インタビュー

2017年5月21日

【卒業生インタビュー】自分だけの武器を手に入れる

即戦力コースを修了された宮田裕貴さん。SlerにてSAPという基幹システムの開発に従事した後、エンジニアとして自分だけの武器となるプログラミングを学習するためにディープロへ入校。卒業後SECONDTEAMにて実務経験を積みエンジニアとして転職されました。

自分だけの武器を手に入れる

即戦力コースを修了された宮田 裕貴さん。SlerにてSAPという基幹システムの開発に従事した後、エンジニアとして自分だけの武器となるプログラミングを学習するためにディープロへ入校。卒業後SECONDTEAMにて実務経験を積みエンジニアとして転職されました。

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キャリアやお仕事内容、職務のミッションなど、簡単にご自身のご経歴やご経験を教えてください。

大学では経済学を専攻していました。就職活動の際、企業説明会で行ったあるIT企業でこんなことを聞いたんです。「これからITに関わらない仕事はない」確かにと思いました。その後、短絡的ではありますがプログラミングを身につけないとダメだと思い、Slerに内定をいだき入社しました。

そこで、SAPという基幹システムのアドオン開発を行なっていました。SAPは上場企業も導入している業務効率化パッケージで、私たちは案件ごとに各プロジェクトへ派遣されていました。派遣先で開発をしていましたが、正直、仕事に対する情熱というのは強くありませんでした。

理由としては、自分の会社のミッションと派遣先のミッションが違うからです。常駐先で指示されたシステムを作るだけでした。また、仕事を続けていく中で、自分の中でジレンマに悩むようになりました。実はSAPというのは特殊な領域で、技術もSAP内部でしか使えないものだったので、「この言語しかできないプログラマってどうなんだろう」という焦りが募っていました。

ディープロに入校しようと思われたきっかけは何でしたか?

やはりSAPだけではだめだと、プログラマとして幅広く戦える自分の武器が欲しいと思ったのがRubyを学ぼうを思ったきっかけです。Rubyに固執していた訳ではないのですが、調べていく中でフロントは漠然とクリエイティブなイメージが強くあったので、自分は思考的にもバックエンドが良いなと感じていました。あとは、転職の際にベンチャーも視野に入れていたので、スタートアップだとRailsが有利だという話も多くの方々から聞いていたためです。

ディープロに入校を決めたのは、実務経験が積めるというところでしたね。やはり転職したかったので、転職の際に「自分でここまで勉強しました」というよりは、「自分で勉強して少しでもお金稼いでました」と言いかったんです。

私がディープロに入校した当初は値段も今よりもお手頃だったこともあり、入校を決めました。価格の増加により、サポートの質もグッと上がっていると思います。

実際にDICに入校してみて、難所やその乗り越え方、良かったサポート体制などはありましたか?

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仕事と両立しようとすると、とにかく勉強時間の確保が難しいということです。仕事は忙しくなり、学習できない期間が長くなると、当然ですが学習した事を忘れてしまうんですよね。
毎日学習時間を捻出しなければいけないんですが、それが難しい。

どうやって乗り越えたかというと、とにかくスクールに来るということです。疲れていても、来てしまうとやるんです。とにかく通うことを意識しました。スクールに来ると一緒に勉強できる仲間やメンターがいるので、モチベーション維持にもなります。ひとりで家でやると煮詰まってしまいますからね。特にディープロはメンターと受講生の間に壁がないと感じました。

ご入校されてから卒業する現在に至るまで、最も大変だった出来事と、それをどのように乗り越えられたかを教えてください。また、達成できた成果とこれからの夢について教えてください。

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先程と重複いたしますが、やはり学習時間の捻出です。学習を習慣化するまでがひとつの山です。モチベーション維持するために、転職先でエンジニアをやるというイメージを強く持ち続けることを忘れませんでした。現状を打破したいという思いは強かったので、それを原動力にしていましたね。

達成できた成果は転職できたことです。転職活動をして、現在6社から内定をいただいています。面接では、現職の経歴とスクールで学んだこと、そこからプロトタイプを制作して、実際に開発をして収益をもらったということをアピールしました。面接で1番聞かれたことは、現職のエンジニアとして考え方や行動の仕方など、それから「どういうエンジニアになりたいか?」ということを多く聞かれました。

これからの夢ですが、短期的には、目の前の実務をこなして結果を出すということ。そして中期的には、受託案件を個人で任されたいと思っています。そして力をつけて、長期的にはRailsスペシャリティを目指していきたいです。

今、フルスタックエンジニア目指す人が増えていると思いますが、フルスタックエンジニアを3〜5年続けるていくと、結局何もできないエンジニアになってしまう可能性があります。さまざまなスキルを均等に持つのは悪いことではないですが、例えば、「Railsならこの人に任せよう」というときに名前が挙がらなくなってしまうと考えています。最初は、全体のスキルを上げつつも、Railsでスペシャリティを目指したいです。それが達成できたら次の技術を磨いていきたいと思っています。

自分が望む技術が身についてからの夢は、実はまだ決まっていないんです(笑)その状態で1番選択肢が多いのがエンジニアだと思うんです。起業するにしても、フリーランスになるにしても、転職するにしても、技術があればなんとかなる。社会に対して自己決定権を持って、次のステップを選ぶことができるのがエンジニアだと思っています。

Webエンジニアを目指す方へメッセージをお願いします。

あえて厳しいことを言わせていただくと、ディープロを卒業するだけではダメです。卒業を目標にしてはいけない。学習していることに満足してしまってはいけないんです。

皆、「転職したい」「フリーになりたい」と思って入校すると思いますが、実際達成できるかは別の話です。実際、卒業後に転職や独立しようとする時はさまざまな環境が大きく影響します。前職や年齢、コミュニケーション力など。

そこに、ディープロで得た技術が加わって、総合的なスキルになるんです。本気でWebエンジニアを目指すなら、まずは自分の立ち位置を意識した方が良いと思います。1度エージェントに行ってみるのもオススメです。今の自分のスキルレベルで、どの程度の案件がもらえるかがわかります。

ディープロを卒業したからと言って、そうではない人と比べて大きく格段に評価が上がるとは思わない方がいいです。総合力で判断されるので。自分が行きたい未来に合わせて、ディープロで徹底的にスキルを磨き、効果的・効率的に学習することを意識して、スキルを磨くことが大事だと思います。

ディープロにはその環境が揃っています。

ダイビックのことをもっと知ってみませんか?