インタビュー

2022年10月16日

【卒業生インタビュー】 入社1年目でフロントエンドからバックエンドまで携わるエンジニアが語る!「エンジニアのリアルと醍醐味」とは

現在活躍されているディープロ卒業生に、卒業後感じたことや成功談、失敗談などを語っていただく企画「DIC Day D会」。今回は、2021年7月期Webエンジニアコース フルタイム 卒業の勇達也さんにお話を伺いました。

現在活躍されているディープロ卒業生をお招きし、プログラミングスクールを卒業した後に感じたことや成功談、失敗談などを赤裸々に語っていただく企画「DIC Day D会」。今回は、2021年7月期Webエンジニア 就職達成プログラムを卒業し、現在はスマートソーシャル株式会社でエンジニアとして活躍されている勇達也さんにお話いただきました。

【勇 達也さん】
2016年に東京農業大学に入学、卒業後は食品会社に入社。
2021年7月にディープロ 入校
2022年1月からスマートソーシャル株式会社で勤務

勇達也さんの体験談

エンジニアになろうとした理由

これはもう一言で「技術力を身につけたかった」という理由です。前職の食品会社では玉子を扱っていたので、生活や仕事のペースをニワトリに合わせる必要があり、自分でコントロールできないことにストレスを感じていました。自分の人生を自分でコントロールできるように市場価値を高めていきたい。そう思って技術的な職業を色々探している中で、エンジニアという選択肢が浮かんできたのがきっかけです。

実際にやってみるとこれがすごく楽しくて。性にも合っているなと思いながら今こうしてやらせていただいている、という次第です。

現在の仕事内容

私が働いているスマートソーシャルという会社は、Web系のアプリなどの受託開発がメインですが、協賛している企業さんと自社開発的なこともやったりしています。

私自身は入社して9か月ほどで、今はソリューション事業部という部署にいます。音楽系のプラットフォームなど、案件としてはもう4個ほど携わってきておりまして、フロントエンドからバックエンドまで全部やってきています。フェーズとしても設計段階から開発段階、保守段階まで、包括的に携わらせていただいてきました。

入社後に感じたギャップ

実は私自身はあまり、入社の前後でギャップは感じませんでした。というのも、入社するまでの間にかなり時間をとってエンジニアやIT業界について勉強をしてきたので、良い意味で「期待し過ぎない」「夢を持ちすぎない」感覚ができていたんです。

実際にエンジニアとして働き始めると、やはり泥臭い仕事や根気の必要な作業というのもありましたが、そういったこともあると事前に分かっていたからこそ、ギャップを感じずに入り込めたのだと思います。

ただひとつ、ギャップとして感じたことを挙げるならば「自走力」の部分ですね。というのも、DICから多くの方が入社するようなベンチャー企業って、新入社員の教育に割ける時間やマンパワーがないことが多いんです。となると新入りであっても初日からしっかり動けるような「自走力」が求められる。この点は、自分の中ではちょっとギャップとして感じた部分ではあります。もちろん、有名なメガベンチャーとかになると話は変わってくるとは思いますが。

ディープロ卒業後に「やっておけばよかった」と思ったこと

まず言語として、私はずっとRuby on Railsで学習したんですけど、実際にいま使っている言語がPHPなので、PHPに関するアウトプットをもう少ししておけば良かったと思っています。例えば卒業発表で作る成果物というのは、実はアウトプットとしてはかなり大きくて、結構自信にもなるんです。ここをもう少しPHPでやっておく必要があったかな、と今は思います。

とはいえ、言語の絞り方というのは難しいというか、正解はないと私は思っています。私自身は一つの言語に絞るのではなく、自分の得意や苦手を見極める意味でも、まず色々を手を出してみるのが自分には合っているのかなと思ってやっています。

あとは、スクールでは中々難しいのですが「チーム開発」という作業の勉強や経験はかなり重要だと思います。幸い今はG-CHALLENGEもありますから、そういう機会に積極的に参加してみると良いアピール材料になるんじゃないでしょうか。

