DIVE INTO CODE

2019年5月4日

Rubyが入門者にオススメの3つの理由【Be Lazy!! 楽しんで書ける】

どのプログラミング言語を学んだらいいのか迷っているあなたへ。この記事ではRubyがプログラミング入門者にとって学びやすく、オススメである3つの理由をお伝えします。
ここではDIVE INTO CODEで教えているRubyを習得する前提で話を進めますが、これから初めてプログラミングを学ぼうとされている方ならどなたでも役に立つ話になっています。

【こんな方におすすめ】
・未経験からのエンジニアを目指している方
・これから初めてプログラミング学習をしてみたい方
・プログラミングスクールを検討している方
・プログラミングの勉強で悩んでいる方

【目次】
1. 最初に待ち受けている環境構築がラク
2. 書き方がシンプルで直感的
3. 日本人が開発した言語で説明書や勉強会コミュニティが揃っている
・Rubyを教えることにした理由は、初学者が楽しく学べるから

■話し手
DIVE INTO CODE 代表 野呂 浩良
■聞き手
StartGate 永田 拓也

1.最初に待ち受けている環境構築がラク

では、よろしくお願いします。

3つの理由の中で特に1つ目の「環境構築がラク」というのは、かなり重要なことなんです。初心者や入門者からすると環境構築というのは一体どうやったらいいのか、一般的にイメージがしづらく分からないことが多いんです。
その点でRubyは、Macなら最初からインストールされているのですぐに使えるし、Windowsの場合でもインストールする手順自体はそれほど複雑ではありません。手順はどこかのWebサイトから見つけてくれば、30分もあれば終えられます。もしほかの言語であれば、さらに何かをインストールしたりする必要がなく、すぐに書くことができるようになるのは、嬉しいですよね。

始めたいと思ったらすぐにでも始められますか?

始めやすいですね。環境構築は「ターミナル」と呼ばれる、立ち上げたら文字だけを打ち込める黒い画面で行います。そこに何かコードを打ち込むと反応がすぐに返ってくるのがRubyの特徴なんです。

たとえばこのボタンだけを変えたいと思ったら、すぐにできるとか?

さすがにRubyではそこまで変更を加えるのは難しいんですけど、とにかくRubyなら打ち込んだ結果がターミナルの画面にすぐ返ってくる。言語によっては、コンパイルと言ってファイルを機械語に変換するための処理とそのためのツールを用意する必要があるのですが、Rubyなら、インタプリタ言語と言ってそのまま実行ができる。つまり気軽に使えるという特徴を持っています。これは、環球構築がラクである理由にもつながっていますね。

2.書き方がシンプルで直感的

2つ目は「書き方がシンプルで直感的」ということです。
たとえばRubyで「こんにちは」と文字をターミナルの画面に出したかったら

puts "こんにちは"

こう書くだけで画面に表示されるんですね。

それだけ!?

それだけなんです。

そもそも、そういう仕組みになっているのはなぜなんですか?

それはRubyが開発された段階で、複雑にコードを書かなくても良いように設計して作られているからなんですよ。手軽に、全てのエンジニアがストレスなく書ける形を目指して作られているんです。
ただし、裏側では変換をされてコンピューターに実行されているので、コンピュータ自体に伝わる命令文(機械語)という意味ではほぼ同じなんです。

そこは短縮されている?

そうです。人間がラクに使えるように設計されている。プログラミングをする人が、直感的に楽しくコードを書くことができるように作られたんです。開発者であるまつもとゆきひろさんのあたたかい想いが込められていると、私は感じています。

3.日本人が開発した言語で説明書や勉強会コミュニティが揃っている

3つ目です。Rubyを生み出し、今もバージョンアップを作っている方が日本人のまつもとゆきひろさん。この方はご自身が中学生の頃から、いつかオリジナルのプログラミング言語を作りたいと思って、紙に言語を書いて頭の中で実行していたような方です。
このように開発者が日本人であるため、使い方のドキュメントが日本語で書かれているんですよ。日本語で説明書の原文まで辿り着けるんです。つまり、誰かが書いたブログ記事ではなくて開発者のまつもとさんが書いた説明書があるんです。複雑で細かい仕様の話も全て日本語で載っている。公式のドキュメントだけではなく、Rubyを使う日本人のコミュニティも全国各地に存在します。
Rubyを愛する人が書いたブログや技術記事、その勉強会が周りに広がっていると思ったら、楽しそうではありませんか?

普通のプログラミング言語の説明書は何の言語が多いんですか?

英語が多いですね。たとえばPythonやJavaも英語なんです。もちろん今は説明書が日本語に翻訳されているものが多いので、一概に差があるわけではないんですけども。ただ、開発者の想いを日本語でそのまま読めることはなかなか貴重ですね。かつ、直接その方に会えます。

ちなみに、まつもとゆきひろさんにお会いすることもできたりするんですか!?

もちろんです!いろんなイベント、たとえばRubyWorld Conference(ルビーワールドカンファレンス)やRubyKaigi(ルビーカイギ)など、Rubyの公式イベントであれば、お話できるほどの近い距離で普通にいらっしゃいます。話しかけやすい気さくな雰囲気をお持ちです。相当お忙しいはずなのに、なんだか嬉しいですよね。

Rubyって日本では有名だと思うんですけど、海外ではどれくらいのシェアなんですか?

海外の場合、Rubyの多くはスタートアップでよく使われています。ただし、シェアでいうと大体4〜8%。10%には届かない。

逆に今、一番多いプログラム言語は?

一番はJava、次いでPHPですね。

日本でRubyが使われるのは、単純に日本人ならではの使いやすさがあるからですか?

いや、使いやすさではないです。RubyやRuby on Railsなど「Rubyで作られたものが向いているシステム」が一定の分野に限定して存在します。その分野ではよく使われる一方、大きなマーケットを対象にして巨大でお金がかかるシステムを作り上げるケースなら、メジャーなJavaの方が、実績や契約の都合上適している。RubyはPythonと一緒であまり選ばれない言語です。

なるほど。世界でのシェアが4%で、日本でのシェアは?

日本も同じ程度で、10%もいかないです。

Rubyを教えることにした理由は、初学者が楽しく学べるから

ちなみになぜRubyを教えることにしたんですか?

まず、Rubyはプログラミングをしていて楽しいんです。ラクに、直感的に書けるので覚えることに対してあまりストレスを感じにくい
私はCOBOLやDelphiなどほかの言語も学びましたけど、もっと多くの文字数を書く必要があるなど、いろいろと付け足さなければならない。それにコードが多い分、覚えるのが大変です。そういう部分が少ないという意味では、Rubyは楽しみながら反応がすぐに返ってくるので分かりやすい。直感的なんですよ

良いですね!

この「黒い画面(ターミナル)が直感的」ということ自体、よく分からない方が多いかもしれませんが(笑)、Rubyの世界の中では直感的なんですよね。
あと、私が好きな言葉があります。それは、「Be Lazy!!」です。Rubyを直感的に書きながら、もっと楽をしよう、楽をするために、楽しく書くために生まれた言語なんだから。という意味だと解釈しています。

なるほど。ありがとうございました!

まとめ

Rubyが入門者にオススメの3つの理由
1.環境構築がラク
・MacでもWindowsでも、難しい設定がなくても簡単に環境構築が行なえる!
2.書き方がシンプル
・基本的に構文が短いから覚えやすい!
3.日本人が開発している言語なので多くの説明書が揃っている!
・言語の設計思想まで読み込むことができて、安心できる!

ぜひ、Rubyを学びながら、もっと楽ができる社会をつくっていきませんか?

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