テクノロジー
2018年12月28日引数の仕組みについて
今回は、プログラミングの基礎の基礎である「引数」について解説をします。
引数(ひきすう)の仕組みについて
今回は、プログラミングの基礎の基礎である「引数」について解説をします。
プログラミングを始める時一番最初に学ぶ概念の一つであるので、ここでしっかりと理解を深めてください。
引数(ひきすう)
引数とはメソッドの外から渡される値のことです。
例えばどんな値を入力しても、1+2しか計算できない電卓があったら嫌ですよね?
ユーザが欲しいのは1+2ではなく、入力した値を元に計算した結果です。
引数(ひきすう)の書き方
引数はメソッドを呼び出すときに、メソッドの横に (argument1, argument2, argument3..., argument_n)
で記述します。
さらにメソッド名の横に、渡された 引数の個数
だけ 変数を定義
します。
ここでは例を2つ紹介するので書き方をマスターしましょう。
def addition(x, y)
x + y
end
puts addition(1, 5) #引数を付けてメソッド呼び出し
puts addition(77, 290) #引数を付けてメソッド呼び出し
ここでは、引数x,yにそれぞれ具体的な数字が代入され、計算結果を出力しています。
~/workspace/dive02 $ ruby practice.rb
=> 6
=> 367
def valentine(a, b, kind)
"#{a}さんは#{b}さんから#{kind}チョコをもらいました"
end
puts valentine("A", "B", "本命")
puts valentine("C", "D", "義理")
ここでは、man, woman, kindにそれぞれ具体的な名詞が代入され、意味のある文章を出力しています。
~/workspace/dive02 $ ruby practice.rb
=> "AさんはBさんから本命チョコをもらいました"
=> "CさんはDさんから義理チョコをもらいました"
以上で、引数の仕組みについての解説を終わります。
ぜひご自身でも値を操作して、引数の挙動を確かめてみてください。