インタビュー

2024年9月3日

30代の法人営業から夢のエンジニアに。実務課題に取り組めたことが評価され、新たなキャリアを切り開いた。

ディープロの卒業生の中から、就職決定した方をピックアップ。Webエンジニア4ヶ月短期集中コース(オンライン)の2024年1月期としてディープロに入校し、Webエンジニアとして就職決定した相方香緒梨さん。大手IT企業を退社して、プログラミングスクールでWebプログラミングを学んだ経験や、ディープロ卒業後に企業の実務課題に取り組み、Webアプリ開発に取り組んだこと、Webエンジニアとして就職決定した転職活動について伺いました。

プロフィール
相方 香緒梨(さがた かおり)
子供の頃に携帯電話の機能を試しに全部使ってみた経験からITに興味を持つ。大学で情報学部を卒業した後、新卒で大手IT企業に就職。約10年技術を中心とした法人営業に従事する。 社会人丸10年という節目で改めて人生を見つめ直し、プログラミングを学び直すためにディープロを受講。

学生時代からの夢であるエンジニアになりたい

ディープロ受講前、どのような状況でしたか?
前職の大手IT企業を退社して、改めてこれから自分がやりたいことを考え直していました。大学は情報系の学部を選び、学生時代からエンジニアになりたいと思っていました。しかし、新卒で入社した会社ではエンジニアではなく営業を任されたため、自ら学ぶことで、今度エンジニアの道に進むか判断しようと思いました。

ディープロを受講することで達成したいと思っていた目標はなんですか?
エンジニアとして独り立ちしたいという目標です。ディープロで学ぶことで、自分が今後エンジニアの道に進むか判断しようと思いましたが、3年以内に一人前のエンジニアとして独り立ちすることを目指そうと決めました。

他のスクールもある中で、なぜディープロを選びましたか?
フルタイムで受講可能だったため、短期間でみっちり学べることに魅力を感じました。
また、ディープロは実務課題に取り組めることに魅力を感じ、実務課題に取り組んだことを企業に評価されました。

実務課題の機会を活かして企業の課題を解決

カリキュラムや講義内容について、どのように感じましたか?
卒業課題で、実際に企業の課題を解決する機会があったことが魅力的でした。具体的には、富士吉田市の染物屋さんが業務をDX化したいという課題に取り組み、お客様が染め直しをしたい時にお店に依頼するWeb受付フォームを作成しました。

染物屋さんからお話を伺う中で、お客様からの依頼はメールやSNSなど、依頼方法が統一されていないことに気づきました。そこで、依頼方法を統一することを提案し、Web受付フォームを作成しました。裏側でどのように管理するかも一緒に作成するため、受付一元管理システムも作成しました。

Image from Gyazo

実際に現場へ赴き、業務のヒアリングをして提案することができた経験は貴重でした。また、同期生と一緒に作成できたことも良かったです。ZOOMを繋いで朝礼や終礼で話す機会があったりと、同期生と一緒に学ぶことができました。人と一緒に作り上げることが好きなので、ディスカッションしながらチームで開発できたことが楽しかったです。

ディープロを受講して良かったと思ったことはありますか?
やはり内定前から実務課題に取り組めることです。実務課題に取り組んだ経験をエントリーシートに記載しはじめてから、就職活動が順調に進むようになりました。
個人開発はやる気次第でできますが、実務課題は機会がないとできません。ディープロに実務課題の機会があることは魅力的と改めて感じました。
また、朝礼や終礼で自分の今の気持ちを話す時間があったことも良かったです。社会人になってから仕事で自分の気持ちを話す機会はなかったため、今自分がどう感じているかを振り返り、口にできる時間を心地よく思いました。

初めてプログラミングを楽しいと思えた

スキルの習得において、最も役立ったと思うことは何ですか?
卒業課題を通じて自分で考える経験を得ることができました。他のスクールだと、卒業課題を作っても単なる模写になってしまうケースがあると聞きます。
ディープロは自由度を高く、自分で使う、使わないの判断ができるため、自ら考えるスキルを習得することができます。また自走力をつけることを大事にしていると同時に、メンターの方がサポートしてくれる体制もあります。やってみたいと言うと、真摯になって実現できるようにサポートしてくれたことが嬉しかったです。

