何をなぜ」の視点が抜けてしまうことが多々あります。
DEMODAY参加は、その重要な思考プロセスを体感する貴重な時間になると思いますので、思考の変化を楽しみながら取り組んでみてください。

DIVE INTO CODEへ入校を検討されている方、エンジニアを目指している方へ一言お願いいたします。

プログラミング学習は市場が成熟しつつあるのではないかと思います。
DIVE INTO CODEはプログラミングを問題解決の道具(または能力のひとつ)だと捉えていると感じます。
実際の現場では、プログラムを書く技能が求められるのはもちろんですが、より重要なのは、「どの問題を解くか」です。
プログラミング学習を終え、さらに活躍をしたいのであれば、プログラミングスクールに通っての学習方法として有力な候補のひとつだと思います。

ありがとうございました!

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