実家のお寺をITを通して現代に合わせたコミュニティスペースに。

松本隆誠さん、即戦力コース修了。ITを通して実家のお寺を新たなコミュニティの場にすべく、大学に通う傍らDIVE INTO CODEへ入校。大学も即戦力コースも卒業し、現在は教育メンターとして目的達成とスキル向上を含め受講生にプログラミングを教えている。

https://diveintocode.gyazo.com/45756b2a8cc0dfcadfb8b55a64697138

簡単にご自身の経歴を教えてください。

今年3月に大学を卒業したばかりです。学生時代はさまざまな企業でインターンとして営業職を経験しました。ですが、実家がお寺なこともあり就職をするという概念はもともとなかったんです。とはいえ、大学3年生の終わりごろになってようやく自分は何をすべきか、実家のお寺で何ができるのかを考え始めました。社会に携われることを自分の中で探したいなと。そう探っていくうちに、お寺を現代のニーズにマッチした場所に変えていきたいと思い始めたんです。
※インタビューは2017年5月

なぜDIVE INTO CODEに入校しようと思ったのですか。

長いこと“宗教離れ”と言われ続けていると思いますし、実際どんどん人が離れているのを感じています。そこで僕は、実家のお寺でITを通して何かできないかと考えたんです。考えた末の結論が、そのために必要なのはプログラミングの技術だということでした。
学生時代もプログラミングは独学で少し勉強をしたこともあったのですが、個人ではやはり限界があって……。1カ月ほど他校のプログラミングスクールに通ってみたのですがあまり実務的なことを学ぶことができなかったんですね。

このままではダメだと改めて学び場所の情報を集めていた中で、DIVE INTO CODEスタッフのブログを知り無料説明会に参加しました。その際に教室の様子を拝見させていただいて、以前通っていたスクールにはない受講生同士のつながりや、メンターの方との関係性に感銘を受けたのがDIVE INTO CODEに入校する決め手となりました。

その入校の決め手となった”人と人との関係性”とはどのようなものですか。

たとえば受講生の方が「この部分が分からないのですが」と質問すると、メンターの方ばかりでなく、その答えが分かる受講生が教えてあげている。そういった関係性が素晴らしいなと感じました。
実際に、DIVE INTO CODEでは〇期生などのグループ単位で授業が行われています。そこでコミュニケーションを取ることができるので「どこまで進んでいる?」「つまずいていない?」とお互いを気遣い励ましあったり、プログラミングについて話し合ったりすることも出来ました。

さらに卒業生たちとの交流も盛んなので悩みを相談することも出来ますし、実際に活躍されている方の話も聞くことができ、このコミュニティを活用することで自身のやりたいことにどんどん近づいているなと感じることができるんです。

https://gyazo.com/b05e5f06dd297279878c8f8367b6254c

松本さんは即戦力コース(6カ月)を4カ月弱で卒業されました。学習をしていく中で苦労されたことはありますか。

とにかく入校当初は新しいことばかりでわからないことだらけでした。それがしんどくてしどくて(苦笑)。まずその最初の壁をぶち壊すのに苦労しましたね。というのも、テキストにならってコードを書いていたつもりなのに、エラーが頻繁に起きてしまうんです。そのエラーに毎回向き合うのがつらかった。でもエラーがなぜ起こったのか、自分はどこをどう間違えたのかを探っていくうちに、逆にわからない箇所を発見することが面白くなってきたんです。そこからはどんどん学びたい! という気持ちが強くなりました。その頃は大学4年生で時間が有り余っていたこともあり1日6~7時間は勉強の時間に充てていましたね。

オンラインでの受講も経験されていたそうですね。

はい。どうしても実家に戻らなくてはいけないことがあり、1カ月ほどオンライン上での受講をお願いしました。教室で学ぶときのようにすぐに質問することができず、さらに自身がつまずいた箇所を明確に伝えることの難しさを痛感しました。でも、オンライン上でメンターの方に質問をするにあたり、自分がどの部分のどこを理解していないのかを見つめ直すことができたのは大きな収穫でしたね。自分の弱点や理解していない部分、そしてどうしたらそれらを解決できるかをしっかりと考える時間ができましたから。

https://gyazo.com/8c91e85bcff4da56d51f4484f54ef738

DIVE INTO CODEを卒業されて良かったこと。今後の目標を教えてください。

分からないことがあってもそれを後回しにせず、徹底的に調べ上げる。それでもわからなければメンターの方などに質問をし、最終的に自分なりの考えで落とし込んでいく。こういった苦しい作業を繰り返すことで自分のやりたい目標、道がさらに明確化してきたなと感じています。それから、ただカリキュラムをこなすのではなく、受講生らコミュニティ単位で一緒に学び、一緒に何かを作り上げていくという経験ができたことはとても大きいですね。

実家のお寺で本格的に僧侶の修行が始まるのは2年後です。現在はDIVE INTO CODEで教育メンターとして受講生の方々にプログラミングを教える立場ではありますが、自身もまだまだ勉強中。お寺で地域の方々にコミュニティの一環としてプログラミング教室を開いたり、インターネットを通じて広報活動もしていくという目標を実現するため、日々精進しています。

これからDIVE INTO CODEへの入校を検討している方へ、またすでに学んでいる方へメッセージをお願いします。

まず、自分がどうしてプログラミングを学びたいのか。そのためにはどう進んでいけば成し遂げることができるのか、といったプロセスを自分なりに組み立てていくこと。そして、この努力はこの先に決して無駄にならないと信じて取り組んでいくことが大切かなと思います。もちろんプログラミングを学び始めてからは、自分に何ができるんだろうという不安も出てくるでしょう。

でも、個人の力だけでは難しいこともDIVE INTO CODEのコミュニティが手を差し伸べてくれることも往々にしてあります。卒業したあとも転職についてのサポートがありますし懇親会なども開催されています。ただ学ぶ・ただ卒業をして終わりなのではなく、さまざまな出口が用意されています。DIVE INTO CODEは学ぶだけでなく、人とのつながりを通して自身を成長してくれるスクールだと思います。

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