コミュニティ

2019年12月12日

AWS取得の必読書!『AWS認定アソシエイト3資格対策』出版記念イベント

2019年7月4日にディープロで開催した、書籍『AWS認定アソシエイト3資格対策~ソリューションアーキテクト、デベロッパー、SysOpsアドミニストレーター~』の出版記念即売会の様子をお伝えします。イベントには著者の平山 毅氏・堀内 康弘氏・鳥谷部 昭寛氏・原 俊太郎氏が来てくださいました。

2019年7月4日(木)、ディープロ 東京校にて、書籍『AWS認定アソシエイト3資格対策~ソリューションアーキテクト、デベロッパー、SysOpsアドミニストレーター~』の出版記念即売会が開催されました。
(イベントの概要はこちら

なんと、著者のひとりの原 俊太郎氏の奥様がディープロの卒業生とのこと!そんな素敵なつながりから、今回のイベントの開催に至りました。
当日は約30名の参加者が集まり、著者である平山 毅氏・堀内 康弘氏・鳥谷部 昭寛氏・原 俊太郎氏による講演に耳を傾けていました。

『AWS認定アソシエイト3資格対策』で資格取得を目指す!

本書は、AWS認定プログラムにおけるアソシエイトレベルの3つの試験区分ソリューションアーキテクト」「デベロッパー」「SysOpsアドミニストレーター」に対応した書籍です。

アソシエイトレベルの認定を受けるためには、AWSの幅広い機能の基本をしっかり押さえることが必要。 各試験区分においてどの機能が重点的に出題されるかなど、効率的に学べる構成になっています。各章の最後には問題も掲載しており、理解度チェックにも役立ちます。

AWSでの豊富な経験を持つメンバーやAWSのプレミアコンサルティングパートナー企業に所属するエンジニアが執筆・監修しており、AWSを学ぶ上で手に取って後悔させない完成度を誇っています。

「3資格を一気に学べる書籍はこれが初めてなのではないか」と、著者のひとりである鳥谷部氏も話していました。

書籍出版に至った経緯とは?

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近年AWSの資格の人気が高まっています。Forbesによる人気の資格ランキングでもここ3年くらい上位の常連になっているという時代背景があり、転職しやすい資格として注目されています。

アメリカではよりニーズが高い仕事であり、Web系からもSIerからも需要があるAWSを、体系的に学べる書籍を出版したいと考えていたところ、ご縁とタイミングに恵まれ書籍を出版できることになった、とのこと。

どうやって資格取得を目指す?著者4名それぞれのおすすめ勉強法

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続いて、著者の4名がおすすめするAWSの勉強法を紹介していただきました。

平山 毅氏のおすすめ勉強法

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平山 毅氏がおすすめする勉強法は以下の6つです。

①AWSが出てきたサービスの順に覚えていくこと
書籍でも触れていますが、AWSサービスの数が増えているので、アーキテクチャーも踏まえサービス間の連動性の理解を早めるポイントです。

②アーキテクチャを意識してAWSをコンソール・APIの両方で操作すること

③リソースを覚え、AWSのAPIリファレンスからできることを理解すること
AWSサービス内の対象をリソースと呼びます。このリソースに対してのAPI操作をリファレンスから眺めるとクラウドの全体像がつかめるようになります。

④AWS実プロジェクトを経験すること
実プロジェクトの経験=強制的にお客様に説明しなくてはいけない状況を作ることで覚えられるようになります。実務経験を積むことで効率よく知識を得られるでしょう。

⑤AWS公式トレーニングを受けること

⑥AWSサポートを活用すること
AWSサポートを使うことで細かいQ&Aに答えてもらえます。しかし個人で使うのは高額なので、プロジェクトに入って実務の中で使わせてもらうのがおすすめです。その上で「本書を熟読してもらうことが1番の勉強法だと思います!」とコメント。おすすめの勉強法とあわせて書籍を読み込み、勉強しましょう。

堀内 康弘氏のおすすめ勉強法

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堀内 康弘氏がおすすめする勉強法は3つ

①AWSの公式トレーニングを受けること
AWSの公式トレーニングを受けることは効果的。実際にAWSに触ってみることが1番です。しかし高いことが難点ですよね。セルフペースラボの中には無料で利用できる部分もあるので試してみるのがおすすめです。

②AWSのホワイトペーパーを読むこと
AWSのホワイトペーパーを読むことも勉強法として効果があります。AWSによる優れた設計のフレームワークを読み込んで勉強していきましょう。AWSがうまく使われているかのノウハウをまとめて質問集が作られているので、どこを意識して作ればいいかがわかります。

