インタビュー

2025年1月16日

30代の営業職からエンジニアに。新婚生活と両立して武器となるスキルをつけ、環境にとらわれない働き方へ。

ディープロの卒業生の中から、就職決定した方をピックアップ。2022年3月に入校し、Webエンジニア4ヶ月短期集中コース(オンライン)で学んだ清水一友さん。海外の輸入雑貨の営業をしていた頃、コロナにより会社の売り上げが減少。自分の武器を作ろうとプログラミングどころかパソコンすら触ったことがなかった状況からプログラミングスクールでWebプログラミングを学んだ経験や、ディープロでの学習からの成長、今後の目標について伺いました。

プロフィール
清水 一友(しみず かずとも)
色々な有名企業を転々として結局なにがしたいのか分らなくなり、コロナでなにも武器がない現実に突きつけられエンジニアを目指してディープロの門をたたく。
ディープロ入学日に、その後入社した会社の面接に挑戦。未経験ながら、スクールに通ってある程度基礎を固めてくると宣言して、入学初日に内定獲得。
現在は既存システムへの追加機能を中心に案件に携わりながら、どうしたらより良いコードになるかを探索しながら日々を過ごしている。

自分の武器を作ろうと思った

ディープロ受講前、どのような状況でしたか?
化学メーカーに勤めた後、海外の輸入雑貨の営業をしていました。そんな時コロナによって、勤めていた会社の売り上げが減少し、営業が要らなくなりました。
自分でできることを考えた時に、自分には武器がないと感じました。自分の武器を作ろうと考えた時に、プログラミングはどこの国でも使える凄い武器と考えました。場所を問わずに仕事をすることができるので、もし今の会社がだめになってもまた別のところで働くことができます。会社に所属してもフリーランスでも働くことができます。環境に捉われず仕事をするためにディープロで学ぼうと思いました。

ディープロを受講することで達成したいと思っていた目標はなんですか?
手に職つけたいと思っていました。元々は、プログラミングどころかパソコンすら触ったことがありませんでした。エクセルやパワーポイントも使ったことがありませんでした。
このため、受講前は自分にできるだろうかと不安もありました。ただ分からないことを悲観せず、どう捉えるかが重要と思い、期限通りに課題をクリアできるように頑張りました。

柔軟に受講できる環境が嬉しかった

他のスクールもある中で、なぜディープロを選びましたか?
複数のプログラミングスクールを比較検討し、面談をしました。ディープロは面談してくれた方が親身で話しやすかったです。広告費にお金をかけていないところも良いと思い、誠実な印象を受けました。
また、当時実は新婚旅行を控えており、スクール受講中に1週間抜けないといけない期間がありました。他のスクールでは1週間抜けるのは無理と言われましたが、「課題さえ終われば問題ない」と唯一ディープロに言われてここで学ぼうと決めました。柔軟に受講できる環境が嬉しかったです。

カリキュラムや講義内容について、どのように感じましたか?
元々パソコンは何も分かりませんでしたが、理屈も含めて一通り分かるようになりました。現在働いていても、理屈を分かっていることは重要と感じています。アプリの作り方、実装するための方法とともに、作り方の繋がりも分かるようになりました。

ディープロを受講して良かったと思ったことはありますか?
卒業してからもディープロのコミュニティの方と話す機会があることが良いです。同じくらいの実務経験の方が現在やっていることや、弱点と感じていることを聞ける機会は貴重です。話したことで、自分も同じ弱点があるかもと思い、本を買って勉強したりしました。

例外の処理まで考えられるように

スキルの習得において、最も役立ったと思うことは何ですか?
プログラムは、なんとなく書いていても動くことがあります。動くように作るため、例外の処理を考えない人も多く、想定外の処理を通してしまうことがあります。自分でチェックして好きなところだけ触ってしまうことが特に初心者はよくあります。だからこそ、自分の足りないところを他人に指摘してもらうことは重要です。ディープロでも寄り添いながら優しく指摘していただきました。

