インタビュー

2017年6月21日

【卒業生インタビュー】実家のお寺をITを通して現代に合わせたコミュニティスペースに

即戦力コース修了された松本 隆誠さん。ITを通して実家のお寺を新たなコミュニティの場にすべく、大学に通う傍らディープロ講生にプログラミングを教えられています。

実家のお寺をITを通して現代に合わせたコミュニティスペースに。

即戦力コース修了された松本 隆誠さん。ITを通して実家のお寺を新たなコミュニティの場にすべく、大学に通う傍らディープロへご入校。大学も即戦力コースも卒業し、現在は教育メンターとして目的達成とスキル向上を含め受講生にプログラミングを教えられています。

https://diveintocode.gyazo.com/45756b2a8cc0dfcadfb8b55a64697138

簡単にご自身の経歴を教えてください。

2017年3月に大学を卒業したばかりです。学生時代はさまざまな企業でインターンとして営業職を経験しました。ですが、実家がお寺なこともあり、就職をするという概念はもともとなかったんです。とはいえ、大学3年生の終わり頃になってようやく自分は何をすべきか、実家のお寺で何ができるのかを考え始めました。社会に携われることを自分の中で探したいなと。そう探っていくうちに、お寺を現代のニーズにマッチした場所に変えていきたいと思い始めたんです。

なぜディープロに入校しようと思われたのですか?

長いこと“宗教離れ”と言われ続けていると思いますし、実際どんどん人が離れているのを感じています。そこで僕は、実家のお寺でITを通して何かできないかと考えたんです。考えた末の結論が、そのために必要なのはプログラミングの技術だということでした。
学生時代もプログラミングは独学で少し勉強をしたこともあったのですが、個人ではやはり限界があって…。1ヶ月ほど他校のプログラミングスクールに通ってみたのですが、あまり実務的なことを学ぶことができなかったんですね。

このままではダメだと、改めて学び場所の情報を集めていた中で、ディープロスタッフのブログを知り無料説明会に参加しました。その際に教室の様子を拝見させていただいて、以前通っていたスクールにはない受講生同士のつながりや、メンターの方との関係性に感銘を受けたのがディープロに入校する決め手となりました。

その入校の決め手となった”人と人との関係性”とはどのようなものですか?

たとえば受講生の方が「この部分が分からないのですが」と質問すると、メンターの方ばかりでなく、その答えがわかる受講生が教えてあげている。そういった関係性が素晴らしいなと感じました。
実際に、ディープロでは〇期生などのグループ単位で授業が行われています。そこでコミュニケーションを取ることができるので「どこまで進んでいる?」「つまずいていない?」とお互いを気遣い励ましあったり、プログラミングについて話し合ったりすることもできました。

さらに卒業生たちとの交流も盛んなので悩みを相談することもできますし、実際に活躍されている方の話も聞くことができ、このコミュニティを活用することで自身のやりたいことにどんどん近づいているなと感じることができるんです。

https://gyazo.com/b05e5f06dd297279878c8f8367b6254c

松本さんは即戦力コース(6カ月)を4ヶ月弱で卒業されました。学習をしていく中で苦労されたことはありますか?

とにかく入校当初は新しいことばかりでわからないことだらけでした。それがしんどくてしどくて(苦笑)。まずその最初の壁をぶち壊すのに苦労しましたね。というのも、テキストにならってコードを書いていたつもりなのに、エラーが頻繁に起きてしまうんです。そのエラーに毎回向き合うのが辛かった。でもエラーがなぜ起こったのか、自分はどこをどう間違えたのかを探っていくうちに、逆にわからない箇所を発見することがおもしろくなってきたんです。そこからは「どんどん学びたい!」という気持ちが強くなりました。その頃は大学4年生で時間が有り余っていたこともあり、1日6~7時間は勉強の時間に充てていましたね。

オンラインでの受講も経験されていたそうですね。

はい。どうしても実家に戻らなくてはいけないことがあり、1ヶ月ほどオンライン上での受講をお願いしました。教室で学ぶときのようにすぐに質問することができず、さらに自身がつまずいた箇所を明確に伝えることの難しさを痛感しました。でも、オンライン上でメンターの方に質問をするにあたり、自分がどの部分のどこを理解していないのかを見つめ直すことができたのは大きな収穫でしたね。自分の弱点や理解していない部分、そしてどうしたらそれらを解決できるかをしっかりと考える時間ができましたから。

https://gyazo.com/8c91e85bcff4da56d51f4484f54ef738

ディープロを卒業されて良かったことや今後の目標を教えてください。

わからないことがあってもそれを後回しにせず、徹底的に調べ上げる。それでもわからなければメンターの方などに質問をし、最終的に自分なりの考えで落とし込んでいく。こういった苦しい作業を繰り返すことで自分のやりたい目標、道がさらに明確化してきたなと感じています。それから、ただカリキュラムをこなすのではなく、受講生らコミュニティ単位で一緒に学び、一緒に何かを作り上げていくという経験ができたことはとても大きいですね。

実家のお寺で本格的に僧侶の修行が始まるのは2年後です。現在はディープロで教育メンターとして受講生の方々にプログラミングを教える立場ではありますが、自身もまだまだ勉強中。お寺で地域の方々にコミュニティの一環としてプログラミング教室を開いたり、インターネットを通じて広報活動もしていくという目標を実現するため、日々精進しています。

これからディープロへの入校を検討している方へ、またすでに学んでいる方へメッセージをお願いします。

まず、「自分がどうしてプログラミングを学びたいのか」「そのためにはどう進んでいけば成し遂げることができるのか」といったプロセスを自分なりに組み立てていくこと。そして、この努力はこの先に決して無駄にならないと信じて取り組んでいくことが大切かなと思います。もちろんプログラミングを学び始めてからは、自分に何ができるんだろうという不安も出てくるでしょう。

でも、個人の力だけでは難しいこともディープロのコミュニティが手を差し伸べてくれることも往々にしてあります。卒業したあとも転職についてのサポートがありますし懇親会なども開催されています。ただ学ぶ・ただ卒業をして終わりなのではなく、さまざまな出口が用意されています。ディープロは学ぶだけでなく、人とのつながりを通して自身を成長してくれるスクールだと思います。

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