ディープロ

2019年5月25日

プログラミングを学ぶときの長く使えるパソコン選び

これから初めてプログラミングを勉強する皆さんにとって、パソコン選びは悩みの種ではないでしょうか?スペックも金額もさまざまで、どれを買うのが正解なのか、わからなくなってしまいますよね。今回は、プログラミングを始めたばかりの皆さんのために、長く使えるパソコン選びのポイントを伝授します。

これから初めてプログラミングを勉強する皆さんにとって、パソコン選びは悩みの種ではないでしょうか?スペックも金額もさまざまで、どれを買うのが正解なのか、わからなくなってしまいますよね。
今回は、プログラミングを始めたばかりの皆さんのために、長く使えるパソコン選びのポイントを伝授します。

【こんな方におすすめ】
・プログラミングを始めるためにパソコンを買いたい方
・どんなパソコンを買ったらいいか悩んでいる方
・新しいパソコンに買い替えようと思っている方

【目次】
1. 長く使えるパソコンの選び方とは
2. パソコン選びに必要な3つの観点
 ・開発のしやすさは、OS(オペレーティングシステム)に左右される?
 ・CPUとGPUは最も高性能がおすすめ
 ・処理速度にも影響大?メモリは8GB以上にせよ
3. まとめ

■話し手
ディープロ 代表 野呂 浩良
■聞き手
StartGate 永田 拓也

長く使えるパソコンの選び方とは

今回は、スクールの受講検討者さんからもよく相談を受ける、パソコン選びに関するテーマです。

嬉しいですね、パソコン選び悩みますよね。

私も初めて買うときは悩みました。

そうですよね、特に、プログラミングする人にとっては相棒ですよね。

はい。最初の頃はまだどんなことに使うのか、という感覚値もわからないので、何を買ったらいいか判断できないんですね。

確かに。

今回は、スクールだけではなくその後の数年も使い続けられるパソコンの選び方を伝えたいと思います。

パソコン選びに必要な3つの観点

まず、選ぶときに確認すべきポイントは
・OS(オペレーティングシステム)
・CPU、GPU
・メモリ

の3つです。

なんとなく聞いたことはありますね。

これらそれぞれが何なのか、については今回は詳しく説明しないので、わからない方はインターネットで検索してみてください。

わかりました。

ところで永田さんは、何のパソコンをお使いですか?

僕はWindowsですね。

それはどうしてですか?

自分の場合はプログラミングもそんなにしないですし、どちらかというとMicrosoft Officeのような資料作成ソフトが初めから入っていることのほうが重要で。
といっても、そんなに深くは選んでないのが正直なところです。

そうですよね。初めて買うときって、職場や家族など、周りに使っている人が多い、くらいの理由で選びますよね。

はい、そうでしたね。

でも、プログラミングを学ぶのであれば、OSはMacのほうがおすすめですね。

え~なんでですか?

開発のしやすさは、OS(オペレーティングシステム)に左右される?

例えば、プログラミングする方って、JavaとかPHPとかRubyを動かすじゃないですか。それらの言語を動かすのに、WindowsよりもMacのほうが相性がいいんですね。

そうなんですね。知らなかったです。

実は、OSはWindowsとMac以外にも色々なものがありますが、それぞれ特徴が違うんです。特に、Windowsだけは他のものと結構違います。Windowsとそれ以外とでは大きく差があって、平たく言うとMacとそれ以外のものは近いと言えます。
だから、Macを買っておけば他のOSに近い対応ができる、というイメージです。

なるほど。他にもたくさんOSがあるんだ。

そうです。実はWindowsとMacは有料なんですが、他のOSっていうのは、無料なんです。

あ~ライセンス料とかありますよね。

はい。例えば、LinuxというOSは無料です。オープンソースで開発されたれっきとしたOSが、ずっと無料でそのまま使えます。だから企業でのシステム開発ではこれらが使われることが多いんです。

Linuxは聞いたことありますね。

Macのパソコンなら、その環境と近いものを用意できます。

それはすごい。

もちろん完璧に同じわけではないですが、具体的には俗に言う「黒い画面」と呼ばれるターミナルでのコマンド操作がほとんど同じなんです。普段使いがWindowsだと、いざ開発をするときに「Linuxはどのコマンドだっけ?」と考える手間が生まれてしまうので、どちらかを選ぶなら普段と同じような操作感ができるMacがいいかな、と思います。

へえ~全然知らなかったです。

ちょっと気をつける点としては、システム開発ってパソコンのOSの問題だけではなくてサーバーのOSも関係してきます。特に、業務系システムではWindowsサーバーで動くソフトウェアも多いので、そういった場合はWindowsのコマンド知識が必要になりますね。なので、業務系システムの開発が多いIT企業では、Windowsを使っている開発者はたくさんいます。

なるほど。何を開発するのか、によっても変わるわけですね。

そうです。
これは補足ですが、元々WindowsとMacは競争してきていて、その中でWindowsが業務系システムの市場をとったという経緯があります。販売戦略として、Macは企業向けではなくデザイン面に力を入れていて、Windowsは企業向けのサポートやトラブルの保守対応などを充実しているために多く企業に採用されるようになっていったわけです。

