インタビュー

2016年11月13日

会社のブランドではなく、個人で仕事が取れるエンジニアへ

パートタイムコースを修了された木村圭宏さん。大手Slerに所属しJavaを用いたシステム開発に従事する傍、エンジニアとしての幅を広げるべく入校されました。すべての課題を突破し、現在は受託開発チーム「SECOND TEAM」のメンバーとして報酬を得ながら、実務経験を積んでいらっしゃいます。

パートタイムコースを修了された木村圭宏さん。大手Slerに所属しJavaを用いたシステム開発に従事する傍、エンジニアとしての幅を広げるべく入校されました。すべての課題を突破し、現在は受託開発チーム「SECOND TEAM」のメンバーとして報酬を得ながら、実務経験を積んでいらっしゃいます。

外に目を向けて新しい技術を身につけたい

https://diveintocode.gyazo.com/32bef8ec9bb641f27dc798ab48f076ea

簡単にご自身のご経歴やご経験を教えてください。

情報系の大学を卒業して、大手SIerのグループ会社に就職しました。業務内容は公共関係のWebアプリケーション開発で、システム設計から開発してリリース、その後の運用保守も一貫して行なっています。使用している言語はJavaですが、自社独自のフレームワークとオープンソースを組み合わせてWebアプリケーションの開発を行なっています。

IT系の会社に勤めながら、なぜプログラミングを学ぼうと思ったのですか?

技術の会社に務める中で常に、学習をしなければいけないとは感じていました。会社規模が大きく自社独自でしか使用できない技術を使っているだけではまずいのではないか、と漠然と不安を持っていました。

以前にCSSを仕事で扱うことがありました。そのときに、社外では当たり前に使用されている技術を社内の多くの方が苦手として避けているということがありました。その状況を見て、社内だけの技術だけではなく外に目を向けて新しい技術を身につけていかないと、エンジニアとして限界が来てしまうのではないかと強く感じたことが学習をはじめたキッカケです。

Rubyは扱ったことはありましたがRailsは知らなかったので、野呂さんのセミナーに参加してJavaとの違いに魅力を感じて学習を始めたのがキッカケです。

学びを支える原動力は学びを続ける事

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Rubyのセミナーを見つけて学んだ以外に、何か試みたことはありますか?また学んでいる中で感じたこと、学び続けようと思ったことを支えている気持ちはどんなものですか?

Railsに出会う前に別のスクールに通ったことがありました。そこはデザイン系のスクールでしたが、自分で学べるレベルの内容だったので途中でやめてしまいました(笑)

また、学びを支える原動力は、学び続けることで「自分が技術力のあるエンジニアになれるのではないか」という期待感が1番にあります。そこに向かうには学習が必要で、今やっているRailsは自分が今まで経験してきたWeb開発と比べると、とてもシンプルで簡単にアプリを作成することができます。そういった技術の面でもそうですし、純粋に学んでいて楽しいと感じています。

モチベーションは受講生メンバーとのチーム開発

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ディープロに入って実務案件を行なうレベルまで到達しましたが、学ぶ中で1番大変だと感じたことはどのような部分ですか?

1番大変だったことは…本業がある中で学習時間の確保とモチベーション管理をすることです。本業で定時で上がることができればいいですが、残業も多く、そのあとに自分の生活もある中で勉強時間を確保するとなると1日1〜2時間が関の山でした。その1〜2時間を確保し続けることが大変でした。最初は良いのですが、時間が経つにつれて手を抜いてしまうことが何度かありました。その中である程度学習が進み、開発案件に参加することが決まり、自分だけではない環境に身を置くことでまたモチベーションが高くなり、今に続いています。

その中でどのようにモチベーションを維持できたのですか?

ひとつはカリキュラムを進める中で自身のスキルがついていることを実感できたこと、もうひとつは、開発案件に参加することが決まり、自分だけではない環境に身を置くことでまたモチベーションが高くなりました。案件に関わることで既存のスキルと同時に新しいスキルが常に必要となることが多く、実装の中で小さな成功体験が増えて技術をより身に付けたいと思うようになりました。

独学では”何がわからないかがわからない”

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エンジニアとして新しいスキルを身につけることで大切にしていることを教えてください。

まずは興味がある技術を調べてみること、そして完全に理解できなくても自分の手を動かして試してみることです。その中で多くの発見があり実際に応用できそうなことなどが見えてくるので、とにかく触ってみることを大事にしています。実務で役にたたなくても自分の中に引っ掛かりをつくることで、新しい技術を身に付けていくことができると思います。

技術をつけたその先の未来像などはありますか?

まずは自分で仕事を取れるエンジニアになることです。今の会社では企業そのものの信頼でお仕事をいただいているので、会社のブランドだけではなく僕個人のスキルとしてお仕事を任せてもらえるようなエンジニアになりたいです。もちろん技術だけではなく、スキルとともにマネジメント力も高めていきたいです。

技術を学ぶ上で独学や通学など、さまざまな形があると思いますが、今後エンジニアになるための階段を登ろうとしてる方々に何かメッセージがありましたらお願いいたします。

僕は自分で調べるには限界があると思います。独学では”何がわからないかがわからない”という状態に陥り、引っ掛かりを見つけることが大変だと考えています。僕自身もRuby on Railsという単語は知っていたけれど、それは何ができるものなのかわからない状態が続きました。

そのとき、ディープロを受講してRailsでできることが具体的にイメージできました。教えてもらえることにより、自分の中に引っ掛かりをつくることができました。IT業界は技術の進化が早い中で、どれだけ知識を身につける時間を短縮できるかがエンジニアとしての鍵だと思います。独学で追いつくには到底難しいと感じています。

このような時代の流れについていくためのひとつとして、学ぶことができる環境に飛び込んで、最短経路で技術を習得することが大事だと思います。また、学ぶだけでなく実務経験を得られる場が大事だと思います。ディープロにはどちらもあります。とても良い環境なので本当におすすめです。

ダイビックのことをもっと知ってみませんか?