インタビュー
2017年9月27日技術者やクライアントと対等になるために、技術を学ぶ必要性があった
即戦力コースを修了された井上 陽介さん。素材を扱う企業の営業職に携わる中で技術者やクライアントと話をする際、「技術が身についていること」の重要性を痛感。興味のあったプログラミング技術を習得するためにディープロへ入校されました。
目次
技術者やクライアントと対等になるために、技術を学ぶ必要性があった
”技術を売っているのに、技術を知らない”は話にならない
働きながらカリキュラムをこなせて物足りないぐらいだった
技術がわかるコンサルティングに転身!次は事業を動かしたい
ビジネス目線を持つことが重要
技術者やクライアントと対等になるために、技術を学ぶ必要性があった
即戦力コースを修了された井上 陽介さん。素材を扱う企業の営業職に携わる中で技術者やクライアントと話をする際、「技術が身についていること」の重要性を痛感。興味のあったプログラミング技術を習得するためにディープロへ入校されました。
“技術を売っているのに、技術を知らない”は話にならない
プログラミングを学習し始めたきっかけを教えてください。
文系の大学を卒業し、社会人4年目になります。素材系の会社でプラントを作る部門の営業職として務めていますが、プラントを作る工程での設計や技術を理解せずにいました。
仕事ではクライアントや技術者と設計などの話をしますから、技術を知っていることはとても大事です。そこで初めてお客さんと会話ができるので、エンジニアの技術に憧れを持ちました。しかし今から素材分野の技術を勉強するのは、ピンと来ませんでした。全くの初心者でしたが、基本的なプログラミングなら勉強しやすそうですし、今からでもキャッチアップができそうでしたので、そこでIT業界に興味を持ちました。
その流れで独学しようとWeb上のサービスで取り組んだのですが、モチベーションの維持が辛く、効率的ではなかったんです。一時目標を見失いかけましたが、スクールであれば目標を見出せそうだと思い、知り合いのエンジニアに相談したらディープロを教えてくれました。
それで体験講座に行ってみると、代表である野呂さんの教えが素晴らしかったんです。説明が非常にわかりやすかった。テキストがよくできているだけでなく教え方も上手で、理解もしやすかったんです。
ここであれば継続して勉強を続けられそうでしたし、他より料金が安いと感じたのもポイントでした。また新しい仕事を探す場合、ディープロなら次の道が見つかりやすい
と聞いたのもポイントでした。実際に転職率が高いですし、フリーランスになる人も多いですから。
働きながらカリキュラムをこなせて物足りないぐらいだった
入校してから現在に至るまで、最も大変だった出来事は何ですか?
ひとつは勉強時間の確保
ですね。仕事をしながらですから、自宅へ帰ってからの勉強になります。家に着くともう夜22時なので、どうしても土日に集中してやらざるを得ない部分がありました。できれば毎日積み重ねる方が効率は良いと思います。
カリキュラムは中身も丁寧ですし、進めていれば理解もできるので私にはちょうど良かったです。むしろ半年という期間で見たら、もっとボリュームがあっても良かったのではと思うくらい。仕事をしている私でもこなせました。受講に専念しているような人には、むしろ物足りないのではないかと思いますね。ただ、決して余裕があったわけではないです。カリキュラムの最後の方はギリギリでしたから。
内容では、環境構築、インフラ構築、 AWSのところが難しかったです。まず何をやっているのかがそもそもわかりませんでした。そもそもAWSとは何なのか、わからずに進めていましたからね。ある程度は自分で調べて勉強する必要があると思います。
それをどうやって乗り越えましたか?
乗り越えたとは感じてないです(笑)日によって出張が多い会社でしたから、家に帰るのがどうしても遅くなってしまいます。でも睡眠時間を削ることはしなかったので、通勤時間などの空き時間をうまく活用できるように考えました。
難しいと感じたら、まずは解決策を調べるようにしていました。
それでも要領をつかめなかったら、周りやメンターの方に聞くようにします。受講生の中にもともとの友達がいて、彼はエンジニアとしてバリバリやっている人なのでよく質問をしていました。
メンターにも質問するとだいたいのことは解決するので、すごいなと思いましたね。考えた上で意識的に聞きたいところを明確にして質問していたので「自分で解決してみて」と言われることはなかったです。
エンジニアスキルを身につける上で、”大切にしていること”は何ですか?
考え方の部分ですが、まずは全体像をつかむことが大事だと思います。
いきなり細部に入っても理解できません。そもそも全体がどうなっているのかを把握し、丸暗記はしないようにしています。
カリキュラムのテキストを予習・復習し全体像をつかむことが重要だと思います。
何のために、どういう目的でやっているのか、ということを常に自分で確認しながら進める方法が1番しっくりきます。それはエンジニアの勉強に限らないと思います。言われた作業をやるだけではなく、この事象は何に繋がっているのかを理解すること。
勉強する際には文法を覚えるだけではなく、ゴールをイメージしてから取り掛かるべきですね。数学の公式の定理を紐解くイメージです。
あとは何でも良いから毎日勉強することでしょうか。
がっつりと勉強するというよりは、毎日少しずつでも取り掛かることです。勉強しないとまずいなと感じるように自分に意識付けをします。そうすると1日でも日が空くと焦るようになります。たった5分だけ、サイトでもカリキュラムでも良いので1日に1度は学習することが大事だと思います。
技術がわかるコンサルティングに転身!次は事業を動かしたい
今後、目指す姿について教えてください。
実はもうIT関係に転職先が決まっているんです。企業向けシステムを、よりお客様の要望にあったものにご提案するカスタマイズサポートになります。どう実装するか、ご要望を叶えるためのコンサルティングですね。お客さんと関わってビジネスを動かしたいというのが初めからの目標でしたから、エンジニアの気持ちをわかりつつ、サービスを動かせるという意味では今の職場は理想通りです。
もっと長期的な目標としては、サービス開発をして事業を動かせたらとは思います。憧れですけどね。自分ひとりで仕事を動かしていきたいです。
ビジネス目線を持つことが重要
これから受講を検討している方へメッセージをお願いします。
勉強するだけでは知識しか身につかないと思います。転職活動をしていてエンジニアになりたいという人は多いです。でもうまくいかない理由があるとすれば、そのひとつは「技術のことしか知らないから」ではないでしょうか。
ビジネス目線を持っている方が非常に少ないと思います。ビジネス目線を持った上でエンジニアを目指していくことが大事なのではないでしょうか。
勉強だけして技術を磨くのではなく、その技術が何に繋がるか、世の中に何かを生み出せるかを考えるのが重要だと思いますし、自分でもそれを実感しています。あくまでプログラミング技術は道具のひとつですから、それを使って何をしたいのかをよく考えないと今後はあまりうまくいかないと思います。それさえちゃんと考えていれば、一歩先へ進めると思います。
スクールに通うことは自体は、コミュニティに入れるからおすすめです。それに独学だと確実にサボりますし続かないんです。他の受講生がいて、いろんな人に知り合えることが非常に刺激になりますし、人間的な意味でも向上できると思います。今後もディープロで得た繋がりは必ず生きてくるはずです。もし仕事で困ったら相談したいですし、この関係性は次の仕事に活かせると思います。
井上陽介さん、インタビューありがとうございました!