インタビュー

2021年1月27日

【卒業生インタビュー】入社したのは「少子高齢化」に立ち向かう会社。人類が初めて直面する課題へのアプローチの仕方を発信したい

DIVE INTO CODEの機械学習エンジニアコースを卒業し、機械学習エンジニアとして働き始めた白須 誠さん。かつてビジネススクールに参加し、現在はデザインのスクールに通うほど「学び」に貪欲な白須さんが、DIVE INTO CODEで得たものとは?そして、機械学習エンジニアとして働く中で解決したい人類規模の問題とは何でしょうか?

何かを学ぶということは、思考をストレッチするということ

商社マンだった白須さんが、プログラミングの世界へと飛び込まれた経緯を教えてください。

商社で働く中で、世の中がテクノロジーで変わっていくことを肌感覚として感じたことがきっかけでした。「テクノロジーによる社会の変化を追い風にして、自分の人生を豊かにしていきたい」という気持ちが芽生えたんです。商社で働き続けながらテクノロジーに関わっていくことも考えてみましたが、それだけでは十分に追い風に乗りきれないかもしれないと思いました。そういった経緯で、DIVE INTO CODEに入校して、自分でプログラミングを学んで理解しようと決意しました。

エンジニアという仕事に対しては、どのように思っていましたか?

実はDIVE INTO CODEに入校した時点では、将来的にエンジニアになるかどうかまでは考えていなかったんです。例えば、プログラミングを用いた事業を開発することを想像していました。もちろん、自分ひとりではできることに限界があるので、DIVE INTO CODEで得たエンジニア仲間達を巻き込んで作っていくようなことを、ぼんやりと考えていました。

つまり、エンジニアという職業よりも、プログラミングの世界やビジネスに強い興味があったということですね。

そうです。ただ、コードを書くことには興味がありましたし、自分で何かを開発したい気持ちも持っていました。

機械学習エンジニアコースを選ばれた理由は何ですか?

私はビジネススクールのグロービス経営大学院を卒業しているんですけど、そのスクールの卒業生向け講座で「AIビジネスのリテラシー」をテーマとした話を聞いたことが、機械学習エンジニアコースを選んだきっかけです。その講座の講師が、DIVE INTO CODEの野呂代表だったんですよ。

もともと、「AI」というものに対しては、実態はよく分からなかったものの、ポテンシャルをすごく感じていたんです。ヒトがやるよりもコンピュータがやった方が得意なことはたくさんあると思いますし、そういった部分をコンピュータに任せることができれば、ヒトはヒトがやるべきことにもっと注力していけるようになる。このような社会像が、将来的にあるべき姿のひとつだと私は思っていますし、魅力も感じているんです。

白須さんは、DIVE INTO CODEを卒業した後にもデザインのスクールに通われたりなど、さまざまな学びに積極的ですよね。白須さんが何かを学ぶことのきっかけは、どのようなものなのでしょうか?

「おもしろそうだな」という直感なんです(笑)何かを学び始めるにあたっては、私は「難しさとかを考えても意味がない」と思うタイプです。まずはやってみて、自分に合っているようだったら学び続けるという感じですね。結果的にそれで身に付いたスキルが社会の役に立つのなら、それに越したことはありませんけど。学び始めるきっかけ自体は、あくまで私自身の好奇心、興味や関心なんです。

何かを学び進めることの、どの部分に「おもしろい」と思ったりしますか?

私は「知らなかったことを知る」ことよりも、「自分が思っていたことが実は全然違っていたことに気づく」ことに、おもしろさを感じます。思考の幅を広げているような、いわばストレッチをしているような感覚になるんです。ヒトの身体って、動かさないと固くなりっぱなしですよね。思考もそれと同じで、自分が思っていることに固執するのでは、思考が凝り固まったままなんです。なので、学びを通じて自分の思っていることとは違う事実に気づいたりすることで、思考を柔軟にすることが大事だと思っています。

DIVE INTO CODEの仲間は、絶妙な形の”ONE TEAM”みたいな感じがした

Image from Gyazo

DIVE INTO CODEでのプログラミング学習で、楽しかったことを教えてください。

まず楽しかったことは、いろいろなアルゴリズムをゼロから実装すること、いわゆる「スクラッチ実装」について学べたことです。フレームワークそのものを作ることを学ぶ経験は、プログラミングの基本を理解する上でとても大切だと感じましたし、パーツを自分で作り、組み立てて、データをアルゴリズムで処理したときに、きちんと自分の考えたとおりの結果を得られることは、快感でもありました。

逆に、苦労したことはありますか?

