インタビュー

2024年9月10日

30代経営コンサルからエンジニアに。和歌山県からリモートワークで脱 満員電車。家族と共に幸せな日々へ

ディープロの卒業生の中から、就職決定した方をピックアップ。Webエンジニア4ヶ月短期集中コース(オンライン)の2023年1月期としてディープロでプログラミングを学び、2023年7月よりWebエンジニアとしてシステム開発会社に入社された溝畑謙吾さん。経営コンサルティング会社を退社して、プログラミングスクールでWebプログラミングを学んだ経験や、ディープロでの学習からの成長、転職後の生活について伺いました

プロフィール
溝畑 謙吾(みぞばた けんご)
大阪府出身。地方自治体、製造業PM、経営コンサルタントを経て、現在ITエンジニアとして働いている。グロービス経営大学院が主催するビジネスプランコンテスト「G-CHALLENGE」で大賞を受賞。趣味は小説を書くこと、散歩、ドライブ。

ワークライフバランスを整えたい

ディープロ受講前、どのような状況でしたか?

多忙で、家に帰れないほど忙しい日々を過ごしていました。子どもが産まれる前後ですら家に帰れないこともあり、ワークライフバランスを整えたいと思いました。心に余裕を持ち、家族と過ごす時間を大切にできる働き方を夢みていました。
在宅勤務ができるようになったら自分が家事をして、バリバリ働きたい奥さんのサポートもできるようになると思いました。
家族と自分のために、仕事を辞めて、ディープロで学び始めました。

ディープロを受講することで達成したいと思っていた目標はなんですか?

目標は、Webエンジニアになることでした。理由は3点あります。
1点目は、心に余裕を持ち、家族と過ごす時間を大切にしたいからです。
2点目は、もともと心臓が強くなく、健康を大切にしたいと思ったからです。ディープロで学び転職してからは、健康に気を遣えるようになり、だいぶ良くなりました。
3点目は、ゼロイチで開発する経験を積みたいと思ったからです。以前ほどゼロイチで開発することに拘りはありませんが、今でも1人で開発しているアプリがあります。

他のスクールもある中で、なぜディープロを選びましたか?

同期と親睦を深められたり、先輩と情報交換できるディープロのコミュニティに惹かれました。また自分が住んでいる場所は都心ではないため、リモートで仲間と繋がれることも魅力に感じました。

同期や先輩と情報交換できるコミュニティ

カリキュラムや講義内容について、どのように感じましたか?

卒業制作を自分で要件定義からできたことが面白かったです。アイデアを考えることが得意で、自分で何を作るかを決められることを楽しいと思いました。
また、手取り足取りすぎず、自走力を育成できる指導方針も良かったです。
実際の現場で働く時に、手取り足取り教えてくれる人はいません。まだ頭が整理できていない状態でメンターに質問すると、整頓してから聞いてくださいと言われます。そのお陰で言語化力を鍛えることができました。同期や先輩と情報交換できるため、親睦も深まりました。ディープロのコミュニティだからこそ学べたと思います。

今の会社はずっといたいと思うほど良い会社ですが、コミュニティの繋がりはなく、寂しいと感じることがあります。
ディープロはオンラインで常に繋がることができるため、いつでも仲間に話しかけたり、質問できる安心感がありました。

大学院が主催するビジネスプランコンテストで大賞を受賞

ディープロを受講して良かったと思ったことはありますか?

まずは、エンジニアとして就職できたことです。目標にしていたことを達成することができました。またエンジニアとしてベースの力をつけられたことで、グロービス経営大学院が主催するビジネスプランコンテストであるG-CHALLENGEで大賞を取ることができました
このような経験を通じて、エンジニア仲間ができました。
ディープロは、青春っぽいオーラがあって部活ノリがあることが楽しいです。大人になってから友達ができる機会は多くないと思いますが、社会人になってから友達ができる貴重な機会がありました。

※G-CHALLENGE(GLOBIS Venture Challenge)は、グロービス経営大学院が主催するビジネスプランコンテストで、在校生や卒業生が起業を志してビジネスプランを競い、立ち上げ資金の支援を受けることができる。受賞者は最大1,000万円の出資を受ける機会を得ることができ、また、成功した起業家やスタートアップ支援の専門家などによる講義や、グロービス・キャピタル・パートナーズの現役ベンチャー・キャピタリストによるメンタリングを受けることもできる。

ゼロイチで創り上げる貴重な経験

スキルの習得において、最も役立ったと思うことは何ですか?

