インタビュー

2018年10月17日

47歳総務一筋15年のキャリアを捨てて、データサイエンティストへ転職(後編)

これまで総務で15年間勤務を続けてきた奥永 龍也さん。キャリアと安定した生活を捨てて、47歳未経験からのキャリアチェンジという前代未聞の挑戦を開始しました。ディープロ機械学習エンジニアコースを無事卒業し、就業達成は叶うのでしょうか…?

数打ちゃ当たる戦法で内定を獲りにいく

プログラミングスクール卒業後の就職活動はどのようにすすめたのですか。

就職活動は、8月から始めました。

まず、ディープロの就職サポートを使って履歴書や職歴書をレビューしてもらい、そしてWantedlyに登録。とにかくたくさん話を聞きに行くということを繰り返し、またディープロの就職説明会にも参加しました。しかし、実際に面接を受けていくと、結果的に実務が未経験ということで良い返事はもらえなかったです。

意外なことに、年齢のことを言われることはほとんどなかったですね。問題は未経験ということのようでした。

Image from Gyazo

就職活動は、辛くはなかったですか。

同期の受講生がどんどん内定をもらう中、自分はなかなか決まらない。
正直辛かったですよ。

就職が決まらない間、教育機関でデータ分析業務を行ない、それを実務経験としてWantedlyや職務経歴書に記載し転職活動を継続していると、8月の終わりぐらいから、Wantedlyでスカウトが来るようになりました。素直に嬉しかったですね。

私はGANを使って本物に近い画像を作る手法や、DeepLearningを使っての画像認識に興味があったのですが、就職活動では見向きもされなかったです。

ついに獲得。データサイエンティスト内定

先月内定を獲得できたとのことですが、どのような経緯だったのでしょうか。

諦めることなく就職活動を続けて行くうちに、ある企業の一時選考が通りました。
その企業はデータ分析系の企業で、面接直前に40歳以上も採用可になったとのことでこれはチャンスと思いました。

面接では今までの学習内容をアピールし、無事内定をもらうことができました!幸運だったと思います。常駐先でデータの前処理業務から始める予定です。
やっと肩の荷が降りた気分です。

同じようにキャリアチェンジを考えている方にメッセージをお願いします。

Image from Gyazo

私のような未経験で40代後半で転職をするのは簡単ではないというのは事実です。本当に覚悟がいるというが本当のところです。しかし、事実できましたので、前例はあります。簡単ではないですが不可能ではないということです。

読んでもらえればわかると思いますが(笑)、ディープロでの学習生活は楽な時は全くなかったので、それを乗り越えられれば、未経験でエンジニアになったとしてもついていける土台が身に付くはずです。

私の場合はあまり時間がなかったので数打ちゃ当たる戦法でしたが、余裕のある人はエンジニアのインターンやバイトなどで経験を積んでより好条件の会社に内定をもらうこともできると思います。

あとは、学習中は運動不足になるので、勉強中も運動をした方が良いですよ(笑)

奥永さん、インタビューにご協力をいただきまして、誠にありがとうございました。

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