テクノロジー
2017年12月5日Rubyにおける数値の扱いについて
今回はRubyにおける数値の扱いについて学んでいきます。
慣れていらっしゃる方は復習の意味で取り組みましょう。
Rubyにおける数値の扱いについて
今回はRubyにおける数値の扱いについて学んでいきます。
慣れていらっしゃる方は復習の意味で取り組みましょう。
数値
数値は基本的には 数字 のことです。
例を以下に示します。
123
0
300_000_000
上記はいずれも数値です。
最後の 300_000_000 ですが、桁のカンマを _ で表すことができるので、意味としては 300000000 と同じです。
四則演算
四則演算とは 足し算 引き算 掛け算 割り算 のことです。
それぞれ + - * / で表します。
まずはpractice.rb という名前のRubyファイルを新規作成しましょう。
- やってみましょう!
(practice.rb)
puts 6 + 3
puts 6 - 3
puts 6 * 3
puts 6 / 3
このファイルを実行すると、どのような結果になるでしょうか。
- やってみましょう!
(コンソール)
~/workspace/dive01 $ ruby practice.rb
9
3
18
2
それぞれの式の結果が表示されました。
自己代入演算子
変数に対する演算では、演算結果を改めて同じ変数に対して代入するということがよくあります。
例えば x という変数に格納されている数値を 2 増加させて、その結果を表示させる処理を丁寧に書くと、以下のようになります。
x = 5
y = x + 2
x = y
puts x
これに対して 自己代入演算子 を使うと、以下のように3行で完結することができます。
- やってみましょう!
(practice.rb)
x = 5
x += 2
puts x
- やってみましょう!
(コンソール)
~/workspace/dive01 $ ruby practice.rb
7
+= だけでなく、 -= *= /= もあります。
最初は難しく感じますが、そのうち慣れるので心配する必要はありません。
慣れるまでは、1行1行の処理の動きを正確に理解しながら進めて行くとよいでしょう。
今回はとても基本的な内容でしたが、ぜひ実際に手を動かしながら学んでいくクセを身につけましょう。