自分の立てた仮説のとおりにプログラムが動いてくれないことがよくあったので、それは苦労しました。そういう時は「デバッグ」という作業をするんですけど、最初はその作業が結構しんどかったです。でも、デバッグ作業を繰り返していくことで、デバッグ作業の仕組みの理解が進みましたし、だんたんと苦じゃなくなっていきました。苦労もしましたけど、その苦労とうまく付き合っていけば、それもまた楽しくなっていくスパイラルがあることに気づいたんです。

他に、DIVE INTO CODEに通って良かった点などはありますか?

率直に、同期と共に学ぶことがとても楽しかったですね。おもしろいもので、コードって人によって書き方のクセやこだわりがあるんですよ。同じプログラミングの学習であっても、その中で興味や関心を持つポイントも人それぞれですから。そういった異なる志向を持つ人がひとつの場所に集まって、互いに情報を共有したり教え合ったりするのが楽しかったですし、とても良い経験になりました。

同期の受講生とは、どのようなコミュニケーションを取っていましたか?

皆、それぞれ「自分」を持っているんですよね。こだわりがあると言いますか…。皆が唯我独尊の精神を持ちながらも、困っているときにはお互いに助け合うことができる。この絶妙な形が"ONE TEAM"みたいな感じがしていたので、僕はとても好きです。

同期の皆さんとは、どのような雰囲気の中で学んでいたんですか?

皆、ストイックな面がある一方で、ふとした時にはくだらない笑い話をし合うようなゆるさもあったんですよ。ゆるさというか「自然体」と言った方が良いですかね。`プログラミングの学習はコツコツと耐え忍んでいく、ストレスが溜まるような局面もどうしてもあるので、そういった時に自分の気持ちをさらけ出せる、発散させることができる空気感が、とても良かったと思います。

どこかで心がつながっている感じですね。

そうですね。「皆、自分勝手にやっているけど、実はそれが結果的に誰かのためになっている」という感じの不思議な関係性でしたね(笑)

入社したのは「少子高齢化」に立ち向かう会社。人類が初めて直面する課題へのアプローチの仕方を発信したい

「将来的にエンジニアになるかどうかまでは考えていなかった」とのことでしたが、結果的に卒業後は、会社でエンジニアとして働く道を選ばれましたよね。DIVE INTO CODEに通う中で、心境の変化があったんですか?

そうですね。DIVE INTO CODEで学び進めていく中で、機械学習・ディープラーニング・AIといったものを、社会に役立てていきたい気持ちがとても高まったんです。そういった心境の変化があって、機械学習エンジニアとして会社で働くことを決めました。

現在の会社で働くことを決めた理由や、その会社の魅力について教えてください。

会社の解決しようとしている課題は「少子高齢化」で、そのためのツールとしてAIを活用して、介護・福祉の現場を支援するという取り組みをしています。私自身、少子高齢化という課題の重要性を強く感じたと同時に、そこに対してやりがいを見出しました。これが今の会社で働くことを決めた理由ですね。

それと、会社自体が創業してまだ数年なので、ようやく製品をローンチできる手前の段階なんです。そういったフェーズにある会社で自分の力を試すのはおもしろそうだと感じたのも、きっかけとなりました。
また、会社の社員の皆様とお話させていただくと、人柄がとても自然体で、熱い想いを持っているのも感じました。「そういった人たちに囲まれる中で、自分のキャリアをリスタートしたい」という気持ちもありました。

少子高齢化という課題の重要性を強く感じたとのことですが、詳しく教えてください。

少子高齢化っておそらく、人類が初めて直面する課題なんです。そのような課題に日本が世界に先駆けて取り組まなければならない状況において、ちょうど「今」が絶妙なタイミングだと思うんです。このタイミングで少子高齢化へのアプローチのあり方を日本から発信することができれば、世界における日本のプレゼンスを高めることにもつながります。

なにより、私自身も将来、年をとることを考えると、少子高齢化は自分事として取り組まなければいけない課題だと捉える必要があると思うんです。

「少子高齢化は自分事として取り組まなければいけない課題」ですか。将来的に、どのような社会になっていけばいいと考えていますか?

