ディープロ

2019年6月17日

エンジニアの求人を探すおすすめの方法3選

エンジニアの求人はどう探せばよいのでしょうか?就職・転職活動で求人情報を検索する数ある方法から、プログラミングスクール代表の野呂がおすすめする3つの方法をご紹介します。

【こんな方におすすめ】
・これからエンジニア職での転職活動をする方
・エンジニアの求人情報を多く知りたい方
・エンジニア職での転職活動をしたいが、そのきっかけをつかめない方

【目次】
1.ディープロ代表の野呂がおすすめする、エンジニアの求人を探す方法とは
 その1:Indeedは、とにかく情報量が多い
 その2:Wantedlyは、その企業が目指したい未来がわかる
 その3:Twitterでどんどん自分のことを発信しよう!
2. その他の方法
 ・Greenは、条件面も詳しく掲載している
 ・求人大手のリクナビ、マイナビはみんな使っているの?
 ・エンジニア未経験者が人材紹介会社だけに頼るのはキケン

■話し手
ディープロ 代表 野呂 浩良
■聞き手
StartGate 永田 拓也

ディープロ代表の野呂がおすすめする、エンジニアの求人を探す方法とは

今日は、エンジニアの求人を探すおすすめの方法3選をご紹介します!これは押さえておこうという観点のお話と、それにまつわる疑問を解消できればと思います。

皆さん、大事ですよ~。ぜひお願いします!

もし私がゼロから学んでいるとしたら、エンジニアの求人で探すだろうと思うものはIndeedWantedlyTwitterの3つですね。

その1:Indeedは、とにかく情報量が多い

Indeedは、いろいろな求人が集まっているサイトというイメージがあります。

探してみましょう。「Indeed エンジニア」で検索するとたくさん出てきます。いろいろな会社があるし、別の記事でご紹介しているITエンジニアの仕事もほぼすべて出てくる感じがしますね。

めちゃめちゃ種類がありすぎて、探すのが大変そうですね。

そうそう。求人広告を掲載しているサイトもありますが、一般的な企業サイトの求人も拾ってきているはずなので。おもしろいですよね。

これを見るだけで市場の状況が分かりそうですね。

そうなんですよ。まずはIndeedで「こんな会社があるんだ」、「自分が興味あるものは何かな」と見ると良いと思います。大風呂敷からピックアップするということですね。

大事ですね。

ただ、情報が文字だけなので条件面くらいしか分からないんですよね。応募するときには、その会社のホームページで「こういうホームページなんだ」「こういう人がいるんだ」と雰囲気も見てから、実際に応募するか考えますよね。

確かにそうですね。

求人サイトだけを見て応募するのは勇気が要りますし、さすがにそんな無謀なことはしないだろうと、私だったら思います。

ハードル高いですよね。

ただ、ほとんどの求人が載っているので、Indeedは押さえておいたほうがいいです。相場も分かりますしね。

その2:Wantedlyは、その企業が目指したい未来がわかる

次がWantedlyです。鉄板ですよね。

Wantedlyはエンジニア求人に強いんですか?

ITエンジニアの仕事の記事でご紹介したような企業向けのシステム開発よりも、ベンチャーや自社サービス開発の会社さんを顧客にしているWeb系システム開発の求人が多いんですよ。プリセールスWeb系、マーケティングのWeb系などですね。

Web系ですか!

売上規模はそんなに大きくないけれど、「これから未来へ新しい産業を作るんだ!」と新しいことをやろうとしている中小企業の求人が多いですね。
いわゆる今どきのエンジニアやプログラマーになりたい人たちが望むような、今まで勤めていた会社とは違って未来をつくっていく、あるいは今後新しい価値をつくるような会社に行きたい人が望む求人です。

そういう情報は、今の市場で何が盛り上がっているのかを知るためにも良さそうですね。

そうですね。
Wantedlyで募集している内容を見ると、写真を通して、「何をしているのか」や、「どういう思いを持って活動しているのか」がすごく伝わってきますね。文字だけじゃなくてね。

