インタビュー
2017年10月20日たまたま触れたプログラミングをもっと勉強したくなった
即戦力コースを修了された池田 幸平さん。翻訳会社に勤務され、社内の勉強会でプログラミングに触れ興味を持つようになりました。独学していた課題に行き詰まったとき、検索で出てきたディープロのホームページで公開されているカリキュラムをすんなりクリアしたことをきっかけにスクールでの学習を決意されました。
目次
たまたま触れたプログラミングをもっと勉強したくなった
雰囲気の違いが入校の決め手
最後の方の課題が大変で人のレベルも高い。基礎を大事にしないと後から困る
将来はプログラミング技術を活かして、言語処理や翻訳のサービスにつなげたい
たまたま触れたプログラミングをもっと勉強したくなった
即戦力コースを修了された池田 幸平さん。翻訳会社に勤務され、社内の勉強会でプログラミングに触れ興味を持つようになりました。独学していた課題に行き詰まったとき、検索で出てきたディープロのホームページで公開されているカリキュラムをすんなりクリアしたことをきっかけにスクールでの学習を決意されました。
雰囲気の違いが入校の決め手
簡単な職歴とプログラミングに興味を持った経緯を教えてください。
4年前に転職し、翻訳会社で働いています。配属された部署がエンジニアリング部で、PowerPointやExcel、HTMLなどの資料を日本向けにローカライズすることが主な業務です。とはいえ部署名とは関係なくエンジニアリングとは直接縁がなかったんです。
たまたま当時ソフトウェア会社から転職してきた上司が社内勉強会でC#の基礎を教えてくれて、それをきっかけにプログラミングに興味を持ち、もっとやりたくなったんです。
仕事にもしたかったのではじめは独学もしていましたが、なかなか続きませんでした。それで最初は別のプログラミングスクールへ入りました。
そこからディープロへ入校された理由は何ですか?
ローカル開発環境を自分で構築しようとしていて行き詰まったんです。解決方法を検索して探していたらディープロのホームページで「ローカル開発環境の構築の仕方」が公開されていました。そのページを見ながら取り組んだら、すんなり解決できてしまったんです。
それからディープロに興味を持って説明会に参加したら、雰囲気が賑やかで他のスクールとは違う印象でおもしろそうだなと思いました。また、通っていたスクールの講師から「Rubyはいいぞ」と言われ続けてRubyを学びたかったこともあり、ディープロへ入校しました。
最後の方の課題が大変で人のレベルも高い。基礎を大事にしないと後から困る
入校してから最も大変だったことは何ですか?
C#と違ってRubyは動的な言語で、「最後にセミコロンをつけなくても良い」などはじめは不慣れな部分も多かったですが、慣れたらこっちの言語の方が書きやすいと思います。
カリキュラム自体も、進めるのは難しくなかったです。兄がプログラマーなのでわからなかったら教えてもらえるし、もともと自分は数学と物理などの理数系は得意なので、最初は割といけるなと思っていました。ところが後半から難しくなって、課題を進めるのがきつくなりました。
カリキュラムは基礎を理解しないままコピペして写経みたく取り組んでも進められると思いますが、そのやり方だと書いているコードがどういう処理をしているのかわからないまま進んでしまう危険があるんです。
本当に困ってわからない場合はメンターの方にも聞きましたが、時間がないときはそのまま進めてしまうこともありました。
だから最後の方の大課題に入ったときにつまずきました。大課題というのは自分で一から作っていく課題なのですが基礎がないため進めなくなり、「このままだと卒業できないんじゃないか」という恐怖心にかられて最後の1、2週間は本当にがんばりました。
アソシエーションの課題があるのですが、そこは未だに難しくて理解できてないので勉強中です。基礎がまだまだ足りないまま次のカリキュラムへ進めてしまっていたのだと痛感しました。
仕事と両立しながらだったので平日は自宅でカリキュラムをこなし、土日はスクーリングもあるので通いました。思っていた以上にハードでした。ただ、ディープロは情報を詰め込まれるだけでなく実践課題もあるので、入校前と比べて格段に実力が付きました。
はじめはRailsのチュートリアルも読めなかったくらいですが、卒業した今ではスラスラ読めます。自分で一から作る課題は特に楽しかったです。
全体的に、人のレベルが高いと思いましたね。「なんでこんなに高いレベルのできる人が、わざわざお金を払ってスクールへ来ているんだ」と思うこともありました。そういう方を見ては悔しいなと思い、いい刺激になりました。
実は今が1番大変です(笑)ディープロはコースが修了してからも課題に取り組める仕組みがあるため、今も自習に通ったり、勉強を進めたりして難しい内容に取り組んでいます。
エンジニアスキルを身につける上で大事だと思うことは何ですか?
基礎を大事にすること
ですね。わからないまま進んでしまった反省は当然あります。だから基礎を理解しながら大事に進んだ方が結果的に身につくのは早いと思います。最初の部分はあまり読まずに進めていましたから。
後から読んでみたら、基礎的な内容がしっかり書かれているんです。自分はこんな基礎すら知らないままに進めていたんだと愕然としました。卒業した今でもまだまだ基礎が足りていないと痛感しているくらいで、今では追加で本を買って読むこともあります。カリキュラムを受けているときは、そこまで本を読む時間が取れなかったという言い訳もあるんですけどね(笑)
将来はプログラミング技術を活かして、言語処理や翻訳のサービスにつなげたい
お仕事など今後はどういう方向に進もうと考えていますか?
修了要件を満たしたので一旦は修了していますが、その後もチーム開発の課題に参加している最中です。すぐに転職ということは考えていませんが、これで終わりにするのは嫌なので、まずはプログラミングを続けたいと考えています。以前の自分ではひとりで勉強しても理解できませんでしたが、今では独学できるレベルにはなれました。将来的にはプログラミングを使った職業に就きたいと思っています。
今の会社で翻訳をやっているので、言語処理や翻訳に関するサービスには興味があります。AIによる機械翻訳の発達で人間の領域が侵食されてきていることへの危機感もありますから、今まで通りのやり方ではダメだと感じています。
そういう意味でも、プログラミングやITを使って何かやりたいとは思っています。
池田さん、インタビューありがとうございました!