③AWSクラウド活用資料集を読むこと
深掘りしたい人は、AWSクラウド活用資料集を読みましょう。特にBlack Beltシリーズがおすすめとのこと。AWSクラウド活用資料集にある資料をすべて理解できるようになれば、どんな案件でも使えるようになるはずです。

鳥谷部 昭寛氏のおすすめ勉強法

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鳥谷部 昭寛氏がおすすめする勉強法は3つ

①AWSの公式無料トレーニング教材(各種ビデオ)をさらうこと
資格を取得することを1つの目標とする場合、そこまで長い時間や費用をかけられませんよね。公式トレーニングは20万円もかかってしまうので、無料教材を活用するのがおすすめです。

②実際に無料のアカウントを作って触ってみること
実際にAWSに触ることが資格を取得する近道です。わからないときには無料の公式トレーニングビデオが提供されているので、かいつまんで見てみるのがおすすめです。

③試験のクセを覚える
資格を取得するには、試験のクセを覚える必要があります。「知識や現場経験があるのに受からない人がいる」のは、問題のクセを覚えられていないから。クセを覚えるには問題をこなすことが大切です。効率よく試験に受かるためには最適の方法です。

原 俊太郎氏のおすすめ勉強法

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原 俊太郎氏は本書が合えば1番嬉しいと前置きした上で、「教材との相性があるので、自分に合う方法を選んでもらえたら」と話します。
原氏は教材の種類別におすすめのものをご紹介。

①書籍:「基礎からのネットワーク&サーバー構築」
説明がわかりやすくITの基本的なところも丁寧に説明されている本です。実際に「新人研修に入れてほしい」と言ったくらいおすすめしています。

②動画:Udemy
「僕個人的には、ぶっちゃけ書籍よりも動画で勉強するタイプなんです(笑)」と原氏。日本語でわかりやすく、それほど費用もかからないという点でUdemyをおすすめしています。

③スライド:Black Beltシリーズ
原氏も、実際に資格取得に向けて勉強していた頃、Black Beltシリーズのスライドを必ず1枚見てから寝るようにしていたそう。実際に使って勉強していたということで説得力がありますよね。

最後に今回発売した書籍についてに触れ、「サービスのアップデートを最後の最後まで盛り込んだ、1番後発で1番安くて1番資格取得に役立つ書籍になっていると思うので、ぜひ手に取って学びに活かしてください」と話しました。

経験談を交えたアドバイスに興味津々!意見交換会

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著者の皆さんからAWSの勉強法を伺ったところで、交流会・意見交換会の時間に入りました。ここからは、その場で行われた質疑応答をいくつか抜粋してご紹介します。

3つの資格のうち、どれから受けたらいいでしょうか?

アソシエイトの中のソリューションアーキテクトが良いと思います。稼げる資格でいうとこれが1位。手を動かすというよりも概念的なことを学べるので、AWSの世界観をつかむという観点から、最初に選ぶといいのではないかと僕は思っています。(鳥谷部氏)

被っている範囲もあるので、まとめて受験するのが個人的にはおすすめです。(堀内氏)

これからAWSを使おうと思っているのですが、ある一定量以上で突然有料版に切り替わるとのことで怖くて使えていない状態です…。

アカウントを作ってから1年間有効な無料利用枠があるので、それを意識して利用すれば無料で十分AWSを試すことができると思いますが、無料利用枠を超えて利用すると有料になってしまうことが怖い場合は、料金アラート(=請求アラーム)を設定しておくといいと思います。設定しておくと、無料利用枠を超えて従量課金が発生した場合、それに気づくことができます。(堀内氏)

万が一間違えてしまったらと思ったら怖くて手出しできなかったんですよね。

後輩で、個人アカウントでRDS(マネージドリレーショナルデータベース)を消し忘れてしまった方がいました。データベースは高いので、1ヶ月間消し忘れてしまうと2万円くらいかかるんですよね。でも、サポートに問い合わせて消し忘れた旨を詳しく伝えたら免除していただけたこともあるので、問い合わせてみましょう。(原氏)

数ヶ月に一度「アカウントを開設すると25ドル付いてくる」というキャンペーンをやっていることがあるので、活用してはいかがでしょうか。(堀内氏)

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盛り上がりを見せたイベントは、著者4名のサイン会で幕を閉じました。人気と需要が高まっているAWS。本書を読み込んで資格取得を目指していきましょう!

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