ディープロ

2020年1月9日

成果を上げるために重要なのは「時間をかける」こと!

「仕事でもっと成果を出したい」と思っている方、そう思ってさまざまなことに取り組んではいるものの、なかなか結果が出ない方。今回はこのような方々に向けて、成果を上げる際に重要な要素である「時間をかける」ことについて解説していきます。

「仕事でもっと成果を出したい」と思っている方、そう思ってさまざまなことに取り組んではいるものの、なかなか結果が出ない方。今回はこのような方々に向けて、成果を上げる際に重要な要素である「時間をかける」ことについて解説していきます。

【こんな方におすすめ】
・仕事でもっと成果を出したい方
・仕事でいくら頑張っても、成果がなかなか出ずに悩んでいる方

【目次】
1.成果を上げるための3つの要素
2.成果を上げるために「時間をかける」ことの真意
3.成果は「時間」「効率」「能力」の掛け算
4.まとめ

■話し手
ディープロ 代表 野呂 浩良
■聞き手
StartGate 永田 拓也

成果を上げるための3つの要素

今回は、「成果を上げるための方法を解説!」というテーマで、野呂さんにお話を伺いたいと思います。

さっそくですが、本題に入りましょう。私は「成果」というものは、3つの要素が掛け算されたものだと解釈しています。1つ目が「時間をかける」こと、2つ目が「効率良く取り組む」こと、そして3つ目が「能力を高めて臨む」ことです。中でも、1つ目の「時間をかける」ことがとても重要だと考えます。

Image from Gyazo

では今回は、「時間をかける」ことについて、お話をお聞きしたいと思います。まず率直な感想ですが、時間をかけ過ぎることも良くないと思うのですが、その点はいかがでしょうか?

仰るとおりで、時間のかけ過ぎは良くありません。それでもあえて、「時間をかける」ことが最も重要だと考える理由について、先にご説明しましょう。これは私自身がさまざまな職業を経験してきた中で、販売職であっても、営業職であっても、コンサルタント職であっても、あるいはエンジニア職であっても、時間をかけずに「効率」と「能力」だけで仕事に取り組んでいるままでは、自分自身ができる範囲内の仕事しかしないと気づいたことがきっかけとなっています。

なるほど確かに、能力が広がらないままでは、ずっと同じような仕事しかできないですね。では「時間をかける」ことがどのように成果につながるのか、詳しく教えてください!

成果を上げるために「時間をかける」ことの真意

まず、新しいことにチャレンジしてキャッチアップしていくことには、時間が必要なんです。時間をかけて能力を上げていく努力をしていかなければ、能力は上がらないままです。それでは、いつまでも自分の能力の範囲内でしか仕事ができないですよね。一方で、キャリアが上がっていくごとに求められる成果のレベルは上がってくるはずです。ですから、成果を出し続けるためには、時間をかけて自分の能力を上げる努力をする必要がある訳です。これこそが「時間をかける」ことの真意です。

なるほど。つまり成果を出し続けるためには、ずっと同じ仕事を続けるだけでは足りなくて、常に新しい内容や分野の仕事にも取り組んでいくことも必要になる。そのためには、時間をかけて自分の能力を開発する必要がある、ということですね。

そのとおりです。過去に前例のないクリエイティブなものを開発する、あるいは初めてのお客さんに提案を準備するなどの新しい仕事に際しては、キャッチアップをしたり、周囲の人の意見を聞いたり、あるいは自分の中で想定の範囲を広げるなどの、インプットの作業が必要になるんです。

そう考えると、新卒の社会人の方は何かと仕事に時間がかかってしまうことが多いですが、それもインプットに時間をかけていると考えれば、悪いことではないですね。

仰るとおりです。仕事を覚えるために時間がかかることは当たり前のことなんです。だからこそ、新卒の方の場合は研修の時間を取る訳ですし、プログラミングスクールのような育成の場所が存在するのです。これはエンジニアの世界に限らず、どのような職種の世界でも同じ話ですよね。

成果は「時間」「効率」「能力」の掛け算

ここまでのお話をまとめると、時間をかけてインプットをすることで初めて、成果を上げるための取り組みができるということですね。

そういうことです。ですから私は、先に挙げた「時間」「効率」「能力」の3要素は、足し算ではなく掛け算であると説いています。つまり、時間をかけつつ、効率良く取り組み、そして能力も伴なっていれば成果が出るはずだということです。もちろん、世の中にはプロスポーツ選手のように「才能」も必要とされるような世界もありますが、「時間」「効率」「能力」の3要素をとことん追求すれば、誰でも高いクオリティで成果を出すことができるはずなんです。

自分が熱意を持って「成果を上げたい!」と思えることに「時間をかける」ということが重要なことのように思えますね。

そうです。私の経験をお話すると、圧倒的に成果を上げられる方々は、圧倒的な時間をかけて新しいことにチャレンジし続けています。「どうしたらクライアントにもっと喜んでもらえるのか」「どうしたらもっと良いシステムを作れるのか」「どうしたらこの技術的問題をブレイクスルーできるのか」といったことに、情熱を持って取り組んでいるんです。こういった経験則からも、ぜひ情熱と好奇心を持って、時間をかけて探求してみることに挑戦してほしいと思いますね。

付け加えてお話すると、ただ闇雲に「時間をかける」のではなくて、「何のために自分の時間を投資しているのか」を明確にすることが大事なことのように思います。

そのとおりです。一度、時間を使うと決めたのであれば、「何を目的に時間を使っているのか」を意識することが大事です。

今回の記事をきっかけとして、自分の時間の使い方について改めて考えてみてもらえれば、嬉しいですね。

まとめ

・成果を上げるために必要な要素は3つ。1つ目が「時間をかける」こと、2つ目が「効率良く取り組む」こと、3つ目が「能力を高めて臨む」こと。
・特に重要なのが「時間をかける」こと。時間をかけずに「効率」と「能力」だけで仕事に取り組んでいるままでは、自分自身ができる範囲内の仕事しかできない。
・成果を出し続けるためには、時間をかけて自分の能力を上げる努力をする必要がある。

成果を上げるための方法論としては、世の中にさまざまなテクニックが紹介されています。一方で、実はそれ以上に重要なことが、能力アップなどのインプットに時間をかけることです。今回の記事をきっかけとして、まずは、「自分が成果を上げたい!」と考えている仕事について、「どのようなインプットが必要なのか」を考えてみてはいかがでしょうか。

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