エンジニアとして入社するに至るまでに「大変だ」と思ったこと

プログラミングの学習に関しては、そんなに大きく挫折した事はなかったと思いますし、幸い就職活動についても自分は早めに決められたので、そこまでの苦労はしていないです。ただし「未経験という立場はやっぱり厳しいな」と感じた場面はいくつかありましたね。「paizaでSランクとってから出直せ」みたいなことを言われたりとか。そういうことも現実にはありますけど、評価してくれる会社もちゃんとありますから。現実を受け入れつつも悲観的にはならずに、やれることをやれば良いと思います。

質疑応答

今の会社と出会われたきっかけは?

Greenという求人サイトでスカウトをいただいたのがきっかけです。自分が公開しているアプリケーションを見て興味を持っていただいた、とのことでした。あとは「実装をどこまで自分でやれるのか?」というところは、とても見られていたように感じます。なのでそういった部分をきちんと示せるような成果物を作るのが大事ですね。

今後のエンジニアとしてのキャリアプランは決まっていますか?

まだ決まってはいないですね。今は、幅広く色々なことを経験してから考えてみたい気持ちが強いです。バックエンドやフロントエンドなど幅広くやらせてはいただいていますが、まだそれぞれを深くは理解できていませんから。吸収できるものは吸収していくフェーズだと自分では思っています。

自走力が必要とのことですが、実際に業務は全て自力で取り組まれているんですか?

もちろん、聞かなければ分からないことがあれば、聞くようにはしています。ただし、質問の仕方は、ただ漠然と「分からないので教えてください」と聞くのではなく、「ここまでは分かっていて、ここの部分が分からないです」といった具合に、自分の中で整理をしてから尋ねるようにしています。

業務時間や就業形態はどのようになっていますか?

業務時間は完全にフレックスです。朝出社して仕事して、帰りたくなったら帰る、という感じ。就業形態もリモートワーク可能です。ただ私自身は、一人で作業するのは寂しいので、あまりリモートワークはしないですね。Web系のアプリ開発の会社であればコードをGitHubで管理しているので、いつでもどこからでも作業ができますから、割と自由な働き方の会社が多いのかなと思います。

残業時間については、ひと月で30~40時間くらいでしょうか。フレックスなので早く帰ろうと思えば帰れたりもするんですけど、私自身は満足するまで仕事をしたいタイプなので、残業することが多いです。あとはもちろん、リリース前の時期とかはかなり夜遅くまで仕事をしなければ、という状況もあります。

エンジニアになって「良かった」と思ったことは?

一番「良い」と思うのは、自分の中に技術がたまっていく感覚が明確にあることです。エンジニアという仕事は、時間をかけて開発していけばその分、技術が自分の中にも残っていきます。それが自分の自信につながりますし、ひとつの会社に依存せずに生きていけるという安心感にもつながると思います。

あとはシンプルに、エンジニアという仕事は楽しいです。今スクールで学ばれているみなさんは、開発がうまくできた楽しさを感じていると思いますが、仕事の現場でも同じような楽しさを感じることができるので、そこは魅力かなと思います。

これからエンジニアになる方へメッセージを

エンジニアを目指して勉強したり就職活動したりしていると、色々な意見を言う人を目にします。「エンジニアになった方が良い!」という人もいれば、「今からエンジニアになってもオワコンだ!」という人もいる。ネガティブな意見を目にすると傷つくというか、辛い気持ちになったりすると思いますけど、そういうのってあくまでその人自身の意見なだけなんです。

大事なことは、自分でやってみて判断すること。自分で実際に勉強や経験をしてみて「オワコンだ」と思うならば別の道を探すとかすればいいですし、それで全然遅くないと思います。ぜひ、自分でやってみて判断する、ということを大事にしていただければと思います。

勇さんが学習されたコースはこちら

Webエンジニア 就職達成プログラム

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