インタビュー
2025年1月15日異業種への転職を39歳まで繰り返し、夢のWebエンジニアに。ドルフィントレーナーからはじまり、遂に一生続けたい仕事に出会えた。
ディープロの卒業生の中から、就職決定した方をピックアップ。Webエンジニア4ヶ月短期集中コース(オンライン)の2023年5月期としてディープロに入校し、Webエンジニアとして就職決定した村田三菜美さん。ドルフィントレーナーや雑誌の編集者など5回の転職を経てWebプログラミングを学んだ経験、ディープロでの学習からの成長、今後の目標について伺いました。
目次
異業種への転職を繰り返して30代ラストの挑戦
性別関係なく仕事ができる環境へ
卒業後の未来像が見えた
毎日楽しく夢中で課題に取り組んだ
親身なサポートによって理想が叶った
就職先を選べる立場になる贅沢を経験できた
挑戦することに遅すぎることはない
一生の仕事を見つけることができた
卒業発表会のプレゼンテーション
プロフィール
村田三菜美(むらた みなみ)
技術を身につけ自分らしく働きたい、と未経験からWebエンジニアとして転職。過去何度も転職を経験するも、30代ラストの年にまだまだ諦めずに挑戦したいとディープロでの受講を決意。
同期生、先輩、後輩にも恵まれ、楽しく課題に取り組みながらプログラミングスキルを習得。
ドルフィントレーナーとして社会人のキャリアをスタートさせ、現在は“猫がいる会社”株式会社qnoteで10匹の猫たちと戯れながら働く。
フロントエンドのスペシャリストになることを目標に、日々奮闘している。
異業種への転職を繰り返して30代ラストの挑戦
ディープロ受講前、どのような状況でしたか?
異業種への転職を39歳までに5回経験
しました。ドルフィントレーナー、アパレルの販売員、雑誌の編集者、ネイリスト、学校の事務、化粧品メーカーなど様々です。
前職の化粧品メーカーでは、ECサイト制作や販促企画などを担当し7年半勤めました。そこで、システム開発のためエンジニアが必要な実情がありました。私自身は制作に関わる仕事をしたい一方で、他の仕事をしないといけない状況があり、葛藤していました。そんな中でエンジニアになったら、制作にメインで関わる仕事ができると思いました。ちょうど39歳になった頃だったので、30代のうちにと思い挑戦
を決意しました。
性別関係なく仕事ができる環境へ
ディープロを受講することで達成したいと思っていた目標はなんですか?
Webエンジニアとして就職
することが目標でした。技術があれば性別関係なく仕事ができる環境だと考え、魅力的に思いました。過去に転職する中で、女性としてのハンデを感じた経験
がありました。
ある企業の採用担当者と話した際、表立っては言えないことだと思いますが、性別を考慮して男性だからという理由で採用したという話を聞いたことがありました。産休に入る予定があるかなど確認されたり、なんだかんだ女性はハンデがあると性差を感じる機会が多くありました。
他のスクールもある中で、なぜディープロを選びましたか?
大きな理由は、3点あります。
1点目は、「転職に年齢は関係ない」と言い切ってくれた
からです。30代と伝えるだけでお断りというスクールが多い中で、これは希望となる言葉でした。
2点目は、卒業課題でオリジナルアプリを作成
できるからです。他のスクールでもオリジナルアプリが制作できると謳っているところはありましたが、詳細を聞くと基本的な枠組みがあり、オリジナル性を加える形でした。ディープロでは完全オリジナル
のアプリを作成できるため、高いレベルの学習ができると考えました。
3点目は、教育訓練給付金があるからです。国から認められているスクール
のため信頼できると思いました。5つのスクールの説明を聞き比較表を自作
した上で、ディープロを選びました。
カリキュラムや講義内容について、どのように感じましたか?
卒業課題のアプリ制作に向けて、着実にスキルを身につけることができました。
難易度も適切で、自走力をつけられる
カリキュラムになっているため、楽しく学ぶことができました
。
卒業後の未来像が見えた
ディープロを受講して良かったと思ったことはありますか?
2点あります。
1点目は、就職後に役に立つ経験
ができたことです。アプリの構造などの基本的な知識や実際に使う技術を学び、自信がつきました
。ディープロで学んだ言語と就職先で使うことになった言語は異なるものでしたが、基礎知識があることで応用することができました。
2点目は、刺激しあえる仲間
に出会えたことです。同期と毎日顔を合わせて相談することができます。一緒に頑張る仲間の姿をみて、自分も頑張ろうと思える環境がありました。ディープロは人との繋がりを大切にしており、先輩や後輩も交えた勉強会があります。エンジニアとして働く先輩からアドバイスをもらえることも貴重で、卒業後の未来像が見えました
。
現在の職場にディープロの先輩がおり、面接では聞きづらいことなどを先に聞くことができました。入社できたのはディープロのおかげ
です。
スキルの習得において、最も役立ったと思うことは何ですか?
