インタビュー

2016年11月13日

【卒業生インタビュー】可能性を広げるキッカケを提供したい

パートタイムコースを修了された杉本祐亮さん。通信系の企業に勤めながらサーバやインフラ周りの開発に関わっているが、フリーランスという働き方に興味を持ちプログラミング学習をスタートされました。

パートタイムコースを修了された杉本 祐亮さん。通信系の企業に勤めながらサーバやインフラ周りの開発に関わっていますが、フリーランスという働き方に興味を持ちプログラミング学習をスタートされました。

「プログラミング」のことは全くわからなかった

https://diveintocode.gyazo.com/4ca7df801c76e6d7106606db52d05e5e

簡単にご自身のご経歴やご経験を教えてください。

現在、新卒から某通信会社に勤めて3年になります。初年度にインフラシステム部門の検証を担当していました。具体的には、開発されたものを実際に操作して検証などをしていました。2年目から今までは、上流工程の通信インフラの装置の開発を行っています。皆さんが普段使用している携帯電話に直接関わる開発です。なのでとても責任感、やりがいのある業務をしています。

お仕事は忙しいですか?

結構忙しいですね。システムの導入が行われるときは、開発作業や承認を通すなど多くのことが重なり、夜勤が続くこともあり大変ですね。

「フリーランス」という選択肢を本格的に考え出した

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その中でプログラミングを学ぼうと思ったキッカケ、原体験を教えていただけますか?何か問題意識があったのでしょうか?

3年間仕事をしてきて自分のキャリアを考えたときに、「フリーランス」という選択肢を本格的に考え出しました。入社する前から組織に属した働き方を続けることだけではなく、自分で独立して働きたいと考えていました。

入社し2年目に配属先が変更になり、そのときに仕事に対して違和感を覚えることがありました。自分がやりたいステップ、キャリアを自分で決めることができなかったり、本来やりたかったことに対して取得した資格なども考慮されないなど、自分に選択肢がないことにとても歯がゆさを感じました。

けれど、実際にフリーランスになるにはチカラ不足だということも実感していました。業務でインフラやサーバ周りは触ったことがありますが「プログラミング」のことは全くわかりませんでした。

どのようなキッカケでフリーランスになりたいと考え始めたのですか?

これは本当に偶然のご縁でした。フリーランスについていろいろ調べているときに偶然ある方のブログを見つけました。たしかキーワードは「IT フリーランス 社畜」と検索した覚えがあります(笑)

というのも、ふと「自分は社畜なのではないか」と思っていたんですね。部署の変わり始めの頃は、本当に朝から晩まで帰る暇もなく仕事をしていたので、自分に選択権もなく、「なんでこんなに仕事しているんだろう」と感じていた部分がありました。ITは業界的にそのような部分はありますが、フリーランスは漠然と反対の位置にあるものだと思っていました。

Web関連で独立するならプログラミングは必須

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実際にフリーランサーに会って、どんなことをお聞きしたんですか?

僕は、会社に勤めることとフリーランスの違いについてお聞きしました。簡単に言うと、今自分がしたいことと会社の方針が合えば続けることも大事だし、企業に勤め続ける未来が見えないのであれば別の選択肢も考え、スキルを増やしてフリーランスになるのもひとつの選択肢という話でした。

フリーランスの方もさまざまでしたが、Web関連で独立するならプログラミングは必須だと感じました。またフリーランスになるにあたり、できることの幅を増やすことが重要だと感じたため、プログラミングの学習を始めることにしました。なので今の仕事が学習を始める動機ではないかもしれません。

それでたまたまディープロへ来られたんですね。

これも本当に偶然のご縁でした(笑)
大学の知り合いがディープロが開催しているセミナー記事に「いいね」を押していたことがキッカケで、このスクールを知りました。ホームページを見たときに、スクールで学んだ先に実務を経験する環境があることに魅力を感じ入校することに決めました。勤めている会社では1年かけて取得した資格も活かされる環境がなかったという経験もあり、なお興味を持ちました。

プログラミングスキルの向上を肌で感じられた

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意欲はあるが仕事をしながら学習は大変だったと思います。その中で一番大変だったことはどんなことでしたか?

1番大変だったことは、ずばりテキストの課題です(笑)
プログラミング未経験の中で、細かい機能の実装やコードをどのように書けばいいのか本当に悩まされました。もともとプログラミング経験がない中でエラーの意味を理解し、考え、解決する大変さに苦戦しました。エラーが何度も出たこともそうですが、課題を突破できない自分自身に対して、モチベーションを保つことに苦戦しました。

けれど苦戦しているときにディープロのメンター陣が、授業やオフィスへ自習に伺ったときに問題が解決するまで親身に対応してくれたことが乗り越えるキッカケになりました。もちろんひとりで解決できるのも嬉しいですが、限界まで考えてダメだったときに助けてくれるメンター陣がいる安心感と環境があり心強かったです。

もうひとつの成長を実感したところは、カリキュラム後半の課題です。課題に取り組む際にイチから学んできた内容を自然に考えながらコードを形にできていく過程で、自身のプログラミングスキルの向上を肌で感じられたことです。簡単な機能でもひとりで実装まで考え構築できたことにとても嬉しさを感じ、大きなひとつの山を乗り越えることができたと実感しました。

新しい技術を学ぶ際に自分がやりたいこと、なりたいものに「軸」を持つことが大事

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成長を実感している中でよりスキルを磨くために、大切にしていることはありますか?

プログラミングではひとつの言語だけを追求するだけでなく、インフラ×サーバサイドなど複数の技術を習得することを意識しています。能力と技術を掛け算して、ワンストップでサービスを提供するスキルがあることでエンジニアとしての価値が上がると思います。Webサービス業界では、まだインフラ周りができる人がそこまで多くないと聞きます。自分のインフラ経験も上手く活かすことを大事にしていきたいです。

そして、新しい技術を学ぶ際に自分がやりたいこと、なりたいものに「軸」を持つことが大事だと思います。「軸」を持つことでやりたいことが明確になり、そのとき必要なスキルが選定できると思います。その中で、人の可能性を広げるサービスを作りたいと考えています。その手段のひとつとしてプログラミングを活かせたら嬉しいです。

今後、エンジニアとして目指す姿、未来像について可能な範囲で教えてください。

現実面ではエンジニアとしてひとつの収入の軸をしっかり作ること、そしてフリーランスエンジニアになる延長線に、他人の可能性を広げるキッカケを提供するような仕事をしていきたいと思います。

これからエンジニアを目指す方、ベンチャー企業でエンジニアとして働きたいと思っている方へメッセージをお願いします。

まずはじめにディープロは素晴らしいスクールです。優秀なメンター陣がとても良い学習環境を提供してくれます。僕がびっくりしたのは、講義だけでなく学んだことを応用するために必要な情報の提供や細かいアフターサポートが充実していたことです。目標に向かう過程で安心して学習に打ち込むことができました。まずエンジニアを目指したいと思ったらディープロに行ってみてください。

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