へぇ~面白いですね。
どっちがダメ、というわけではなく販売戦略の違いがあるんですね。

CPUとGPUは最も高性能がおすすめ

これもよく確認してほしいのが、CPUとGPUです。
CPUはよく聞いたことがあると思いますが、コンピューターの脳みそのような役割をします。

はい。CPUは家電屋さんでも書いてありますね。

これらは、あればあっただけ良い、と言えます。パソコンはどんどん性能があがっていて、CPUなどの処理速度も速くなっています。

そうですよね。

売られているパソコンのCPUの性能が良くなるとどうなるかというと、一般的に使われるパソコンの処理速度がどんどん速くなってくるわけです。だから、インターネットに出回るサイトやシステムも、最新の処理速度に準じてよりリッチで重厚な内容で開発されていきます。そうなっていったときに、小さなスペックのCPUを開発で使っていると、処理にとても時間がかかってしまいますよね。

確かにそうですね。

世の中のシステムが、速い処理速度を前提に作られているのに自分のパソコンの処理速度が遅いと、そのスピード感についていけなくなってしまいます。古いパソコンを使っていて処理が遅く感じるのは、それ自体の劣化が原因なのではなく、使われるシステムが重くなっていて処理能力が追いついてないことも多いんです。

あ~昔のパソコンを使おうとすると、フリーズしてしまうことありますよね。あれは周りが進化してるからなんですね!

そうです。なので最新型のCPUが搭載されたパソコンを買った方が、今後就職した後でも長く使えることになります。

なるほど、よくわかりました。

次に GPU ですが、これはグラフィック系の処理に使われる能力です。これは機械学習や深層学習で画像認識や動画の物体検出の処理に長けています。

GPUはあまり聞いたことないですね。

映像処理の仕方は並列処理などが必要ですが、そういった処理に力を入れているマーケットがあります。

そんな会社もあるんですね。全然知らなかったです。

今後、機械学習や深層学習に力を入れていきたい人は、GPUが搭載されたパソコンのほうがいいですね。Microsoft AzureやAWSなどのクラウドサービスの中でも使えることがあるので、それと併用してもいいと思います。

へ~これは知らなかったので聞くことができてよかったです。

そうですよね。機械学習に触れる予定のない人はGPUがなくても問題ないですが、すでにやることが決まっているのであれば必須で考慮したほうがいいでしょう。

処理速度にも影響大?メモリは8GB以上にせよ

最後に、メモリについてですが、これも大きければ大きいほど良いです。

やっぱりそうなりますよね。メモリはどう影響してくるんですか?

これは普段一番影響を感じているかもしれません。今いくつくらいブラウザのタブを立ち上げてますか?

え、10個以上は立ち上がってますね。

なるほど。ということは、同時並行でFacebookやGmailなどいろんなサイトを立ち上げてますよね?それで動作が重く感じることはありませんか?

よくあります。

ですよね。それ、メモリのせいです。

そうなんですね。メモリが足りてないんでしょうか?遅いとイライラしてしまいます。

はい。メモリが大きいパソコンであれば、そうはならないんです。これが一番肌感覚でわかりやすい影響ですね。

確かに。身近に感じてますね。

何か重い処理をさせながら別のサイトをひらくとか、パっと画面を切り替えて作業したいとか、処理スピード自体の体感速度を上げたい、といったことはメモリで解決することが多いです。

そうなんですか~。何GB(ギガバイト)くらいのメモリがあればいいんですか?

エンジニアは、8GB以上を使ってる方が多いですね。私は、16GBにしています。遅くてストレスになるようなことはありませんね。これをケチると、途中で買い替えることになって後悔するかもしれません。

でも、値段が違うんですよね。

違うといっても、数万円の差です。

うーん、だけど、まだ初心者だから安いのでいいや~って思ってしまいそうですよね。

この先3年、5年と使っていくパソコンと考えたら決して高い買い物ではありません。後から増設しようと思っても、修理代や外付けなど費用も手間もかかってしまいます。はじめからメモリが多いに越したことはありません。
自分の覚悟と同じだけのメモリを積みましょう!(笑)

なるほど~余計にお金がかかってしまうと辛いですもんね。
「このパソコンはカッコイイ!」と思ってしまうパソコンはありますか?

最近だと、最新のMacBookProを持っていると注目されますよね。
バージョンが上がる度にスペックも良くなっているので、発売してすぐに持っている人がいると、周りからも羨望の目で見られます。

あ~それはわかりますね。デザインもかっこいいですよね。Windowsはどうなんですか?

もちろん、Windowsは日本でも一番広く普及していますし、パソコンの中では王者のようなポジションですよね。

まとめ

・プログラミングを学ぶなら、長く使うことを見据えたパソコン選びをしよう
・開発で使いやすいOS(オペレーションシステム)を理解しよう
・CPUはできるだけ高性能な最新機種を選ぼう
・機械学習や深層学習をする人は、GPUにも注目しよう
・体感速度が遅いのはメモリが原因かも。最低でも8GB以上を選ぼう

これからプログラミングを始める人にとって、相棒とも呼べるパソコン。できるだけ長く使えて、後悔しない買い物がしたいですよね。

まずは 「OS」、「CPU・GPU」、「メモリ」に焦点を当てて、開発に適しているパソコンを見極めましょう 。わからないことがあれば、現役のエンジニアや、お店でどんな用途で使いたいのか詳しく相談してみると良いですよ。

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