DIVE INTO CODE

2019年10月21日

リモートワークのメリットとデメリットとは?

働き方改革の推進により、これまでは少数派であった多様な働き方が普及し始めています。中でも、仕事の場所をオフィスに限定せずに、自宅やカフェなどでも行なえるようにする「リモートワーク」は、注目されている働き方のひとつです。今回は、実際にリモートワークを取り入れている会社の代表が、リモートワークのメリットとデメリットについて、社員と会社側の視点から解説していきます。

【こんな方におすすめ】
・リモートワークで働いてみたいと思われている方
・会社にリモートワークを導入したいと思っている方

【目次】
1.リモートワークの3つのメリット
2.リモートワークの3つのデメリット
3.リモートワーク導入を検討する際に重要な視点
4.まとめ

■話し手
DIVE INTO CODE 代表 野呂 浩良
■聞き手
StartGate 永田 拓也

リモートワークの3つのメリット

今回は「リモートワークのメリットとデメリットとは?」というテーマでお話をお聞きします。最近は社員のリモートワークを推進する会社も増えていますよね。

分かりました。DIVE INTO CODEでは、フルタイムの正社員としてリモートワークをしている社員もいれば、パートタイムでリモートワークをしている社員もいます。あるいは、ルワンダなどの日本国外で外国人社員がリモートワークをしたりしています。こういったリモートワーカーを実際にマネジメントしている経験から、メリットとデメリットをお話していきましょう。

ぜひ、お願いします!

まずリモートワークのメリットは3つ挙げられます。1つ目が「社員が働く場所を問わない」ということ。2つ目が「社員がそれぞれのペースで仕事をしやすい」ということ。そして3つ目が「会社として社員を採用しやすくなる」ということです。

それぞれ、詳しくご説明をお願いします。

まず、1つ目の「社員が働く場所を問わない」というメリットについて。実はリモートワークは、働く場所が自宅とは限りません。コワーキングスペースやカフェなどでの仕事も可能です。社員にとっては「自由な場所で働ける」ということのメリットがとても大きいです。時には高級なカフェやホテルのラウンジなどで優雅な感じで働けたりしますしね(笑)会社にとっても、特にベンチャー企業などではオフィスの席が足りずに満席になってしまうこともあるので、そういったときにリモートワークをしてもらうことでスペースに余裕が生まれるというメリットがあります。

実はベンチャー企業って「オフィスのスペースが足りない」という問題が起きやすいんですよね。そういった場合にリモートワークしてもらうことでオフィスにスペースが生まれるというのは、見落としがちなメリットのように思います。

2つ目の「社員がそれぞれのペースで仕事をしやすい」というメリットについて。先程の「自由な場所で働ける」というお話とも共通しますが、やはり自分のペースで仕事をできるのは、社員にとってはストレスから解放される良さがあります。例えばオフィスにいると、電話がかかってきたり、周りの社員あるいはお客様と会話をする必要がありますよね。もちろんこれらも大事なことですが、一方で自分の仕事にしっかり集中したいときもあるはずです。ですからこれも、大事なメリットだといえます。

なるほど、自分で仕事のペースを自由に組み立てられる分、集中して取り組みやすい、ということもありそうですね。

3つ目の「会社として社員を採用しやすくなる」というメリット。リモートワークはフルタイムである必要がなく、例えば「土日だけ」という仕事の取り組み方も可能なので、兼業や副業としてやってもらうこともできる訳です。もちろん、遠方に住んでいる方を採用することも可能になります。実際のところ、オフィス勤務では通勤に時間がかかることが社員にとってはデメリットになりますから、そういった制限がないことは会社にとっても採用のハードルを下げる大きなメリットです。

会社が採用のハードルを下げられるということは、求職者にとってもその会社に就職しやすくなるということですよね。働き手と会社の双方にとって嬉しいメリットだといえそうです。

リモートワークの3つのデメリット

ここまでリモートワークのメリットをお話いただきましたが、続いてデメリットについても解説をお願いします。

デメリットも3つお話しましょう。1つ目が「社員が何をしているのかが把握しづらい」、2つ目が「コミュニケーションが限定される」、3つ目が「仕事のペースや空気感にズレが出てしまう」です。

3つとも、お互いに顔を合わせてやり取りができないからこそのデメリットだと言えそうですね。

そうです。例えば1つ目の「社員が何をしているのかが把握しづらい」というデメリットは、リモートワークを導入すると多くの会社が悩む点です。これを解決するためには、社員が何をしているのかを把握できる仕組みを作る必要があります。例えば、社員が毎日仕事を始めた段階で、その日の作業予定などを小まめに情報共有するルールを作るなど。

