インタビュー
2016年11月13日プログラミングスキルという”武器”を重ねる
パートタイムコースを修了された匿名希望さん。Slerの管理職としてキャリアを重ね、海外勤務も経験。新たな可能性を求めWebサービス開発スキルを身につけるためディープロへ入校されました。
パートタイムコースを修了された匿名希望さん。Slerの管理職としてキャリアを重ね、海外勤務も経験。新たな可能性を求めWebサービス開発スキルを身につけるためディープロへ入校されました。
SlerとWeb系の開発は大きく変わった
簡単にご自身のご経歴やご経験を教えてください。
Slerに18年勤めています。はじめはプログラムを学び、エンジニアからPMになりました。Slerのキャリアアップの定石を着々と進んできました。その後、海外の子会社で8年ほど営業、管理職などを行なっていました。昨年日本に帰国し、今はSlerの管理職を行なっています。
プログラミングを始めたキッカケは何ですか?
最初は社会人になってから仕事で学んだのがキッカケです。好きとか嫌いとかではなく、業務に必要なため学びました。Slerなのでプログラム基礎は仕事で叩き込まれるので理解していましたが、キャリアを積むにつれて、コードに触れることはほとんどなくなりました。
一方で自分の興味として新しいことをしたく、Webサービスは欠かせないものだと考えていました。それならば自分で作れるようになるのが1番ではないか
と思い、学習を始めました。
もともと、仕事でプログラムに触れていた中でご自身で学ぶことは考えませんでしたか?
最初は考えましたが、SlerとWeb系の開発は昔と比べ大きく業務の内容などが変わってきているように感じています。Webサービスは0か100で語れる部分ではないですが、金融系にいると100%ではないものはリスクと捉える視点があるため、学ぶに当たっても視野が大きく変わってくるように思います。その違いなどをキャッチアップするためにいろいろと調べていた過程で、野呂さんが登壇しているRailsのセミナーを見つけて参加しました。
質問のレベルを高く持つことが大事
セミナーをきっかけにご入校されましたが、その中で1番大変だったことは何ですか?
仕事をしている中で学習時間を確保するためのタイムマネジメントがとても難しかったです。またプログラミングの基礎はわかっていましたが、より深いサーバサイドの概要を理解するのに難しさを感じました。文献やカリキュラムを学習していく中で、各々の技術は身についてくるけれど、その技術が自分の中で点から線になり理解することが大変でした。
学習が大変だった中、エンジニアスキルを身につけるために大切にしてることは何ですか?
当たり前かもしれませんが、スキルの習得にはコツコツと学ぶとこが重要で、その中で時間を一定数確保すること
だと思います。また使える時間の中で今に効率的にスキルを身につけていくかを意識
しています。1回できたから終わりではなく、同じ技術でもいろんな方法で使ってみることで、応用の幅をどれだけ広げられるかも大事です。
学習で本当に詰まったら聞くことも大事ですが、僕は一度寝ちゃいます(笑)
一度落ち着くことで頭の中をしっかり整理して、今一度考えることで解決の糸口を見つけることもあります。ですが皆さん全員がそうはいかないと思うので、質問をするときはしっかりわからない部分を明確にし、質問のレベルを高く持つことが大事です。
社会に役立つマッチングサービスを作りたい
学習し開発に携わっていく中で目指すエンジニア像を教えていただけますか?
現業は管理職なので自身の仕事を持ち過ぎず、ビジネスをいかに大きくするかを重要な観点としています。一方で、プログラミングを学びゼロからWebサービスを始めるには、企画・設計・開発・公開まですべての工程に関わります。真逆の位置にある仕事の仕方の中で、そのブレ感を楽しみながらエンジニアとしてスキルを高めていきたいです。
いずれはご自身でサービスの企画から公開まで行ないたいのですか?また作りたいサービスはありますか?
まだ漠然とはしていますが、知人や友人達と社会に役立つマッチングサービスなどを作っていきたい
と考えています。また、自分が今まで培ってきたスキル整理し、プログラミングという武器を重ねていくことで新しいチャレンジをしていきたい
と思います。海外での仕事経験があるので、チャンスがあれば海外につながっていけたら嬉しいなと思います。
プログラミングスキルという武器を持つ
これからエンジニアを目指す方々にメッセージをお願いいたします。
自身の持ってる武器の中のひとつにプログラミングスキルを持つことが大事だと思います。極端かもしれませんが、興味を持ったらわからなくてもまずコードを書いてみてトライアル&エラーを繰り返してみましょう。それがエンジニアになるための第一歩であり最大の近道だと思います。