DIVE INTO CODE

2019年5月3日

Rudyじゃないよ?Rubyだよ! Rubyのルーツをまとめてみた

Rubyの名前の由来、知っていますか? 実はこのプログラミング言語、日本人が開発したんです。名前が付けられたおしゃれな理由のルーツを知れば、ますますRubyが好きになるかも?
ここではDIVE INTO CODEで教えているRubyを習得する前提で話を進めますが、これから初めてプログラミングを学ぼうとされている方ならどなたでも役に立つ話になっています。

【こんな方におすすめ】
・これから初めてプログラミング言語を勉強する方
・Rubyのルーツを知りたい方
・Pythonのルーツも知りたい方

【目次】
1、Rudy(ルディー)ではありません!
2、Perlは6月の誕生石のPearlから、Rubyは7月の誕生石のRubyから
3、Pythonはコメディグループのモンティ・パイソンから

■話し手
DIVE INTO CODE 代表 野呂 浩良(のろ ひろよし)
■聞き手
StartGate 永田 拓也(ながた たくや)

Rudy(ルディー)ではありません!

本日は変わったテーマです。「Rudyじゃないよ?Rubyだよ! Rubyのルーツをまとめてみた」と題してお送りします。

Rudy(ルディー)? 今までの話だとRuby(ルビー)ですよね?

それがですね……最近こんなびっくりするエピソードがありました。ある方から「野呂さん、Rudy(ルディー)ってどんなものなんですか?」と聞かれたんです。Rudyという何かブランドの話でもしているのかなと思ってよくよく聞いてみたら、「ほら、プログラミング言語の、日本産の……」とおっしゃるので「もしかしてこれは……Ruby(ルビー)のことかな?」と。

それはびっくりですね。

「仰っているのはRubyやRuby on Railsのことですね? 宝石のRubyと同じ綴りですよ」と教えてあげたら「そうなんですね!」と納得していただきました。

良かったですね!

ええ。確かに、たとえばRubyとRudyはbとdで左右を逆さにしているだけですし、大文字にするとRUBYとRUDY、B とDで真ん中の横棒の有無の違いだけで、似ているでしょ!? ロッテとロッヂみたいな(笑)。
気になってRudyを調べてみたら、いろいろと出てくるんですよね。Indeed(求人情報専用検索エンジン)でもRudyを調べてみました。そしたらこれもびっくりしたんですけど、全国で10件分ほど求人情報が載っているんですよ。

そんなに出てくるんですか!?

はい。おそらく想像するに、皆さん誤入力や誤変換をされているんだろうなと思うんです。ただ、求人情報で肝心なプログラミング言語の名前を間違ってしまっては良くないだろうと思いますので、ぜひ心当たりのある方はすぐに直していただきたいですね。

よくあるケースでは、総務の方などが代理で求人原稿を書いていることがありますよね。その際に間違えているのかもしれませんね。

そうですね。代理でPCに打ち込んでもらうことはありますから。

僕も今、実際の求人検索の画面を見てみました。エンジニアの求人欄に”PHP、Rudy、Python”と並んでいるので、これは誤入力の可能性が高いでしょうね。

ただ実際、本当にRudyというブランドがあるので一概に間違いとは言えないのですけどね。

これはブランドのRudyさんにとってもよろしくないですね。

ええ。初めて見たときびっくりしましたよ。エンジニア募集の求人の検索結果が2ページにまたがってRudyで載っていますから。
中には「今後RudyおよびRudy on Railsを身に付けたい方……」というのもありました。

一瞬、そういうものなんじゃないかと思ってしまいますね(笑)。

私も少し自分の知識を疑ってしまったほどです。

もしかして、まだ開発経験の浅い会社さんも中には入っているんですかね?

うーん、おそらく間違って入力しているだけだと思うんですけどね。いずれにせよちょっと誤記はいただけないですかね。

Perlは6月の誕生石のPearlから、Rubyは7月の誕生石のRubyから

Rudy(ルディー)と言っている方がいたらこれからはぜひ修正していただきたいですね。

そうなんです。あとは、Rubyって言葉の由来もちゃんと知っておく必要があると思うんですよね。これはRubyを開発したまつもとゆきひろさんによって書かれた説明書=リファレンスの内容から引用します。
Rubyとはオブジェクト指向スクリプト言語のことです。Rubyの名は、(プログラミング言語の)Perlに次ぐ言語という意味で名付けられています。Perlは6月の誕生石のPearl(真珠。パール)と同じ発音。一方でRubyは7月の誕生石であることから名付けられているんです。

へー! おしゃれですね!

そうなんです。このように、Rubyは何かの略称ではありません。なので、今すぐにRudyを改めていただきたいですね。

そうですね。意味を知るとなおさら完全に別モノですね。

さらにまつもとさん曰く、単語4文字で表せることがとてもシンプルでいいみたいです。直感的に書けるし覚えやすい。最近はPythonと比較されますが、まつもとさんは「Pythonは綴りが長いね!」と仰っていました。

確かに。

Pythonはコメディグループのモンティ・パイソンから

ちなみにPythonの名の由来は知っていますか?

……分からないです。

Pythonはニシキヘビという意味ですね。「まつもとさんがPythonに満足していれば、Rubyは生まれなかったであろう」と公式のリファレンスでまつもとさん自身が言及されています。
プログラミング言語のPythonは、この言語の開発者がコメディグループのモンティ・パイソン(Monty Python)が好きで、そこから取っているそうです。

確かに、言語のルーツを知ると「自分と考え方が似ているからこの言語を習得しようかな」などと親近感を持って考えられますね。

そうなんです。だから、名前の由来が必ずあるのでルーツを知ること。たとえばDIVE INTO CODEはなぜそういう名前なのか、などですね。それは置いといて、Rubyの由来はぜひ知っておいていただきたいです。

ぜひ間違わないでいただきたいですね。ありがとうございました!

まとめ

言語の名の由来を知るとさらに愛着が沸きますね。それではおさらいです。
・Rubyの名の由来は、今まで使われていたスクリプト言語Perlに変わる次世代の言語という意味を込めて、6月の誕生石Pearlの次、7月の誕生石Rubyから!
・Pythonの由来はモンティ・パイソン!
・Rudy(ルディー)は止めましょう!

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