DIVE INTO CODE

2019年9月23日

やっぱり正社員じゃないのはまずい?

非正規雇用の労働者が増加し、フリーランスという働き方も一般化しつつある昨今、「正社員じゃないとまずいのかな?」という疑問を持つ方が増えてきています。そこで今回は、アルバイトから正社員まで、さまざまな雇用形態を経験してきたプログラミングスクール代表の視点から、正社員という雇用形態が持つメリットやデメリット、非正規雇用で働く際の心構えなどについてお話していきます。

【こんな方におすすめ】
・契約社員や派遣社員として働いていることに不安感を抱いている方
・正社員として働いているが、フリーランスなど別の働き方にも興味がある方
・就職活動をしている学生の方

【目次】
1.どのような雇用形態でも「やってみよう」という挑戦心を持とう
2.雇用形態による「差」はあっても、自分をその枠に収めない
3.働き方ごとに「得られるもの」と「得られないもの」を見極めよう
4.まとめ

■話し手
DIVE INTO CODE 代表 野呂 浩良
■聞き手
StartGate 永田 拓也

どのような雇用形態でも「やってみよう」という挑戦心を持とう

今回は「やっぱり正社員じゃないとまずい?」というテーマでお話いただきます。これは、気になる方が多い話題ではないかと思います。正社員じゃないと世の中のレールから外れる感覚があったり、正社員じゃないと不安定だという考え方もあるでしょう。

私の経験からいうと、まずもちろん、給料や福利厚生といった「待遇」の面でいえば、正社員に分があります。一方で「チャレンジをする機会」の面でいえば、正社員ではないことがそこまで不利にはならないでしょう。

なるほど。

なぜかというと、私自身は最初に勤めた会社で、アルバイトから契約社員になり、そこから正社員になりました。ところが、そこから転職する時にはまた契約社員になって、また転職する時には正社員になりました。その後、会社を立ち上げることになりますが…つまり、いろいろな雇用形態を経験してきた訳です。

その経験は、めずらしいですね。

この経験を通じて思うのが、正社員ではないとしても努力をすれば認められるということです。私が最初に勤めた会社は、業績はあまり良くはなかったのですが、チャンスをもらえる環境でした。私も他の人があまりやらないようなことに取り組むことで認めてもらえる経験をしました。つまりは、雇用形態や業績の良し悪しに関わらず「チャンスをもらえる環境」はあるということです。ですから「やってみよう」という挑戦心を持つことが大事です。もしそれでもチャンスをもらえなかったり、努力を見てもらえないと感じるようなら、その環境には見切りをつけてしまえば良いでしょう。

そうですよね。派遣社員から正社員になる方もいますよね。派遣として頼まれている仕事だけをやっていたら、そうなる可能性は小さそうですが。そこで期待以上の働きを見せれば、正社員として雇われる可能性が出てくる、ということでしょう。

雇用形態による「差」はあっても、自分をその枠に収めない

私は、アルバイトから正社員になった後に契約社員として転職をしました。これは私自身が雇用形態よりも「どのような環境に身をおけるのか」「どのような成長ができるのか」を重視していたからです。たとえ、契約社員だったとしても仕事の内容自体は同じですし、成果を出せばそれを認めてもらえましたから。ただし、当時、そう思って入社してみたものの、雇用形態の違いによるいろいろな「差」は、意識することになってしまいましたね。

その点はやはり、違いが出てきますよね。

今振り返ると小さなことだと思えますが、当時の自分にとってこの「差」は大きなものでした。契約社員と正社員とでは、年収や待遇に「差」があることも実感していましたから。ただし、これを気にし過ぎていたら何もできないし、この「差」を感じながら働いているのでは、雇用形態の枠に収まってしまいます。ですから、そういった「差」はあえて気にしないでやってみることが大事でしょう。

つまりは「どうせ自分はアルバイトなんだから」などと、雇用形態の枠に自分を押しつけてしまうのは良くないということでしょうか。

そうです。それともうひとつ、採用をする側の会社にとって、社員を雇用する際の形態について、どのような「重み」の違いがあるのかを知っておいた方が良いでしょう。どういうことかというと、会社が社員を雇用する際に気にするのは「労働基準法」です。日本の労働基準法は、基本的には社員を解雇することのハードルが高く、中でも正社員は特に難しいんです。すると、会社はどうしても正社員を大切に扱いたがるものなのです。だからこそ、正社員になることには、他の雇用形態と比べて難しさがある訳です。その分、正社員として雇用されることは、自信を持って良いことだとも思います。

働き方ごとに「得られるもの」と「得られないもの」を見極めよう

正社員でいることは当たり前のことのようにも思えますが、実は正社員は恵まれているんだ、と感じても良いものなんですね。一方で、最近は「フリーランス」の働き方を選ぶ人も増えていますよね。

もちろん、フリーランスという生き方も「有り」だと思います。ただ、フリーランスの場合は会社員と比べて「考えること」が増えます。会社員であれば与えられるのが当たり前な「仕事」をとってくるのも自分ですから。これが結構大変なんですよ。私も「新規顧客開拓」の仕事をしたことがありますが、常に見込みのありそうなお客さんについて把握して、半年先の成果を見積もったりするなど、いつも考えながら行動していました。そういった経験から考えると、社員として勤めるよりも、フリーランスとして働くことは考えることが大きく増えるでしょう。それを楽しめるのであれば、フリーランスにトライしてみるのも良いかもしれませんね。社員でいる限りは、そういった楽しみ方は難しいですから。

どのような働き方をするのか選択するときには、その働き方で得られるものと得られないものとを見極めて考える必要があり、その中で正社員を選ぶのであれば、それに向かって努力をしていくべき。もちろん、正社員になることだけが正解なのではないということですね。

そうだと思います。

まとめ

・どのような雇用形態であろうと、「やってみよう」という挑戦心を持つことが大事
・雇用形態により「差」があっても、雇用形態の枠に自分を押しつけてはいけない
・働き方を選択するときには、その働き方で得られるものと得られないものとを見極めて考える

正社員とそうでない雇用形態とでは、給料や福利厚生といった「待遇」や権限などの点で「差」があるのは確かです。大事なことは、どのような雇用形態であろうと、その雇用形態の枠に自分を押しつけないこと。そして、「やってみよう」という挑戦心を持つことです。もちろん、正社員になること、正社員を目指すことだけが正解ではありません。多様な働き方に対して、自分がその働き方で得られるものと得られないものとを見極めて考えてみましょう。

「プログラマーとして勤務をする際の正社員と派遣との比較」の記事では、プログラマーの仕事について「コアバリュー」に関わることの意味や、正社員と派遣との働き方の違いを詳しくお話しています。気になる方は、あわせてご覧ください。

DIVE INTO CODEの公式HPこちら

DIVE INTO CODEの無料カウンセリング予約こちら

DIVE INTO CODEのことをもっと知ってみませんか?