受講前と比べて、自分自身のスキルや自信にどのような変化がありましたか?
ある程度動くものをゼロから作ることができるようになりました。また、顧客のWebアプリ開発に取り組む機会をディープロでいただき、内定先でプログラミングをする前に、アプリを2個開発する経験ができました。具体的には、起業家を目指す2人のアプリを開発し、エンジニアは自分1人でプロマネやデザイナーと仕事をすることができました。
学生時代はプログラミングを楽しいと思えませんでしたが、初めて楽しめるようになりました。ディープロで学ぶ前はプログラミングを楽しめたら再就職し、楽しめなかったら営業を引き続き続けようと思っていたため、良い経験ができたと思いました。

真摯なサポートで概念まで学べた

講師の指導方法やサポートについて、どのように感じましたか?
カリキュラムに記載がないことを質問した時も、カリキュラムにないからと切られることなく、真摯にサポートをしていただきました。
自分が気になったことを聞くと、概念的なことも含めてサポートしていただけたことが嬉しかったです。

ディープロ受講中に困難に直面した時、どのようなサポートを受けましたか?
調べてもこれ以上わからない時に真摯にサポートしていただきました。ITあるあるとして最新の情報は変わるということがありますが、いつも最新情報をきちんと調べた上で質問に回答していただきました。

実務課題の取り組みを就職活動で評価された

ディープロを受講した後、どのような成果を得ることができましたか?

卒業後2ヶ月以内にシステム会社に内定をいただくことができました。内定をもらえた秘訣は、卒業課題で実務課題の経験ができたことです。面接でディープロの卒業課題で実際に現地に行き、実務課題に取り組んだことを伝えると経験を評価されました。
逆に実務課題の話をしないと書類落ちしてしまいました。実務課題に取り組んだことを書くと、書類が通るようになり、ディープロで機会をいただけたことをありがたく思いました。
また、エンジニアは自分1人という状況で、起業家を目指す2人のアプリを開発する機会をいただけたことも良かったです。
初めての経験でしたが、ディープロのテキストを参考に作成することができました。
卒業課題で2人で開発したのも楽しかったけれど、1人で作り上げることができた経験もまた特別でした。これらの実務課題に取り組んだ経験は、会社からも評判が良く、評価されました。

他のプログラミングスクールに通っても、未経験で開発をできる機会はありません。
「テキスト学んだだけでしょ」と思われることもあります。またエンジニアとして働いてもシステムはみんなで作ったり、途中で入って仕事をすることが多いですが、ディープロのおかげで自分でゼロからイチを作り上げることができました。

学んだことは現在の仕事やプロジェクトにどのように役立っていますか?
今の会社では要件定義などの仕事をしていますが、スクールで学んだことが仕事で出てきて、考えるべきことが分かります。学んだ経験を活かし、これからは更にコーディングの知識を増やして行きたいです。開発するための引き出しを増やしていくことで。様々な方法がある中でなぜ今回の方法を選んだのかを語れるようになりたいです。

自分自身の経験を通じて、ディープロ受講を検討している方に伝えたいことはありますか?
自分でチャンスを掴むことの重要性を伝えたいです。自主性があると良い経験ができます。やってもらう姿勢ではなく、自分がこうしたいを大事にすることが重要です。ディープロには活躍のチャンスが沢山あるので、自分から手を上げていくことが大事です。できないかもと思わずに、自ら挑戦しにいくことで新たなキャリアが開けます。
Image from Gyazo

人生をかけてITのプロになりたい

学んだことを活かして、今後どのような目標を達成したいと思っていますか?
エンジニアとして独り立ちしたいです。システムを開発することに身近に携わり続けたいと思います。長期的なキャリアはコーディングをする開発者になるか、PMか、営業か未だ決めていませんが、ITに関わり続けることは決めています。
前職は営業で、開発とは遠い存在でしたが、ディープロで開発の経験ができました。今後も開発することに身近に携わり続け、人生をかけてITのプロになりたいです。

学んだことは、今後のキャリアにどのように影響すると思いますか?
ゼロから作り上げる楽しさと難しさを理解することができました。ディープロに通う前は未知だったことを今はできるようになりました。私にとってコーディングをすることは未知でしたが、ディープロでコーディングに足を踏み入れ、スキルを身に付けることができました。前職は営業でしたが、今後は未知だったことに挑戦することができます。人生100年時代と言われますが、会社員だけではなく、フリーランスなど個人開発も考えられるようになりました。営業の時は大変でこのまま働くのはつらいと思っていましたが、ディープロで学んだことで新しい選択肢ができました

卒業発表会のプレゼンテーション

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