それは社員にとっては結構大変そうですね。

そう思われがちなのですが、これは会社側がルールとして強いるよりも、実はリモートワークで働いている社員自身が「会社は自分が何をしているのか把握できていない、評価をされていないかも」と不安になってしまうんです。ですから、社員の方から小まめに情報共有してもらうことは、会社だけではなく社員にとっても大事なことです。会社の側からは、社員からの連絡に対して素早く反応してあげることが、社員の不安を解消するためには重要です。

対面ではないからこそ、より綿密にコミュニケーションを取る意識が大事そうですね。3つ目の「仕事のペースや空気感にズレが出てしまう」についても詳しく教えてください。

これはつまり、オフィスで働いている社員とリモートワークで働いている社員との間で発生するズレのことです。ひとつのオフィスの中で働いていれば、例えば緊張感や仕事の切迫具合などの空気感を共有できます。しかし、オフィスとリモートワークに分かれると、こういった空気感も分かれてしまう訳です。例えば、オフィスの方は大急ぎで仕事に取り組んでいる一方で、リモートワークの方はそれに気付けないという状況ですね。

そのような状況が長く続いてしまうと、オフィスの社員とリモートワークの社員とで不協和音が生じてしまう可能性もありますね。やはり場所が離れているからこそ、綿密なコミュニケーションが重要ですね。

リモートワーク導入を検討する際に重要な視点

ここまでのお話をまとめると、リモートワークにはメリットとデメリット両方があるので、一気にすべての仕事をリモートワークにするのではなく、会社の文化や働き方の実態に応じて導入すべきということでしょうか。

そうです。加えていえば、DIVE INTO CODEでフルタイムでリモートワークをしている社員の場合は、リモートワークを選ぶ理由が社員自身にあることが多いです。そしてその理由というのは、ご家庭の都合など「深い」事情だったりします。リモートワークに限らず、そういった事情には会社として十分に配慮することも大事ですよね。

「社員の事情にも配慮する」ですか。とても大事な姿勢ですね。

それと、リモートワークに取り組む社員自身にも、会社の事業運営にきちんとコミットしていく姿勢が求められます。リモートワークは自由な働き方ですが、かといって「楽をしよう」と思うのとは違います。先程もお話したとおり、情報共有などのコミュニケーションをきちんととったり、もちろん仕事をきちんとしていくことも必要不可欠です。

結局は社員自身が自立して仕事をすることができなければ、リモートワークは実現できないということですね。

仰るとおりです。自立をして仕事をしていくことと、コミュニケーションをきちんと取ることが大事です。リモートワークだからこそ、積極的に会社の「内輪」に入っていく姿勢が求められます。DIVE INTO CODEではルワンダでリモートワークしている社員もいますが、その社員は日本から1万キロ以上離れた、時差が7時間もあるルワンダからでも、まるで同じ日本のオフィスにいるかのように、積極的なコミュニケーションを取ってくれていますね(笑)

それは凄いですね(笑)ただし、そのためには会社側も、普段から社内でコミュニケーションを取りやすい環境をつくっていくことが大事ですね。

そのとおりです。最後に、これからリモートワークを検討する会社や社員の方にアドバイスすると、まずはリモートワークをする社員の仕事のペースを作る作業を、会社と社員とで連携しながら取り組んでいくことが大事です。リモートワークをしていきながら「これはしてみてどうだった?」といった具合に振り返りながら、お互いに安心して取り組める仕事のペースを作り上げていってください。

まとめ

・リモートワークのメリットは「社員が働く場所を問わない」こと、「社員がそれぞれのペースで仕事をしやすい」こと、「会社として社員を採用しやすくなる」ことの3つ
・リモートワークのデメリットは「社員が何をしているのかが把握しづらい」こと、「コミュニケーションが限定される」こと、「仕事のペースや空気感にズレが出てしまう」ことの3つ
・リモートワーク導入に際しては、会社は一気にすべての仕事をリモートワークにするのではなく、会社の文化や働き方の実態に応じて導入すべき
・リモートワークに取り組む社員自身にも、会社の事業運営にきちんとコミットしていく姿勢が求められる

リモートワークにはさまざまなメリットとデメリットがあります。しかし、デメリットを最小化しつつメリットを最大限享受するためには、会社側は会社の文化や働き方の実態に応じてリモートワークの仕組みを作り上げること、そして社員側は会社の事業運営にきちんとコミットしていく姿勢を持つことが重要です。対面でのコミュニケーションが少なくなるからこそ、より綿密なコミュニケーションを心がけましょう。

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