受講前と比べて、自分自身のスキルや自信にどのような変化がありましたか?
ゼロからのスタートでしたが、スタートラインに立てるようになりました。受講前は知識が何もありませんでした。ただ、実はディープロに入る前に内定は決まっていました。面接を受けて、「4ヶ月後必ずディープロを卒業するので入社させてください」と伝えて内定していました。未経験だけどやる気があることを伝えていたんです。
また、当時は新婚でもありました。新婚旅行のため1週間抜ける期間もありましたが、柔軟に受講させていただけたことで両立することができました。

分からない人を見捨てないサポート

講師の指導方法やサポートについて、どのように感じましたか?
分からないことはいつでも聞ける環境ができています。ディープロは、課題の進捗が遅い人のサポートをきちんとしていました。分からない人を見捨てないサポートと感じました。

ディープロ受講中に困難に直面した時、どのようなサポートを受けましたか?
卒業課題を作成した時に、実装することが難しい機能が1つありました。タイマーで設定した時間に、通知を送る機能ができなかったのです。その際に、現役エンジニアの方に相談する機会をいただきました。実際にエンジニアとして働いている先輩の視点を学ぶことができて嬉しかったです。

ディープロを受講した後、どのような成果を得ることができましたか?
MVCモデルという、プログラムを役割ごとにModel(モデル)・View(ビュー)・Controller(コントローラ)の3つに分けて管理するソフトウェア設計モデルを学び、アプリを作れるようになりました。
卒業課題は早い段階で終わらせることができたので、残りの時間を活用して就職先で使うPHPの勉強をすることもできました。

本当にそのコードでいいのか確認できるように

学んだことは現在の仕事やプロジェクトにどのように役立っていますか?
アプリの作り方の全体の流れを知ることができました。何をするためには何をしないといけないか。自然にすっと入るようになりました。
悪い癖として変数をやたら作ってしまう癖がありましたが、改善していくことができました。元々はなぜこうなるかをよく分からず作っていたところがあり、とりあえず動いたからいいかと思っていたこともありました。
徐々に分かるようになり、今ではバグが直せるようになりました。その時動けばいいから、想定外の動きに対応できるようになりました。本当にそのコードでいいのかを確認できるようになりました。

自分自身の経験を通じて、ディープロ受講を検討している方に伝えたいことはありますか?
どういう働き方をしたいかは人それぞれだと思いますが、気になるのであれば、まずはやってみたらいいと思います。ディープロは、国からの専門実践教育訓練給付金の対象ですので、卒業したらある程度お金も戻ってきます。
「悩んでいるなら、まずやろう!」と伝えたいです。

売上を作れるエンジニアになりたい

学んだことを活かして、今後どのような目標を達成したいと思っていますか?
将来の目標は、仕事ができるエンジニアです。仕事ができるエンジニアは、売上を作れる人だと考えています。売上を作れるエンジニアになりたいです。
コードを正確にかけても会社は売り上げないと儲かりません。売上がないと人を雇うことはできないと、前職で実感しました。ゼロからのスタートでしたが、ディープロで学んだことでスタートラインに立てるようになりました。
今は先輩にコードを確認してもらうとき、こんなやり方もあったかと勉強になることが多くあり、スキルの幅を今後も広げていきたいと思います。

学んだことは、今後のキャリアにどのように影響すると思いますか?
きちんとディープロの課題に取り組んで卒業したら、簡単なアプリは作れるようになります。卒業課題を持って面接に行くことは重要だと思います。バックエンドに期待している企業は少なく、フロントエンドが大事だと感じています。
このため、見た目もこだわることが重要と思います。自分の書くコードに更に自信を持てるようになったら、フリーランスも興味があります。
受講前に憧れていた、環境にとらわれず仕事ができる状態に近づいていると感じています。

卒業発表会のプレゼンテーション

そんな清水さんの想いがこもった卒業発表会のプレゼンテーションはこちら。
4ヶ月間の集大成をぜひご覧ください。

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