将来的には、どんどん増えていく高齢者を、どんどん少なくなっていく働き世代の人たちが支えるようになっていきます。そうなった時に、高齢者を支える人たちが無理をしなくて済むような、過度な負担のかからないような介護・福祉のあり方を模索しなければいけないと考えます。

特に、「現場で働いている人たちの負担をいかに軽くしていけるのか?」という点は、絶対に取り組まなければいけない課題だと認識しています。少子高齢化は現在進行形の課題ですから、「今の段階から徐々に積み重ねで対応すべきもの」という認識もあります。

「DIVE INTO CODEで学んだことは?」と聞かれたら、真っ先に答えていたこと

Image from Gyazo

転職活動に際して準備したことについて教えてください。

あまり多くの会社を受けることはしなかったのですが、面接を受ける会社のミッションやビジョン、戦略、あるいは社歴などをしっかりと調べ、その会社がどういうフェーズにあるのか、どういった人材を必要としているのかなどの仮説を立てて臨むという準備をしていました。

特に工夫したのは、Webサイトなどに載っている外の情報だけでは分からないこともあるので、仮説を立てる中で「質問したいこと」までを考えることです。それともちろん、プログラミングスクールに通おうと思った動機や、その会社を志望しようと思った理由なども事前に整理していました。また、DIVE INTO CODEで書いたコードなどもしっかりと整理して、求められればいつでも見せられるように準備もしていました。

DIVE INTO CODEで書いたコードの整理・準備・アピールはどのようにしていましたか?

自分がアピールしやすいシナリオを考えて、それに沿ってコードを整理するのが基本ですね。加えて、面接を受ける会社について調べていく中で、相手が関心を持ちそうな内容などが想像できれば、それに対してしっかりアピールできるような準備をしていました。コードを見せる際には、「どのような工夫をしたのか」「どのような点が大変でどのように対処したのか」を端的に説明するようにしていました。

そのほかに、「これは良いアピールになった」というものがあれば、教えてください。

私はDIVE INTO CODEでの論文の輪読会に多く参加していたので、そこから学んだことなどもアピールしていました。視野の広さを伝えられたという点で、これは良いアピールになったと思います。

現在の会社との面接は、どのような感じだったんですか?

「入社前と後とのギャップを極力小さくしたい」という気持ちが伝わってきました。なので、「機械学習エンジニアとして働いていく中で、ゆくゆくはプロジェクトマネジメントの仕事もできるようになっていってほしい」という説明をしっかりと受けました。私自身は、そういった経験ができるのはありがたいなと思いましたし、事前にしっかりとそういう話をしてくださる点に、オープンさも感じて安心もしました。

DIVE INTO CODEで学んだことは、転職活動には役立ちましたか?

役に立ったと感じていますし、今後も役に立つんだろうなと思っていますなにより「自律自走」というマインドをとことん身に付けられたのが、とても良かったなと感じています。面接でも「スクールで何を身に付けましたか?」と聞かれたら、真っ先に「自律自走」のことを話したくらいです(笑)それと、フルタイムでコミットメントして学んだという経験が、意外と評価されることが多かったですね。仕事の合間に学ぶのではなくて、「一度退路を断って挑戦する」という考え方が、良い印象を与えたのかなと思います。

「自分を変えたい!チャレンジを変えたい!」という気持ちがあるならば、ぜひDIVE INTO CODEで頑張ってもらいたい

今後の目標について聞かせてください。

まずは、会社に貢献することです。それを通じて、自分自身も成長し続けられたら良いなと思います。実務の経験を積み重ねていき、事業やサービスを回せる人材になること、事業やサービスを開発することの難しさややりがいを知り、エンジニアの気持ちを理解することが、私自身の成長における当面の目標です。

これから、DIVE INTO CODEでエンジニア就職などを目指す人にメッセージをお願いします。

ハッキリ言ってしまえば、DIVE INTO CODEでの学習は楽ではないと思います。しかしその分、DIVE INTO CODEで学ぶ前と後とでは、見える世界が全く違います月並みな言葉ですけど、「自分を変えたい!チャレンジを変えたい!」という気持ちをちゃんと持っているのであれば、ぜひDIVE INTO CODEで頑張ってもらいたいなと思います。特に、プログラミング未経験の方にとっては、とても良いスクールだなと思うんです。自分で一生懸命に調べたり、仲間と一緒に学び合えたりする経験は、知識以上の何かをもたらしてくれますから。

白須さん、ありがとうございました!

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