ディープロ

2019年6月24日

プログラミングを学ぶ際の専門用語はどのように理解していくのが良いの?

プログラミングを勉強していたら、次から次へと知らない用語が出てきて勉強が全く進まない!そんな経験、したことある方は多いのではないでしょうか。今回は、プログラミングを学ぶ際に出てくる専門用語をどのように理解していけば良いか、ディープロ 代表の野呂が伝授します。

プログラミングを勉強していたら、次から次へと知らない用語が出てきて勉強が全く進まない!そんな経験、したことある方は多いのではないでしょうか。今回は、プログラミングを学ぶ際に出てくる専門用語をどのように理解していけば良いか、ディープロ 代表の野呂が伝授します。

【こんな方におすすめ】
・IT業界未経験でこれから勉強したい方
・専門用語がわからず、プログラミング学習につまずいてしまった方
・わからない専門用語をどう覚えたらいいか悩んでいる方

【目次】
1. プログラミングを学ぶ際の専門用語とどう向き合う?
2. プログラミングを学ぶ際の専門用語を理解する方法
 ・Google検索結果の1ページ目を読み漁る
 ・スプレッドシートで単語帳を作成する
 ・1日1回、スプレッドシートを読み返す
3. まとめ

■話し手
ディープロ 代表 野呂 浩良
■聞き手
StartGate 永田 拓也

プログラミングを学ぶときの専門用語とどう向き合う?

本日は、「プログラミング学習中に出てくる専門用語をどうやって理解していったらいいか」という話をします。

これ嬉しいですね。学習していると、わからない単語がたくさん出てきて困るんですよね。

そうですよね。例えばRubyのことを知りたくて調べただけでも、いきなり「オブジェクト指向」だとか「スクリプト言語」などという言葉が出てきたりします。

もうすでにわからないですもん!

でも、これっていいことだと思うんですよね。これから新しいことを知っていけるわけですから。

なるほど、知らないことは伸びしろだと思えばいいですね!

はい。ここに出ている専門用語も、一人前になって仕事にすれば当たり前の言葉としてわかるようになるはずです。私も今はどの用語も意味をわかって話していますが、最初の頃は全くわかりませんでした。

そうなんですね。どうやって乗り越えていったんでしょうか。

今日は、それを整理していきましょう。

プログラミングを学ぶ際の専門用語を理解する方法

専門用語って、ここで見ただけでも「オブジェクト指向」、「スクリプト」、「オープンソース」、「Webアプリケーション」などたくさんの知らない用語が出てきますよね。

カタカナが多いんですよね〜。

こういう言葉が出てきたとき、いつもどうしていますか?

うーん、とにかく調べてみますかね。Googleで検索したり。

そうですね。やはり、大切なのはまず調べることです。
今日は、専門用語を理解するために必ずやってほしい3つのことを説明します!

おお、ぜひ知りたいです!

1つ目は、Google検索結果の1ページ目を読み漁ること。
2つ目は、スプレッドシートで単語帳を作成すること。
3つ目は、1日1回スプレッドシートを読み返すこと。
「これは絶対やってもらわないと困ります!」ということを新入社員や生徒さんにも伝えています。

Google検索結果の1ページ目を読み漁る

例えば、「オブジェクト指向」を検索してみたときに、1ページ目の上から全部のリンクを全て開いて読んでいきます。当然すぐには意味がわからないかもしれませんが、10記事も読んでいると、なんとなく繋がりが見えてきたり、例え話や図を書いて説明してくれているサイトもあったりします。

なるほど、わからなくてもまずは読んでみるのは大事ですよね。

Google検索で上位に出ている記事は良質なものが多く、わかりやすい記事もたくさんあります。そこから拾った意味をスプレッドシートに書き留めておくと良いですね。
ちなみに、検索結果の2ページ目以降は見なくて大丈夫です。用語の説明に関しては2ページ目以降でも書いてあることは大して変わりません。

