DIVE INTO CODE

2019年4月6日

【DICスタジオVol.2-1】未経験からエンジニアになるための「3つの鉄則」

DIVE INTO CODE代表の野呂 浩良と、StartGate執行役員の永田 拓也による対談(DICスタジオVol.2)を3回に渡ってお届けします。
初学者の方やこれからプログラミングを始めようと思う方にとって、具体的なエンジニアへの就職というのはイメージが湧きにくいものですよね。DIVE INTO CODE代表の野呂は、これまで数多くの未経験からエンジニアを目指す方をサポートしてきました。エンジニア就職に熟知した野呂の、未経験からエンジニアになるための「3つの鉄則」をご紹介します。

【こんな方におすすめ】
・未経験からのエンジニアを目指している方
・プログラミングスクールを検討している方
・エンジニア就職の具体的な道のりが見えない方

【目次】
1.「3つの鉄則」 自分を知り、相手を知り、道のりを知る
2.未経験者が「就職しやすい企業」、「就職しにくい企業」
3.スタートラインは「なぜ、自分はエンジニアになりたいのか」を把握すること

■話し手
DIVE INTO CODE 代表 野呂 浩良
■聞き手
StartGate 永田 拓也

「3つの鉄則」 自分を知り、相手を知り、道のりを知る

未経験からエンジニアに就職するためのアドバイスがあれば教えてください。

前提として、登場人物が2人出てきます。1人目は自分2人目は企業です。この登場人物を踏まえた上で、未経験からエンジニアになるための3つの鉄則があります!
1つ目は「自分」を知り、2つ目に「相手」を知る。3つ目はそこに到達するための「道のり」を知ることです。この3つを押さえて就職活動をしていくことが極めて重要です。彼を知り己を知れば百戦殆うからず(かれをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず)ということわざがありますね。この言葉が何千年も前からありますが、実践するのはなかなか難しいですね。これはとても重要なことなので、 必ず行なった方が良いです。

その3つの鉄則が大事なんですね。

そうですね。1つ目の「自分」を知ることは、プログラミング以外で何が得意で、これまでの仕事に対してどのような姿勢で取り組んできたか。その取り組む姿勢が全てに直結すると思っています。サポートする時には、「過去の仕事をどのように取り組んできましたか?」という点を必ず聞いています。面接の際に企業側から「過去にどのように仕事を行なったのか」という点を必ず聞かれます。 エンジニア就職を目指す方は、その点について把握しなければいけません。なぜなら、就職活動者と企業で意向が合わない可能性があるからです。
2つ目の「相手」を知ることは、ここでの相手とは企業ですね。企業側はどのような人材(人物像)を求めているのか、どのレベルの人材を求めているのか。就職活動者は、企業側がどのような人物またはレベルを求めているのかを把握するのがとても重要です。
3つ目は「道のり」です。プログラミングスクールとはすなわち「道のり」です。目標に向かって、どうやって登っていくのか、その部分です。

未経験者が「就職しやすい企業」、「就職しにくい企業」

ゴールって人によって違うものなんですか?

ゴールが「エンジニアとして就職」という意味では大差がありません。ただ、人によって行きたい企業など細かい部分を見ていくと千差万別です。未経験からエンジニアになるための必要最低限の知識というものがあります。そこをやるというのが前提になりますね。

独りよがりで勉強していてもだめなんですね。企業が欲しい人材になっていかなければならないんですね。

そうですね。私たち(DIVE INTO CODE)は道のりを提供するということをやっています。受講生さんが道のりを登ったとしても、それは半分を満たしたというイメージです。残り半分はその方のパーソナリティや仕事に対する姿勢が影響します。

野呂さんは受講生さんのパーソナリティや仕事に対する姿勢をどうやって見極めているんですか?

ここはなかなか難しい部分です。 まずは企業側の話をします。その次に、これからプログラミングを学んでエンジニアになっていこうとする人の話をします。
企業側の話でいうと、企業側が求める人材は「事業フェーズ」「事業の推進スピード」によって違います。端的に言うと、資金調達をしていて、売上を毎年10倍上げていきたいという企業は、事業の推進スピードについてこられる即戦力しか求めません。数名規模のベンチャー企業だとしても同じです。なぜなら、付いてこられない人がいるだけで足手まといになるからです。こういった企業にはプログラミングスクール出身者の人は基本的に入ることが難しいです。