成し遂げたいことを感じますね。

今までの実績よりは、「こういうことをやっていくんだ」という未来がわかります。「今まで大きな実績はないけれども新しいことをやっていきたい、だから力を貸してくれないか」という求人ですね。できることややらなければいけないことじゃなくて、やりたいこと、つまり”wil”を中心において募集している会社が多いです。見ていて楽しくなると思いますよ。

働くことがワクワクしてきそうですね。

「仕事しなきゃ」ではなくて、「こんなことやるんだったらおもしろいかもな」というものを見つけていく感じですね。

その3:Twitterでどんどん自分のことを発信しよう!

Image from Gyazo

あとはTwitterです。

Twitterに求人あるんですか!?どういうふうに探すんですか?

見てみましょう。Twitterで、例えば「エンジニア 転職」と検索すると、引っかかる投稿が結構あるんですよね。「転職活動してます」「こういう面接がありました」「求人出してます」、とか。

ありますね!「エンジニア」、「エンジニア志望の方」、「募集してます」、とか書いてありますね。

案件や、それに対してのコメントとか、結構生々しい情報が載っているんですよ。

人の顔が見えるというか、その人自身のアカウントを見るからどういう考え方をしている人なのかが分かりやすいですね。求人には絶対載っていない情報ですね、これは。

そうなんですよ。これをちゃんと見て、「こういうこともあるんだな」と想定しておくことも重要だと思いますし、「就職を考えていて求人を探しています」という投稿からご縁がつながる可能性がありますよね。

ディープロの受講生さんにも、実際にTwitterから転職したり、求人を探されていたりする方っていらっしゃるんですか?

結構いらっしゃいますね。自分のプロフィールに「エンジニア転職活動中」とか書くんですよ。そうすると注目してくれたり、応募した会社さんで「君、Twitterでこういう発信してるよね」と見てくれていたりします。
それを応援してくれる方や、時には厳しいことを言ってくれる方もいるので、いろいろな視点で自分が成長するきっかけを得られるんじゃないかなと思いますね。

そういう使い方があるんですね。

自分を出すのが恥ずかしいかもしれませんが、すごくもったいないですよね。
「どんなことをしていきたいのか」、「何を学んだのか」をもっと発信すると、「そんなの当たり前だよ」あるいは「すごいね」などの感覚もついてきます。これを続けていくと、「自分は発信しながらここまで本気でやってるんです」と言えるようになってきます

今の相場だと自分はどのくらいのレベル感にいるのか、1人だとわからなくなっちゃいますしね。

そうなんですよ。とても大事ですよね。

その他の方法

Greenは、条件面も詳しく掲載している

Indeed、Wantedly、Twitter。これ以外で気になるものありますか?

最近、CMで見るGreen。良いって聞きますね。

使っている人いますね。私もちらちら見ています。特徴としては、ベンチャー系で、これから未来をつくっていく会社の求人が多い印象があります。
Wantedlyとの違いは、給与などの条件面も結構載っているところです。想いだけではなくちゃんとお給料を出せるとか、「まだそこまで知られてはいないけれど条件面もしっかり出した上で来てほしい」とか、「着実にやっていて大きく成長していきたいから来てほしい」といった、会社の考えもしっかり知ることができます。情報量が多いかもしれないですね。

詳しく書いてありますね。

オフィスの環境もよく分かります。社内のイメージを出すというコンセプトがあるのかもしれないですね。Wantedlyでは、掲載する会社側が内容を決めるので、あまり社内の情報は出さないですが、Greenでは結構出している企業が多いです。雰囲気がわかりますよね。

Green、いいですね。

求人大手のリクナビ、マイナビはみんな使っているの?

リクナビマイナビなどの大きいところは、皆さん使っていないんですか?