そうなんですね。そこに時間使いすぎるのはもったいないですもんね。

はい、その代わり、1ページ目に出てきた記事はとにかく全部読んでみましょう

わかりました。でも、一通り読んでもまだ自分で言葉として使えないんですよね〜。

そうですね。この時点では、まだ「なんとなくこういう意味なんだな〜」くらいの理解で大丈夫です。この次のステップで、自分の中に落とし込めるようにしていきます。
わからない用語なのにスルーして後回しにすることが一番よくないので、知らない用語に出会ったらとにかくまずは調べて、読みこむことが大切です。

なるほど〜はじめのうちは調べることがすごく多くなりそうですね。

スプレッドシートで単語帳を作成する

調べて終わりではもったいないので、調べた用語は片っ端からスプレッドシートに書き留めていきましょう。

自分の言葉で説明できるようにするんですか?

最初はコピペでもいいので、調べたことを残すイメージで良いです。1つの用語を調べると、次から次にわからない用語が出てくるので、それを全て記録して単語帳を作るんです。

なるほど、大変そうです。プログラミングがしたいだけなのに、そんなに用語を知ってないといけないんですかね。

そのプログラミングを学ぶための教材に専門用語が使われているし、業務上でもよく使われる言葉になるので、専門用語を知らないでプログラミングを仕事にすることは無理に等しいと思います。

そうか〜。最初はひとつひとつ覚えていくしかないですね。

私も新人の頃、いろんなIT用語を調べて自分の言葉で説明するような研修がありましたが、その時に思ったのは「インターネットで調べれば大抵のことはわかる」ということです。

調べればわかる、っていう自信に繋がったんですね。

ただし、インターネット上に書いてあることは嘘や間違いもあるので注意しましょう。

え、どうやって判断すればいいんですか?

だからこそ1ページ目の全ての記事を網羅的に読むことで、偏った知識ではなくバランスよく全体像を理解することができます。

なるほど。1つの意見だけを鵜呑みにしちゃいけないですよね。

1日1回、スプレッドシートを読み返す

最後に大事なのが、作った単語帳を、毎日読み返すことです。これをしないと用語が全然定着しません。

そうですよね。英語を勉強する時に単語帳を作って満足したことはありますが、いざという時に使い方が合ってるのか不安で、なかなか日常的には使えなかったですね。

IT用語はいわゆる業界用語なので、仕事上でも普通に会話の中に出てきます。専門用語を使って上司や先輩に指示されたときに理解できなかったら、コミュニケーションもうまく取れないですよね。これだと、指示された通りにプログラミングすることができません。

確かに。なんとなくの理解だと対等に会話できないですし、調べたら出てくることなのにどうして知らないのか、と思われても仕方ないです。

はい。これは学ぶ姿勢の問題でもありますが、事前に調べられることは自分の中で理解する努力が必要です。
人に聞くことも悪いことではありませんが、自分では全く調べずに人に聞いてばかりではいけません。自分ができることを放棄せずに、思考してみた上でわからない部分だけ先輩に聞くのは理解が深まって良いことだと思いますよ。

まとめ

・知らない用語に出会ったら、まずはGoogleで検索しよう!
・Google検索結果の1ページ目をとにかく読んでみよう!
・スプレッドシートに調べた内容を記録して単語帳をつくろう!
・作った単語帳を毎日読み返して定着させよう!
・自分で調べて、解決するスキルを身につけよう!

プログラミング学習中は、次から次に知らない専門用語が飛び交うもの。IT業界未経験者には少し大変に感じることもあるかもしれません。それでも、大抵のことはインターネットで調べたら出てくる時代。ひとつひとつをしっかり調べて読み込む、そして定着するよう単語帳で復習することが大切です。

いずれIT業界で働きたいと思っている皆さんは、ぜひ今回ご紹介した方法で専門用語を覚えて、自分で説明できる領域を少しずつ増やしていきましょう。

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