テクノロジー
2018年4月14日メソッドとは
今回は「メソッド」について学びましょう。rubyやRailsにおいて肝となる部分です。
今回は「メソッド」について学びましょう。rubyやRailsにおいて肝となる部分です。
メソッド
メソッドとは簡単に言うと 処理をまとめたもの
です。
オブジェクト
という概念が入ってくると若干話が変わってくるのですが、ここでは 処理をまとめたもの
と認識しておけば大丈夫です。
ではなぜまとめた方が良いのでしょうか?
キーワードは 使い回し
です。
例えば以下のように3つの式を実行するとします。
x = 4
y = 5
puts x + y
x = 67
y = 35
puts x + y
x = 100
y = 546
puts x + y
このままだと x
と y
の変数にいちいち代入し直して、1回1回 x + y
を実行しており、とても非効率です。
一方でadditionというメソッド
を用意すると、xやyという変数やx+yという式を 使い回す
ことができます。
では、下記のようなコードを試してみましょう。
def addition(x, y)
x + y
end
puts addition(4, 5)
puts addition(67, 35)
puts addition(100, 546)
このコードを実行すると、結果はこうなります。
9
102
646
メソッドの書き方
メソッドは def-end
で定義し、defの横に メソッド名
を書きます。
def method_name
#処理を記述
end
メソッド名は以下のルールがあります
- 先頭は小文字のアルファベットで始める
- それ以降は数字や小文字のアルファベット、アンダーバーやイコールで記述
- 半角
def d_pro
#処理を記述
end
def v3_text
#処理を記述
end
def name=
#処理を記述
end
メソッド呼び出し
メソッド呼び出しとは メソッド名を記述して中身を実行
させることです。
メソッドを定義しただけでは、その中身は実行されないので呼び出してあげる必要があります。
def addition
4 + 5
end
puts addition #メソッド呼び出し
最後の行で addition
と書くことで、メソッドの中身 4 + 5
が実行されます。
このコードを実行すると、結果はこうなります。
=> 9
今回は簡単なメソッドを作成してみました。
ご自身でもいろいろなメソッドを作ってみましょう。実際に手を動かすことが上達への近道です。