なるほど。

もう一方の企業では一定のスピードで少しずつ成長して、しっかりと着実に仕事を進めていきたい。こういった企業もあります。 資金調達をしている訳ではないし、 一定の品質を持ってクライアントさんとちゃんと向き合っていきたいという企業です。こういう企業では、駆け出しエンジニアでも長い目で見てくれます。「1~2年後に価値を発揮してくれればいいよ」といった感じです。企業側を把握するという意味で、こういったことを知っておかなければなりません。

スタートラインは「なぜ、自分はエンジニアになりたいのか」を把握すること

企業の「事業フェーズ」「推進スピード」によって求める人材が異なる点は見落としがちですね。

プログラミングスクールに通ったからといって、どの企業にでも就職できる訳ではありません。企業側がどのようなフェーズで、どのような人物像を求めているか把握しなければなりません。
ここを突破するには、プログラミングスクールで受講してというよりは、今までの物事に対する姿勢が全部出ます。もしかしたら、それは自分が受講していく中で自分が変わっていくかもしれません。プログラミングが面白い、楽しいとなって、今までの思考の限界を超えて成長する可能性はもちろんあります。でも、大方の例で言うと劇的に変化するというのは難しく、一定のスピードで成長していきます。
なので、未経験からエンジニア就職を目指す方は、急成長の企業よりは一定のスピードで成長していく企業が適しているのではないかと思います。これらの点は、プログラミングを学習してこれからエンジニアになろうとしてる人に知っておいてほしいことです。

そういったことはメンターの方と対話しながら深掘りしていくんですか?

対話は重要ですね。企業側だけでなく、「なぜ、自分はエンジニアになりたいのか」、ここが明確にすべきことですね。

深いですね。

結構深いんですよ。ただプログラミングだけじゃなくて、「なぜ」の部分を明確にする必要があります。3年後に自分はどのようになっていれば100点か。そのために今の自分は何を学ぶのか、全部繋がっています。 そういう発想が「ちょっとやってみよう」という人にとって重要です。それがあれば強いです。

「なぜ」の部分は1人だとなかなか考えないですよね。重要な点ですけど、後回しになりがちですね。

DIVE INTO CODEでは入校前に面談を行います。お話しする内容が、「3年後に自分がどのようになっていれば理想的ですか?」という話をします。そういう話をすると、「そういうことは考えていませんでした。」という人が圧倒的に多いです。

なんとなく考えているじゃないかなと思いますね。

「今の自分の状態に対してこれを足したら良いんじゃないかな」と考えている人が多いんじゃないかなと思います。それだけだと、どこに行きたいか分からなくなってくるんですよね。

「なぜやってるんだっけ?」って辛くなりそうですね。

どういう企業で働いていきたいのか、そもそもどうやって働いていきたいのか。ここは結構重要です。自分を知り、相手を知る。どのように生きていきたいかを言語化する。その上で鉄則の3つ目のどのような「道のり」で目標に到達するのか。道のりはいろんなやり方があると思います。 急成長していくような路線が良いのか、働きながらの路線が良いのか、 大きく分かれるとは思うんですね。私の経験ですと、人間は第一優先順位であれば何事も成し遂げられると思います。エンジニアになるためのプログラミング学習を第一優先順位から外れてしまうとなかなか難しいと思いますね。

継続が難しそうですね。仕事が忙しいとか。

そうそう。「 疲れちゃったな」とか、「仕事終わったから後でやるか」とか、 「やらなくても怒られないしな」と言った感じで。そこに対して打ち勝つには「一緒に学ぶ仲間」「やらざるを得ない環境」などが必要だと思います。これは独学の場合もプログラミングスクールを受講する場合でも必要だと思います。

「なぜやっているのか」という部分は見落としがちですね。そこを明確にすることによって継続しやすいんですね。

どのようなエンジニアになりたいのか、どのプログラミング言語を学ぶ必要があるのか。それらを決める前に、3年後に「自分はどうなっていたいのか」という部分を明確にしておかないと意思決定ができません。これから学んでいく方はこの「3つの鉄則」を把握した上で、細かい「どのように」という部分に入ってほしいと思います。

これはプログラミング以外でも必要なことですね。

社会でいかに価値を発揮していくか。プログラミングに限った話ではないですね。

まとめ

・「3つの鉄則」は自分を知り、相手を知り、道のりを知ること!
・未経験者が「就職しやすい企業」「就職しにくい企業」を知るには、企業側が求める人材を「事業フェーズ」「事業の推進スピード」で理解しよう!
・スタートラインは「なぜ、自分はエンジニアになりたいのか」を把握すること!

第2回の記事はこちら
第3回の記事はこちら

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