使っている方はいますが、大企業あるいは大企業向けのシステム開発の求人が多い印象があります。オープン系の企業向けシステム開発でプログラマーになりたい方が、ディープロの受講生さんにはあまりいないんですよね。
RubyやPythonを使っていると、企業向けにしっかり作り込んだシステムを作るよりは、新しいものを生み出すことが多いですしね。

なるほど。情報収集としては使ってもいいけれども…

メインではないですよね。顧客層が違うのかもしれません。なので、私が就活するとしたらベンチャー系の求人が載っているサイトをまず押さえますね。その上で、どうしても気になったり迷ったりしたら見るかもしれないですけれども。

エンジニア未経験者が人材紹介会社だけに頼るのはキケン

紹介会社にも求人があると思うんですが、どうなんでしょうか?

紹介会社を使うのも1つの手段ですが、人によりますね。紹介会社は企業から紹介料を払ってもらって、候補者を1人1人つないでいくという泥臭い仕事なんですよ。企業が紹介料を払ってまで未経験から採用するときは、システム開発ではなくてスキルがなくてもできる仕事からという求人が多い。そう考えた時に、職種内容とプログラマーやエンジニアになりたいという希望が噛み合うか、ちょっと心配ですね。
企業側のことを考えればそんなことわかるじゃないですか。いくらできる人が少ないとはいえ、未経験より経験がある人がいいですよね。観点を伝えたらその通りの人を探してくれて、手離れよく全部やってくれるので、私は利用していますけれどね。

企業的には、探す手間がなくなるということですね。

媒体だったら全部自分でやらなければならないところを、採用担当者がいなくても任せられますね。

そうかぁ。求職者としては、紹介してもらえない会社には出会えないということですよね。紹介会社だけ使うのは怖いですね。

そうですね。明確な目的があるときは合っていると思いますけど、紹介会社が全部やってくれる、というのは筋違いです。

紹介の場は就職活動の「きっかけ」になる

紹介会社ではなく「紹介」についても聞きたいです。ディープロでも就職説明会をやっていますよね。あのようなものは「出た方がいいよ」とおすすめしているんですか?

そうですね。毎月やっている就職説明会の前には、「こういう企業が来るからどうですか?」と個別メッセージを送ったりはしますが、基本は皆さんどんどん参加してもらっていいです。

そういう場にも参加していくことで情報収集ができて、Twitterでも「これはこのぐらいの会社さんだな」とか「自分に合ってるかな」とかわかってくる感じですかね。

そうですね。思うのは、応募するまでの障壁が高いこと。応募するまでが一番難しいんです。

だって怖いですもん…

どう活動すればいいかわからない、自分をどうアピールすればいいかわからない、何に興味があるかわからない…、わからないことづくしで、初めて就職した頃のことを忘れちゃっている感じの人が多いですね。
そうなると体験するための機会が必要なんだなと思います。就職説明会はそういう場になっています。こうやって活動していけばいいんだ、イメージが湧いた!と喜んでくれる人もいます。

それはいいですね。そこからWantedlyとかで探しにいったりして。

そういう機会がない場合は、「当たって砕けろ」で応募しまくるしかないです(笑)
ただ、あまり興味がないところに行くのも、企業側も時間を使って会いますしお互い不毛な気がします。「数打ちゃ当たる」をあえてやるのはおすすめしないです。

なるほど。いろいろなツールで求人情報が揃っていますし、WantedlyやGreenでは会社の雰囲気もわかりますしね。Twitterだったら個人でつながって、自分の記録も残せる。紹介会社も使いつつやっていくのがいいんじゃないかということですね。ありがとうございました!

まとめ

・エンジニアの求人を探すおすすめの方法は、Indeed、Wantedly、Twitterの3つ!
・Indeedは情報量が豊富!どんな会社があるのかや、自分が興味あるものを探したい時に役立つ
・Wantedlyは、Web系エンジニアの求人が多い。その会社が目指す方向性について詳しく知ることができる
・Twitterで、「自分はどんなことをしていきたいのか」、「何を学んだのか」をもっと発信しよう。そこから繋がるご縁もある
・Green、リクナビやマイナビなどの大手サイト、紹介会社を使う方法もある。それぞれの特徴を知った上で使い分けよう

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