インタビュー

2017年8月28日

【卒業生インタビュー】「エンジニアでなくても必要なスキル=テクノロジー」でサービス開発を志す

即戦力コースを修了された山口 偉大さん。ビジネスを作りたいという熱い思いを抱え、学生時代から社会人になった後も事業立ち上げを担われました。エンジニアと会話ができるようになるべくプログラミング学習を決意するも、独学が困難と感じディープロへ入校されました。

「エンジニアでなくても必要なスキル=テクノロジー」でサービス開発を志す

即戦力コースを修了された山口 偉大さん。ビジネスを作りたいという熱い思いを抱え、学生時代から社会人になった後も事業立ち上げを担われました。エンジニアと会話ができるようになるべくプログラミング学習を決意するも、独学が困難と感じディープロへ入校されました。

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エンジニアとの共通言語を得るために、プログラミングを学ぶ

ご自身の経歴や経験を教えてください。

早稲田大学の政治経済学部在学中に音楽系イベントのオーガナイザーやイベンターをしていました。他には仲間3人でeコマースの事業を立ち上げ、「アメリカからモノを仕入れて、日本で売る」ということもやっていました。たくさん失敗しましたけど、それらがキャリアの原体験となっていて、「PRの力の重要さ」「人材採用の重要さ」を思い知らされました。大学卒業後はPR系の会社で代理店業務全般からメディアのプロモーターや営業、企画などをしていました。

そんな中、結婚したことで転機が訪れました。当時めちゃめちゃ働いていましたので、家庭との両立ができてなかったんです。その中で時間を作るため、また、もっとやりたいことをやるために転職をしました。並行してプログラミングの独学を始めたのもこの頃です。

転職は、人生のもうひとつのテーマであった「採用・人材」の企業に入りました。そこでは日系の企業支援を行なっていたんですが、やがて会社の中でも中核を担うようになってきて「海外の中途ITエンジニア採用部門」の事業立ち上げをやったんです。

独学では続かないと思い、ディープロへ入校

仕事はとてもおもしろかったのですが、業務の中でエンジニアの方と話をするのに物足りなさも感じていました。他の業務でWebサイトの立ち上げを行なっていたタイミングでもあり、サイト構築をするにあたり「いかに物作りをし、新しいものを作れたと実感を得るのか」という深い会話をエンジニアの方としたくて共通言語が欲したかったんです。その部分で話ができれば、自分のサービス開発にもうまく反映されると思いました。

独学でプログラミングをしてはいました。オンラインのプログラミング学習サービスでHTMLやPHPを学んではいたのですが、わからなかったら詰まるんですね。独学では続かないなと思い、どこかのプログラミングスクールに入ろうと考えたんです。

ディープロに決めたきっかけは何でしたか?

ネットで調べました。たまたま受講生の中に知り合いがいることがわかり、直接話を聞いてみるとメリットがありそうで、目的も達成できそうだと思いました。卒業後に実務経験を積む方法もある、という部分が大きかったです。サービス開発をしていきたい自分にはぴったりだと思いました。

立ちはだかった2つの困難

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ご入校から卒業まで、もっとも大変だった出来事と、その乗り越え方を教えてください。

ちょうど入校のタイミングで、「新規事業立ち上げ」と「離婚」という”仕事”と”プライベート”の両方で壁が立ちはだかったんです。心のダメージを負っていますから引きこもりがちにはなっていましたし、仕事も多忙を極め、本当に心が折れそうな中でモチベーションを管理することがすごく大変でした。

当時はお昼の時間や土日も仕事をしていたので本当に時間がなく、朝の7時から会社近くのカフェでカリキュラムをこなしてから仕事へ行き、合間合間で時間を作り課題をこなしていました。自分でやろうと決めて入ったので、なんとしてでもやり遂げようと復習もしながら、ギリギリ期間内にカリキュラムを終えることができました。意地で動いている部分もあったと思います。

プログラミングを、体系的に理解することが大切

学習する、エンジニアスキルを身につける上で、”大切にしていること”はありますか?

そもそもですが、私はエンジニアとしてのキャリアを考えていません。ただ新しいサービスを作りたいと思っています。そのためにエンジニアと対等に話ができるようになりたい。

そのためにはプログラミングを、概要だけ学び理解したつもりになるのではなく、より汎用的に使えるように体系的に理解する事が大切だと考えます。そしてそれをちゃんと人に説明できることが大事ですし、意識していきたい部分です。

学習の進め方については、途中まで進んだ段階で、原点である通信の仕組みや、「MVC構造がどう機能しているか」というところまで戻って、常に俯瞰してみるようにしていました。また教材をこなすだけではなく、個人的に書籍も買っていて、ディープロの教材と照らし合わせることで複眼的に、俯瞰して理解しながら覚えることも大切だと感じました。

今後、目指す姿、未来像について可能な範囲で教えてください。

私の場合は”新しいサービスをこの世に生み出す”のが、仕事に対する唯一のモチベーションなんです。テクノロジーがそもそも好きだということもあり、新しい事業を作るために常にアンテナを張り、最先端のものを理解してキャッチアップしていきたいです。そのためにコードを書ける人間でありたいと思っています。
Ruby on Railsはディープロで学びましたので、今度はSwift(Apple社が開発したプログラミング言語)を勉強し始めています。ほかにもVR技術など、興味がある部分はどんどんキャッチアップしていきたいですね。

非エンジニアで、サービス開発をやっている方にもオススメしたい

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これからエンジニアを目指す方、受講を検討している方へメッセージをお願いします。

私は、新しいビジネスを作りたいという思いが、根幹にあります。そのために、エンジニアの領域を理解したいと思いディープロに入りました。同じような動機で、「エンジニアを目指すわけではないけどプログラミングを理解したい、学びたい」というマーケッター、ディレクター、または「エンジニアに話が通じないから話せるようになりたい」という方にもオススメです。
ディープロで学んだ価値は、想像していた以上に大きかったです。事業開発系やサービスを作る立場の方は、学んでおくべきだと思います。

ディープロとは卒業しても交流がありますし、現在は株式会社Branding Engineerで働いているので、ディープロを卒業した後どうしたらいいのかなと検討されている方がいれば、日本のスタートアップでどういう人材が求められているのかご相談に乗れると思います(笑)

卒業生との話によく出るのですが、代表の野呂さんの人柄に集まって来ているという方も多いように感じます。教育に対する熱や、「テクノロジーを武器として身につけてもらいたい」という思いが強烈です。また、メンターの方々もとても優しいですので、課題が難しいと仮に感じても、めげずにがんばって欲しいです。

ダイビックのことをもっと知ってみませんか?