DIVE INTO CODE

2019年09月23日

【DICスタジオVol.9 】『採用担当者の心をグッとつかむ!』職務経歴書の作り方

Aws4 request&x amz signedheaders=host&x amz signature=a365e7db227ff83f1e1fa6fd2e29b0f2ae3257550c608c65649f8c801d15d561

今回のDICスタジオは、『採用担当者の心をグッとつかむ!』職務経歴書の作り方について、プログラミングスクールDIVE INTO CODE代表の野呂がお話します。
皆さんは選考の最初の要となる「職務経歴書」を充分魅力的に作成しているでしょうか。「職務経歴書」は単純に経歴やスキルを並べて記載するものではありません。各企業に個人の魅力を伝える「あなた自身のプレゼン資料」です。最高のプレゼン資料作成には、自分と相手の企業を知ること、そして強みをしっかり見せるコツをつかむことが必要です。
これまで多くの方の転職サポートや職務経歴書の添削を行なってきた野呂が、『採用担当者の心をグッとつかむ!』職務経歴書の作り方について解説します。

【こんな方におすすめ】
・全くの未経験からのエンジニアを目指している方
・プログラミングスクールを検討している方
・採用されやすい職務経歴書の書き方を知りたい方

【目次】
1. 7つの基本構成
2. 損をする職務経歴書
3. 2つのプラスα
 ・具体的かつ背景のある熱意
 ・当たり前基準の高さ
4. まとめ

■話し手
DIVE INTO CODE 代表 野呂 浩良
■聞き手
StartGate 永田 拓也

7つの基本構成

Image from Gyazo

今回のテーマは『採用担当者の心をグッとつかむ!』職務経歴書の作り方ですね。そもそも職務経歴書はどんなことを書いたら良いですか?

ここではおすすめの7つの基本構成があります。

お願いします!

1. 職務概要
2. 職務経歴
3. 取得している資格
4. テクニカルスキル
5. ポートフォリオ
6. なぜエンジニアになりたいのか
7 志望動機
これが基本の構成です。

なるほど。

1つ目の職務概要は、職務の概要をまとめたものです。
2つ目の職務経歴は、どこの企業のどの部署のどんなことをやっていたのかをまとめたものです。
3つ目の取得している資格は、取得しているIT系の資格を記入します。
4つ目のテクニカルスキルは、どんな技術を扱えるかを記入します。
5つ目のポートフォリオは、作成した成果物です。
6つ目のなぜエンジニアになりたいのかは、エンジニアを選んだ思いを言語化します。
7つ目の志望動機は、なぜその企業に入りたいのかを言語化します。

わかりやすいですね。

職務経歴書は定量的・定性的な実績を書きましょう。特に過去どんな仕事を行ない、その成果を周りにどう評価され、自分自身がどう感じたのか。他者と自分の2つの視点を持っておくことが大事です。自分にとっては当たり前だと思っても、他者にとっては当たり前ではないこともあるので、自分が意図しないことで評価された点も積極的に書いていきましょう。

損をする職務経歴書

成果だけでなく、取り組み方や工夫したポイントなどもあわせて書いても良さそうですね。「なぜエンジニアになりたいのか」「志望動機」って、ストレートに言うとお金じゃないんですか?

その気持ちはわかります。お金はあったことに越したことがありません。企業の寿命が短くなり、人の寿命は伸びていて、人生100年時代と言われる時代背景があります。企業に依存せず、自分自身の力で生き残れるようになりたいと考えることは理解できます。このような思いは皆さんもあるでしょう。それはそれで良いんです。ただし、職務経歴書にはそれと別で記載する必要があります。

それはなぜですか?

お金の部分だけを書いて終わりでは企業側から、「お金だけで選択するんだな」と判断されます。つまり、「お金が目的なのですぐに転職するだろう」と評価されるわけです。

なるほど。

「市場価値を高めたい」という表現も「お金が欲しい」と同様の印象を企業に与えてしまいます。「技術が身についたら転職するんじゃないか」「専門技術以外の業務はやりたがらないじゃないか」と評価されるかもしれません。企業に属して働く場合は、専門技術以外の業務が発生する可能性があります。「お金が欲しい」「市場価値を高めたい」と考えるのは悪いことではありませんが、ストレートに職務経歴書に記載するのは良くありません。なぜなら、それだけだと解釈の余地がなく損をします。

なるほど。「なぜエンジニアになりたいのか」「志望動機」はどんなことを書いたら良いですか?

