インタビュー
2019年2月24日【審査員インタビュー】DEMODAY審査員に聞く「エンジニアの本質とは」
DEMODAY 4th 審査員の竹馬 力様(株式会社リブセンス)から、DEMODAYで感じたこと、そして未来のエンジニアへのエールを語っていただきました。
DEMODAY 4th 審査員の竹馬 力様(株式会社リブセンス)から、DEMODAYで感じたこと、そして未来のエンジニアへのエールを語っていただきました。
エンジニアを目指す皆さんへ竹馬様が伝えたかった、プログラミングのその先にあるエンジニアにとっての「本質」とは。
竹馬 力様(株式会社リブセンス)のご紹介
これまでの経歴を教えてください。
竹馬と申します。リブセンスに入ってから5年ほど経っており、今はエンジニアリングマネージャーをしています。エンジニア歴は14年です。PHP、Rubyなどを経験してきました。
Rubyに出会ってからは5年くらいで、RubyとRuby on Railsの本も出版しています。「3ステップでしっかり学ぶRuby入門」、「たった1日で基本が身に付く!Ruby on Rails超入門」という書籍です。ただ、最近はRailsのコードはあまり書いていませんね。
プログラミングができるだけでは「高度なエンジニアリング」とは言えない
DEMODAYに参加してみて、いかがでしたか?
エンジニアは「魔法使い」
だとよく言われます。ゼロイチで新しいものを生み出す力を持っているのがエンジニア
だと個人的にも思っています。
今日参加させてもらって、自分自身への刺激になりました。世の中へ新しい価値を作っていこうという気概に燃えている人たちが頑張っている
という様子が垣間見れました。自分自身サービスを手がける立場なので、モチベーションが上がりました。
エンジニアリングにおいては、プロになるにあたって、ただプログラミングができて動くものが作れることと、実際に高度なエンジニアリングをすることとは別物
です。10数年エンジニアをやっていて、一流のエンジニアにはそう簡単になれないと思っています。
今回のDEMODAYには、そういうエッセンスがあってもよかったかもしれません。例えば、サービスの説明だけではなく、技術的に工夫したことや、テクノロジーがどういう課題解決に役立っているのかといった内容です。
未来のエンジニアへ、竹馬様からのエール
エンジニアを検討されている方々へ一言お願いいたします。
エンジニアの本質とは、「課題解決をすること」
です。ものを作ることではありません。どうやったら現実の課題を解決できるのか、課題解決のプロになることがエンジニアには求められています。
そして、テクノロジーはかなり学習コストが求められます。ものすごい時間をかけて勉強しなければならない。エンジニアになると、それを常に繰り返していかなければならないわけです。ひたすら学習し続けることがエンジニアの性
です。それをどう生活の中に取り入れ、自分のものにできるかが求められていると思います。
プログラミングスクールはある意味きっかけに過ぎません。ずっと勉強し続けるスタートラインに立ったところです。初心を忘れずに、成長の「傾き」を上げ続けていくことにフォーカスする
自分になれるように頑張っていただけると良いと思います。