テクノロジー
2018年2月5日変数とは
変数はプログラミングの初学者にとっては最初の関門です。頭でイメージしつつ、手も動かしながら進めましょう。
今回は「変数」について学習します。
変数はプログラミングの初学者にとっては最初の関門です。頭でイメージしつつ、手も動かしながら進めましょう。
変数
変数とは
変数は数値や文字列を保持するための 箱 のことです。
例えば greeting という名前の変数を定義すると、以下のように、personという名前のついた箱が用意できるとイメージしてください。
変数を使うことで数値や文字列を保持することができ、 式の連続性 を持たせることができます。
例えば以下のように 1 + 2 を記述すると、それで式が終わってしまいます。
1 + 2
一方で sum という変数にいれておけば、それを使い回すことができます。
sum = 1 + 2 # => 3
sum = sum + 3 # => 6
sum = sum * 10 # => 60
変数の名前のルール
変数の名前は自由につけられますが、最低限のルールがあります。
- 先頭は小文字のアルファベットまたはアンダーバー
- それ以降は小文字のアルファベットまたはアンダーバーまたは数字
- 半角
これらが最低限のルールですが、変数の名前はわかりやすい名前をつけるように心がけましょう。
変数に値を代入
変数に値を入れるには = を使って代入します。
今回は greeting という名前の変数に "Hello World" という文字を代入しましょう。
- やってみましょう!
(practice.rb)
greeting = "Hello World"
puts greeting
記述したらファイルを 保存 してプログラムの記述を更新しましょう。
次にコンソールで実行すると Hello World が出力されるのがわかります。
- やってみましょう!
(コンソール)
~/workspace/dive01 $ ruby practice.rb
Hello World
正しく出力されましたでしょうか?
プログラミングでエラーが発生した場合、「この変数には今なにが入っているのか」を確認することが頻繁に発生します。
今から変数の扱いに慣れていきましょう。