自分と企業のメリットが合致することを書けたら素晴らしいです。これには3つのキーワードがあります。それは、「成長」「拡大」「利益」です。
企業が「成長」したら、自分も「成長」する。
企業が「拡大」すれば、自分の「役職」も上がる。
企業の「利益」が上がれば、自分の「収入」も上がる。
上記のように、企業に良いことは自分にとっても良いことです。職務経歴書では自分の視点だけでなく、自分の成長が企業の成長に繋がることを伝えられると良いですね。

2つのプラスα

Image from Gyazo

自分自身を深掘りすることが大事なんですね。今回のテーマは採用担当者の心をグッとつかむ職務経歴書の作り方ですが、7つの基本構成以外にプラスαはありますか

大きく2つあります。

聞きたいです。

この2つです。
1. 具体的かつ背景のある熱意
2. 当たり前基準の高さ

1. 具体的かつ背景のある熱意

なるほど。まずは1つ目の「具体的かつ背景のある熱意」について詳しく聞きたいです。

なぜエンジニアになりたいのか(Why)どんなエンジニアになりたいのか(How)エンジニアとしてどんなことを実現したいのか(What)。このWhy、How、Whatが明確であることが重要です。この3つのことを自問自答して、言語化することです。言語化することで、具体的かつ背景のある熱意になります。

深いですね。

全部繋がっています。3つの要素を過去の経験をベースに相手に伝えられると良いですね。

2. 当たり前基準の高さ

2つ目の「当たり前基準の高さ」について教えてください。

当たり前基準の高さとは、下記の3つです。
1. 文章構成のわかりやすさ
2. 文章の綺麗さ
3. 言語化の深さ

なるほど。

職務経歴書をパッと見た時に、この3つが採用担当者に伝わるかどうかが重要です。

そうなんですね。

1つ目の文章構成のわかりやすさは、ロジックツリーという論理的思考法を参考にすると良いと思います。結論があって、それを伝える事実がある。文章の構成や順番、重複がないかを考える。詳しくは、「ロジックツリー」を検索してみてください。

構成って大事なんですね。

2つ目の文章の綺麗さとは、「誤字脱字の有無」「語尾の統一(ですます口調など)」「箇条書きの共通ルール」「改行・インデントを揃える」などですね。インデントとは、文章の始まりのスペースの部分です。これらが崩れている人は、コードを書いた時も同じことをするんじゃないかと思われます。私が採用担当者だったら、そのように判断しますね。

仕事にも出てきそうですね。

3つ目は、言語化の深さです。経験からどんなことを学んできたのか、理解しにくい具体的な話を抽象する力。具体化と抽象化を使い分けられると良いですね。「具体化」「抽象化」の使い分けができると、言語化の深さが自然に滲み出てきます。すると採用担当者の心をグッとつかむことができるんです。

なるほど。

さらにしっかりしたポートフォリオがあれば最高ですね。

なるほど。職務経歴書もポートフォリオと同じくらい大事なんですね。

あたりまえ基準の高さとは、日本語の言語化する能力です。言語化する能力は、コードを実装する力に比例してるんじゃないかなと思います。

そこは共通しているんですね。

私はそう思います。

まとめ

それでは、今日のまとめをお願いします。

採用担当者の心をグッとつかむ職務経歴書の7つの基本構成があります。
1. 職務概要
2. 職務経歴
3. 取得資格
4. テクニカルスキル
5. ポートフォリオ
6. なぜエンジニアになりたいのか
7. 志望動機

そうでしたね。

損をする職務経歴書は、「なぜエンジニアになりたいのか」「志望動機」の部分で「お金が欲しい」「市場価値を高めたい」とストレートに表現することです。その考えの背景を言語化しましょう。
2つのプラスαとして、「具体的かつ背景のある熱意」「当たり前基準の高さ」があれば、採用担当者の心をグッとつかむことができます。書いていないことはやっていないことと同じです。

自信のありなしに関係なく書いた方が良いですね。

「こんな事をやってきました」と事実を書いていきましょう。企業が未経験者を採用する際は、今のスキルよりも今後の成長に期待しています。ポテンシャルを職務経歴書で伝えられると良いですね。

採用担当者さんは期待を込めて皆さんを見ているんですね。

自分の中に答えがありますから、それを掘り出して臨みましょう。

自分ではわからないことは、友達に聞いて客観的な視点で見てもらうのも良いですね。本日はありがとうございました。

DIVE INTO CODEのことをもっと知ってみませんか?