卒業課題で自分のアプリを開発したことです。自分でアイデアを考えて要件定義などをしていきました。
ゼロイチで創り上げる経験を一人で積めることは、かなり貴重な経験だと思います。この経験を活かして、行きつけの美容院のアプリを開発することもできました。更に知識をつけたい気持ちもありますが、当面は個人開発はメンテナンス等のみにして、本業に専念するつもりです。個人開発は、本業である程度スキルやキャリアが形成ができているであろう数年後に、再度着手したいと思っています。

受講前と比べて、自分自身のスキルや自信にどのような変化がありましたか?

元々はITの技術に対する心理的抵抗がありましたが、格段に下がりました。新しい技術を取り入れる時などに壁を感じる時はありますが、ずいぶん心理的抵抗が下がったと感じています。

自走力を育成できる指導方針と手厚いサポートの共存

講師の指導方法やサポートについて、どのように感じましたか?

自分で考える能力や人に説明する能力の改善に繋がったことが良かったです。手取り足取り教えてもらえるほうが良い人もいるかもしれませんが、それでは自走力がつきません。スクールを卒業した後に実際の現場で働くことを考えると、自分で考える能力や人に説明する能力を高めることは重要なことだと思います。

ディープロ受講中に困難に直面した時、どのようなサポートを受けましたか?

どうしても頭が煮詰まってしまった時に、解決方法を教えていただき、助かりました。とても難しいエラーだったのですが、メンターが2、3日かけて解決方法を考え、丁寧に教えてくれました。手厚く向き合ってくれたことを有り難く思いました。

家族と過ごす時間を大切にできる働き方が実現

ディープロを受講した後、どのような成果を得ることができましたか?

在宅勤務ができるようになり、家族と過ごす時間を大切にできるようになりました。自宅の机で夜遅くまで仕事することは数回ありましたが、電車に乗るストレスから解放されたことが嬉しいです。
希望していた大阪で働けることも嬉しいです。大阪で働くことに拘りがあったわけではないのですが、家族と住んでいる場所を変えたくなかったのでとてもありがたいです。また妻は転勤の可能性があり、転勤の際について行けるようになりたいと思っていました。このため、家族と住んでいる地域で働けて、かつ妻の転勤先にもオフィスのある会社に転職しました。家族で一緒にいられる可能性を高める働き方を実現できたことが嬉しいです。転職したことで柔軟に働けるようになりました。

学んだことは現在の仕事やプロジェクトにどのように役立っていますか?

なんといっても就職する時に役立ちました。現在の仕事は技術的に大きく異なるため、直接的に役立っていることはあまりありません。しかし、要件定義など役職が上がった時に役に立つ時がくると思っています。ディープロで学んだ経験は面白く、得たものが多かったです。
コードを書くこと以上に、要件定義や言語化する力を育むことができました。専門用語を使わずに、周りの人に分かりやすく伝えるスキルをつけることができました。

社会人になってから友達ができる貴重な機会

自分自身の経験を通じて、ディープロ受講を検討している方に伝えたいことはありますか?

ディープロは、仲間とともに、自走力をつけることができます。似たような目標を持って、一緒に頑張れる仲間ができました。青春っぽい特別なオーラがあって部活ノリがあることも楽しいです。大人になってから友達ができる機会は多くないと思います。
そんな中、ディープロは社会人になってから友達ができる貴重な機会でした。また国からの専門実践教育訓練給付金の対象でもあり、それをいただいて学ぶことができることも良かったです。

本当に良い会社に内定できた

学んだことを活かして、今後どのような目標を達成したいと思っていますか?

独立もいいなと思いますが、ワークライフバランスを考えると、まずは今の会社で出世したいです。本当に良い会社に内定できたと感謝しています。お小遣い稼ぎぐらいで個人で開発もできたら良いと思いますが、それ一本でやることはあまり考えていません。
エンジニアとしてゴリゴリ働くより、家庭や趣味の時間を大切にしたいと思っています。

学んだことは、今後のキャリアにどのように影響すると思いますか?

仲間と一緒に開発することで、一人ではできない大きなものを作れるようになることを体感できました。正直なところ、以前は仲間と一緒に仕事をしたくないと思っていました。自分のペースで仕事したいと思っていたからです。
しかし、ディープロで学んだことで、チームで働くこと、お互いの弱点を補い合うことの面白さを感じられるようになりました。以前は人は人、自分は自分と思っていましたが、仲間全体の進捗を底上げすることに重きを置くようになりました

卒業発表会のプレゼンテーション

そんな溝畑さんの想いがこもった卒業発表会のプレゼンテーションはこちら。
4ヶ月間の集大成をぜひご覧ください。

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