やはり自走力の習得
です。分からないことに直面した時は、どこが分からないかを明確にすることが大事です。そうすることで、ピンポイントに相談することができ、解決までがスムーズになります。
転職してから上司に「エンジニアとして必要なスキルが身についている
」と褒められて嬉しかったです。ディープロは、テキストの流れにヒントがあったり、ここさえ調べれば突破できそうと分かる仕組み
になっています。
また質問する際は、メンターに実施したことを伝えた上で、分からないポイントを言語化するよう指導されるため、自走力をつけることができました。
毎日楽しく夢中で課題に取り組んだ
受講前と比べて、自分自身のスキルや自信にどのような変化がありましたか?
本当にエンジニアになれるのか、働いていけるのか不安がありましたが、毎日楽しく夢中で課題に取り組みました
。
夕食の後も課題がやりたくて、パソコンを開いていたほどです。受講前のエンジニアのイメージは、暗号みたいな文字が並んでる黒い画面に向き合うイメージでした。今は暗号ではなくなり、新しい景色を見ることができて楽しいです。
私は謎解きが好きですが、ディープロの学びは謎解きみたいで楽しかった
です。分からないことを解いていく快感や達成感
がありました。
根詰めて1人でやるのではなく、仲間がいることも大きいと思います。
鬼と呼ばれていた課題があるのですが、「鬼退治やっているわー」と仲間と進捗を話すのも面白かったです。社会人を経て学び直しをしている仲間ができたことは貴重
でした。
講師の指導方法やサポートについて、どのように感じましたか?
いつも親身にサポートしてくれました。定期的に生徒の声を聞くアンケートがあります。終礼では今日の出来事を話すのですが、悩みを話すと直ぐに個別でメッセージが届きました。技術だけではなく、メンタル面のサポート
があることが凄いと思いました。
親身なサポートによって理想が叶った
ディープロ受講中に困難に直面した時、どのようなサポートを受けましたか?
卒業制作でテキストにない技術を取り入れたのですが、上手くいかず毎日何度もメンターに相談しました。そこで諦めず一緒に解決方法を考えてくれた
ことが嬉しかったです。難しいから使わないという選択をせず、なんとか自分の希望を叶えようと考えてくれました。
アプリの動作の部分に技術の応用が必要で、1週間ぐらいできない状況が続きました。より良いものを作りたいという思いに応えてくれ、思い描いていた理想を叶えることができました
。
就職先を選べる立場になる贅沢を経験できた
ディープロを受講した後、どのような成果を得ることができましたか?
希望だったWebエンジニアとして就職できました。
39歳の転職であり、転職回数も多い中で2つの内定を得られ、選べる立場になる贅沢
を経験できました。良く言えば好奇心旺盛、悪く言えば飽きっぽい性格で、職種を何回も変えてきました。
そんな中で、今後はエンジニアを極めたいと一生続けたい仕事に出会えた
ことが嬉しいです。
学んだことは現在の仕事やプロジェクトにどのように役立っていますか?
アプリケーションの基本的構造やシステムの構成を学び、言語は違えど応用することができています。
私はフロントエンドの領域を希望しているのですが、希望通りの働き方が叶い、仕事が楽しい
です。「あなたが作ってくれたあの機能、便利で助かるよ」と日常的に褒めてもらっています。頑張って勉強して良かった
です。
挑戦することに遅すぎることはない
自分自身の経験を通じて、ディープロ受講を検討している方に伝えたいことはありますか?
何歳でも挑戦することに遅すぎることはないと伝えたいです。
39歳という30代ラストのタイミングで挑戦しましたが、異業種に転職することができました。行動した人だけがチャンスを得られる
ので、行動してみてほしいです。
学んだことを活かして、今後どのような目標を達成したいと思っていますか?
フロントエンドエンジニアとして活躍
したいです。現在は有難いことにバックエンドとフロントエンドの両方に携わって仕事をしています。フロントエンドは、お客様の目に直接触れるところです。目に見えて成果が見えることが楽しい
です。
また、独立も視野に入れています。経験を積み、ライフワークバランスを大事にして働きたいです。異業種の知識を活かし、スキルを掛け合わせて、点と点を線で結んでいきたい
です。
一生の仕事を見つけることができた
学んだことは、今後のキャリアにどのように影響すると思いますか?
これまでは異職種への転職を繰り返してきましたが、今後はエンジニアを続けていきたい
と思っています。
学び始める前は自分にできるのか不安がありました
。エンジニアを目指して学ぶことにするか1年間悩み続け、30代ラストの挑戦として博打のように賭けました。そんなスタートから、課題が楽しい
と思いながら学べたことを嬉しく思います。
まずはこの課題、それができたらこれ、と小さいステップを一つひとつ解決することで自信がつきました。振り返ると、ドルフィントレーナーをしていた時も、ホームページやパンフレットのデザインをしたことがあり、Web制作に興味がありました。ディープロで学んだことで、一生の仕事を見つける
ことができました。
卒業発表会のプレゼンテーション
そんな村田さんの想いがこもった卒業発表会のプレゼンテーションはこちら。
4ヶ月間の集大成をぜひご覧ください。