インタビュー
2019年5月2日ディープロの斉藤一起さんインタビュー 「僕にはディープロが松下村塾に見えた。」
「僕にはディープロが松下村塾に見えた。」そんな風に言うディープロの斉藤一起さんに対するインタビュー。「1週間でRuby on Railsのカリキュラムを作ってみてください」と言われた入社テストから、マークザッカーバーグの話まで盛りだくさんの内容をお届け。(無料)
マーク・ザッカーバーグと松下村塾
子供の頃はどんな方でしたか?
もともと私は勉強は得意でもなく、高校でも赤点を取りそうなときもありました。学習をちゃんとした経験がない、という背景がありました。学習っぽい学習をした経験としては、留学があります。英語留学をしたときに、丸写しをするだけの勉強から、日々意味のある勉強方法に変わったんです。具体的な役に立つものに変わったんですね。
留学するきっかけは?
留学する前に、孫正義さんのスピーチを聞いたんですね。3時間のスピーチを1日3回くらいリピート再生していました。そのとき、今まで体験したことがないような衝撃を受けました。生き方もそうですし、留学して成功していること。 自分も何かしたい、何か大きいことをしたい
と思うようになり留学し、英語を学びました。英語を勉強するために映画の流し聞きを始めました。その時に「ソーシャル・ネットワーク」という映画を見つけた。Facebookの創業者であるマーク・ザッカーバーグの映画です。これもループ再生した。プログラムというモノにインパクトがあって、PCという端末で大きなことができるんだという衝撃がありました。
そのまま、アメリカに行って、経済学などの勉強をしました。PCに関係のない勉強だったのですが、日本に戻って、やりたいことがなくなってしまい、求人を探したらここを見つけました。ビビッときたのは、 過去のマーク・ザッカーバーグの話と連動していたり、孫さんの好きな坂本龍馬や吉田松陰の松下村塾に重なって見えたことです。松下村塾の中に自分も入っていたら、どれだけ視野が広がっていくんだろう、と思ったんです。僕にはディープロが松下村塾に見えた
。ここしかない、と思って受けましたね。
入社テストは「Ruby on Railsのカリキュラムを作ってみてください」
入社テストはどんな感じでしたか?
入社テストは「Ruby on Railsのカリキュラムを作ってみてください」という課題を与えられました。最初は見た単語の全部をググってやってみましたね。選考中のテストが「1週間以内に終わらせてください」というものだったんですが「1週間以内に分からなければ、来てもいいですよ」とも言っていただけました。そのため、メンターの宮岡に聞きまくって合格しました。何度もくじけそうになったのですが、メンターに質問をするとわかりやすく答えてくれたんです。 難しい質問をしても、何人かで一緒に解くみたいなことをやってましたね。その体験から自分がもしメンターならどうやろうか、という気持ちになっていきました。一緒に考えてみましょうか
、というスタンスを取るようになったのはこの影響ですね。
吉田松陰の松下村塾に惹かれた理由はどのあたりにあったんですか?
松下村塾はありとあらゆる知識を全て集めた場所でした。そして、もしかしたら自分でも近いことってできるんじゃないか、と思ったんです。それと単純に幕末がかっこいい・・・笑
他の人がまだ知らないことや分からないことを、あーでもないこーでもないとやっていくことが格好良く思えたんですね。
マーク・ザッカーバーグへの一歩
マーク・ザッカーバーグの「ソーシャル・ネットワーク」のどのシーンが好きですか?
Facebookの前進のいたずらアプリのアクセス数がいきなり伸びたシーンが好きですね。なんとなくふざけてやっていたことがいきなりでかいことにつながるというのが、衝撃を受けましたね。シーンとしてはそこが印象に残っています。
なんでそのシーンなのでしょうか?
挿入されていた音楽も格好良かったんですよね。ピアノの静かな音楽なんですけど、だんだんゾワゾワしてくる感じだったんです。
小さいラップトップがそれだけの影響力を与えられるというのがそのシーンで感じられました。コンピューターの可能性を感じました。
「Ruby on Railsのカリキュラムを作ってみてください」と最初に言われたときの印象はいかがでしたか?
やめようかな、どうしようかな、と思いました。できるイメージがわかないなと・・・。でも、求人を見た時の高揚感ができないという不安を上回っていました。業界と自分のやりたいことが合致する、教育にも携われるんだ、という高揚感がありました。
それと、単純にターミナルを触った時にすごく楽しかったんです。これがザッカーバーグの触っていたものか、と感動しました。
未経験という経験
ディープロのビジョンについては?
自分と重ね合わせる部分が多い。もともとゼロから始まって、今、テクノロジーを武器にできているんじゃないか、と思っているので、 ゼロからこの業界に飛び込む人がいたらちゃんとサポートをしよう、みんなにも同じ体験をしてもらいたい
と思っています。入社試験は体力的には辛かったけど、精神的には高揚感がありましたね。
ディープロでメンタリングしていて、うまくいったことは?
去年の方で最初いい感じで進めていた方がいました。毎日来ていたけど、次第に進捗が悪くなったんです。今後ずっとこれを進めてていいのか、とやる気が下がっていたんですね。そこで、自分の経緯を話しました。ターミナルを触っている時が楽しい、ターミナルをいじるとこんな風になって、と話したら、身を乗り出して話を聞いてくれるようになりました。
そこから進捗がグッと上がったんです。同期の中でも他の人と比べて、素晴らしい卒業課題を出されました。それは今でも覚えていますね。
もともと経験していた方ってロジックで説明しちゃうんですが、未経験から来ていると、「そこ大変ですよね」とか「こうやるとモチベーション上がりやすい」とかそういう情報の方が大事だったりするんですよ。なので、僕は未経験者の視点
でお手伝いするようにしています。
Rubyもプログラミングもよく分からないから、とにかく触ってみたいという方が多いんですね。もう少しやってみたいと思います、と言って帰ってくれると嬉しいですね。独学でしていると、すごく孤独。自分はここに来て質問していたので良かったけど、仲間もいないと不安になってしまいます。ここにくれば仲間もつくれるよ、というのが大事だと思っています。自分が体験したことを他の人にも提供したいんですね。
本気の環境
野呂社長はどんな方ですか?
一言で言うと、緊張感のある人。笑 まず、目力があります。最初に思った印象はすごい熱い人だな、と思いました。他の社員と軽く話している時も、野呂さんがくると背筋が伸びるものがあります。
なんで緊張感があるのか、と考えたんですが、「自分の行動とかやりたいことに自信を持っている」からじゃないか、と思うんです。裏付けが常にあって、心構えがあるんじゃないか、とも思うんですね。 抽象的になりすぎず、具体的にものを伝える能力は野呂さんから学びましたね。エビデンスと一緒に伝える、みたいなところですね。
ディープロに入ろうか迷っている方に伝えたいことは?
目標さえはっきりしてしまえば、あとはやるだけ
。方法は問われない。それを有利に進める方法のうちの1つはディープロなのではないか、と思います。
- アドバイスしてくれるメンターがいる
- 仲間と進捗しながら進めることができる
- 異業種転職の際、そもそもどの求人が良いのかというノウハウがないので、信頼できる相手が選んでくれる
そういうことを知っていただければ嬉しいなと思います。本気で挑戦できる環境がここで手に入ると思っています
。